とある事情で現在読めない漫画って結構あります。 ジャンプのような週刊誌は、なかなかバックナンバーをさかのぼれませんし(さかのぼれても3年前くらいまで)、出版会社が倒産して発売中止になってたり、昔はよかったけど今は使えない放送禁止用語をつかっていて発売中止もしくは表現がマイルドになってたりと。 「あの漫画が読みたい・・・。」 そんなときに大変心強い場所があります。しかも無料で読めるときたもんだ!
2013年8月26日、米国の電子書籍ベンダOverDrive社が、図書館の電子書籍サービスの利用者を対象に行った調査の結果を公開しました。この調査結果は2013年8月1日から4日にかけて開催されたOverDrive社のユーザカンファレンスで発表されたもので、今回一般向けに公開されました。 調査は2013年春に行われ、電子書籍サービスの利用者70,000人を対象としています。回答者のうち77%が女性で、59%は40~64歳、41%が高等教育を受けた経験があり、65%以上は世帯収入が5万ドルを超えていました。 主な結果として、回答者の51%が図書館の電子書籍サービスに週に1回はアクセスし、残りのうち30%も月に1回はアクセスしている一方で、35%の回答者は図書館に足を運ぶ頻度が月1回未満であったことや、回答者の62%は電子書籍サービスにアクセスする際には特定の本を借りることが目的であったこと等
太平洋の亀裂から怪獣が現れて人類を襲うようになる。人類は、イェーガーというロボットを開発してこれを迎撃する。 主人公のローリーは、兄と共に第三世代イェーガー、ジプシー・デンジャーのパイロットをしていた。 ところが、アラスカ沖に現れた怪獣ナイフヘッドとの戦いで、兄が命を落とす。死ぬ直前まで、ドリフトシステムで兄と神経の繋がっていたローリーは、イェーガーパイロットを引退する。 5年後。イェーガー計画の予算は削られ、沿岸部における壁の建築が進められていた。ペントコスト司令官は、怪獣に対する最後の攻勢をかけるため、壁の建築現場で人夫として働くローリーを呼び戻す。 香港に集められたのは、人類にかろうじて残された4機のイェーガーとパイロットたち オーストラリアから、唯一の第五世代、ストライカー・エウレカとハンセン親子 中国から、3本腕のクリムゾン・タイフーンとタン3兄弟 ロシアから、第一世代最後の生き
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日時: 2013年8月31日(土)16:00-18:00(開場15:30) 会場: 龍谷大学大宮キャンパス南黌105教室 プログラム: 16時〜17時 漢那憲治龍谷大学教授基調講演「教育への学校図書館統合の問題と障害について −沖縄の学校図書館の歩みのケ−スから−」 17時〜17時半 質疑応答 17時半〜18時 家城清美先生『私の学校図書館半生記〜司書として、司書教諭として〜』 出版について その他: 18時〜 京都駅近くで、出版をお祝いする夕食会を開催。 当日『私の学校図書館半生記』を販売。欠席者で送付者は頒布価格2,000円で送付可能。 問合先: 中村百合子(E-mail:yurikon☆rikkyo.ac.jp(☆を@に変えてください) 情報元: 日本図書館協会メールマガジン 詳細HP: http://d.hatena.ne.jp/to-yurikon/20130810/137612
慶應義塾大学では2007年7月に米Google と提携し、慶應義塾大学図書館の蔵書約430 万冊のうち、著作権保護期間が切れたり、権利関係が明確になっている書籍約12万冊を対象に電子化を進めると発表。 2010年には国内出版社の協力を得て「電子書籍利用実験」を開始、そして2012年にはウィングを広げて他大学と連携し「大学図書館電子学術書共同実証実験」(以下、共同実験)をスタートさせるなど、国内における電子書籍利用の促進、また和書コンテンツを増やす取組みなど積極的に取り組んでいます。 そして、共同実験では約900 タイトルの和書コンテンツを電子化し、出版社とのやり取りや各大学との利用実験を進めていますが、中心になって進めていただいている入江氏に取組みの意味と未来について熱く語っていただきたいと思います。 質疑応答の時間を多めに確保したいと思いますので、皆様からの積極的な質問を期待しています。
試験日程: 2013年11月24日(日)13:15 〜15:15(試験時間90分) 試験会場(予定): *大阪会場:関西大学天六キャンパス 阪急電鉄,地下鉄堺筋線・谷町線「天神橋筋六丁目」駅下車,北へ徒歩5分 *京都会場:大谷大学京都・本部キャンパス 京都市営地下鉄烏丸線「北大路」駅,徒歩1分 ※他に、東京会場、つくば会場、名古屋会場、博多会場があり。 受験料: 3000円 (団体受験:2500円) 事前に郵便局での振込が必要。 主催: 日本図書館情報学会図書館情報学教育特別委員会,業務委託:情報科学技術協会(INFOSTA) 目的: 大学の司書課程などで学んだ図書館情報学の知識を問い,将来図書館司書・情報専門職に就くために求められる資質の向上を目指すとともに,既に図書館や情報部門に勤務する人の能力確認に役立つことを目的とします。 受験対象: ◦大学(通信制大学も含む)・短期大学で司書課程
日 時: 平成25年9月13日(金)午後1時30分〜4時 場 所: 京都府立総合資料館 2・4階会議室 京都市営地下鉄烏丸線 北山駅下車 1番出口すぐ テーマ: 東寺百合文書デジタル化事業について 報告者: 岡本輶明氏(京都府立総合資料館歴史資料課) 内 容: 京都府立総合資料館が所蔵する東寺百合文書は、およそ1万8千点を超える膨大な古文書の集積であり、日本中世史研究の基礎資料として、現在は国宝に指定されている。 これまでデジタル化は進んでいなかったが、平成24年度に全体の約3分の1弱にあたる5,500点程度についてデジタル化事業を実施した。さらに25年度については残る約13,200点について高精細なデジタルカラー画像データの作成を行う予定である。 本事業の趣旨・目的をはじめ、今後の利活用の方向性について、担当者から報告する。 主催: 全国歴史資料保存利用機関連絡協議会 詳細HP: htt
2013年8月16日、英国研究図書館コンソーシアム(RLUK)が欧州図書館(The European Library:TEL)に参加したことを公表しました。この提携により、RLUK参加館のデータがTELのポータルサイトで利用できるようになるとのことです。 RLUK joins The European Library (RLUK 2013/8/16) http://www.rluk.ac.uk/content/rluk-joins-european-library Research Libraries UK (RLUK) Joins The European Library (TEL 2013/8/16) http://www.theeuropeanlibrary.org/tel4/newsitem/2450 参考: 欧州図書館(TEL)、欧州46か国の国立・大学図書館のオンラインリソース
2013年8月16日、OCLCの研究開発部門であるOCLC Researchが、“Social Media and Archives: A Survey of Archive Users”と題するレポートを公表しています。このレポートは、OCLCが提供するアーカイブ検索サービス “ArchiveGrid” のようなシステムに関する情報を、研究者がどのように得るか、また、アーカイブ研究において、ソーシャルメディアやレビュー等のユーザー参加のサービスが果たす役割について知るため、アーカイブの利用者へ行った調査の結果を報告したものとのことです。 Social Media and Archives report details habits and preferences of archival researchers (OCLC research 2013/8/16) http://www.oc
2013年8月18日、国際図書館連盟(IFLA)が、年次大会において、トレンドレポート(Trend Report)を公表しました。このレポートは、2011年12月にIFLAの運営理事会(Governing Board)が運営委員会を設置し、専門家等による協議の結果、作成されたものとのことです。全てのステークホルダーがデジタル時代における図書館の役割をより理解できるように手助けするための、有益な資料を、図書館員等に提示するものとしています。 大きく5つにまとめられたトレンドの簡略情報が、8月14日に公開されたトレンド1から順次提供されていました。 IFLA Trend Report http://trends.ifla.org/ Trend Report http://www.ifla.org/strategic-plan/key-initiatives/digital-content/tr
College & Research Libraries(C&RL)誌が”Who Publishes in Top-Tier Science Journals? An Analysis by Faculty Status and Tenure”と題する論文のプレプリントを公開しました(2013年7月受理、2014年11月出版予定)。執筆者は米国のブリガムヤング大学のQuinn Galbraith氏らです。 影響力の大きい23の図書館学雑誌を選び、それらの雑誌で論文を発表している執筆者の地位や経歴を分析した調査報告とのことです。調査の結果、76%の学術図書館員が、教員の立場にあったとしています。 Who Publishes in Top-Tier Science Journals? An Analysis by Faculty Status and Tenure(C&RL) http://c
公益財団法人サントリー文化財団が、「第35回サントリー地域文化賞」を決定し、公表しています。受賞5団体に、滋賀県長浜市の“江北図書館”が含まれています。 江北図書館は、杉野文弥氏が設立した「杉野文庫」を前身として明治40年に財団法人江北図書館として開館した私立図書館です。受賞理由では、「個人の志によって作られ、100年以上にわたって地域で守り続けた私立図書館は、全国的にも稀有なものであり、地域の文化遺産として高く評価された。」と評価されています。 第35回 サントリー地域文化賞決定 (Suntory、2013/8/9付け) http://www.suntory.co.jp/news/2013/11858.html サントリー地域文化賞:県最古「江北図書館」に−−長浜 /滋賀(毎日新聞 2013/8/19付け) http://mainichi.jp/feature/news/20130819
2013年8月13日、米国のペンシルバニア州立大学が、同大学が所蔵する米国サンボーン社が製作した火災保険地図の目録作業とデジタル化作業を完了したと発表しました。 サンボーン社の地図は、本来は保険会社が補償責任の潜在リスクを算定するために作成されたものですが、建築物の土地専有面積や建材、高さ、使用目的等を示しており、様々な分野の研究者により利用されてきたとのことです。同大学が所蔵する19世紀後半から20世紀前半のペンシルバニア州の地図31,036枚のうち、1923年より前に出版され、オンラインで利用可能な地図は、ペンシルバニア州の地名のアルファベット順索引で提供されています。 New online resource excites genealogists, urban planners, and others http://news.psu.edu/story/284168/2013/08
国立国会図書館調査及び立法考査局が、刊行物『レファレンス』No.751号(2013年8月)をウェブサイトに公開しています。このうち、高齢者への図書館サービスに関する記事として、“「超高齢社会」における高齢者の学習支援の課題”が掲載されています。 江澤和雄 「超高齢社会」における高齢者の学習支援の課題 (PDF, 30ページ) http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8276393_po_075101.pdf?contentNo=1 『レファレンス』2013年刊行記事掲載ページ http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/2013/index.html
2013年8月19日、英国国立公文書館(TNA)は国立鉄道博物館(National Railway Museum)と協力し、この2世紀で鉄道がもたらした人々の生活の変化の歴史を図で示すオンライン資料‘All change!’ を公表しました。‘All change!’は、鉄道の歴史資料へのアクセスを拡大するために、ビデオや写真、ビジュアル化したデータを用い、TNAと国立鉄道博物館の鉄道コレクションを集めて製作されたとのことです。 ‘All change!’- Charting 200 years of railway history (TNA 2013/8/19) http://www.nationalarchives.gov.uk/news/868.htm?news=rss ‘All change!’on Britain’s railways (TNA) http://www.natio
2013年11月16日-17日に、田原市制施行10周年記念事業として、“まちほん~田原まちじゅう本想い~”が開催されるとのことです。本想い人(本が好きな人、本に関わる人)による、本想い人のためのイベントとのことで、各地で行われている“ブクブク交換”や“一箱古本市”などのイベントを合わせたものとなっているようです。 まちほん~田原まちじゅう本想い~ 協力者募集 http://www.city.tahara.aichi.jp/section/library/info/machihon2013.html ブクブク交換が、田原図書館で開催が決定しました。 http://bukubuku.net/?p=495 ブクブク交換ってなぁに?(まちほんのプレイベント、2013/8/21開催) http://www.city.tahara.aichi.jp/section/library/info/bukub
米国のミネソタ大学図書館が、歴史的地図と現在の地図を使って、ミネソタ大学キャンパスの歴史を示すウェブアプリケーション”Campus History”を公表しました。このアプリケーションはJohn R. Borchert Map Library 及びUniversity of Minnesota Archivesとの協力で作成され、150年以上にわたってキャンパスが変化していく様子を見ることができるとのことです。 CAMPUS HISTORY https://www.lib.umn.edu/campushistory Campus History application is just plain fun (University of Minnesota 2013/8/18) http://www.continuum.umn.edu/2013/08/campus-history-applic
先日、米国の図書館員を風刺していろいろなレゴ図書館員を作成した米国の図書館員Joe Hardenbrook氏が、これらを使い、レゴ図書館を作成したとのことです。多様な利用者が来館している様子、ニワトリの着ぐるみを着た図書館員が子どもたちに読み聞かせをしている様子、“Fifty Shades of Grey”の予約が30件あることを利用者に伝えている様子、居眠りをしている利用者をパトロールの人が起こしている様子など、米国の公共図書館のシーンの再現を試みたようです。 なお、各所で取り上げられるなど評判となった“レゴ図書館員”に関する記事ですが、Hardenbrook氏は、ブログでレゴ図書館員に関する記事を書くのはこれが最後、としています。 The Library in Lego Form (aka the absolute last post I will write about Lego l
トルコのAyvacık地方にあるSivrice灯台の中に設立された図書館についての記事が、トルコの新聞であるHurriyet Daily Newsに掲載されています。 記事によると、この灯台図書館は、Istanbul Medipol Universityの法学部に所属する教員であるYucel Sayman氏が、5年前にトルコのGeneral Directorate of Coastal Safety(沿岸の安全を守る行政組織)から10年契約で借り、図書館として改造したものとのことです。Sayman氏は世界中から灯台に関する図書や切手、絵葉書を収集し、現在約900冊の図書を所蔵しているとのことです。Sayman氏はこの灯台図書館は船員に関する重要なインフォメーションセンターであるとし、研究者が来ることを望んでいます。しかし、これまで研究者は数人しか訪れていないそうです。 また、Sayman氏
国立情報学研究所(NII)が、学術認証フェデレーション(学認)で、山形大学からの申請に基づき、同大学が発行するオンラインIDとそのIDを用いた認証の信頼性についての認定を行ったことをアナウンスしています。その結果は、既に米国のOpen Identity Exchange(OIX)の確認を経て、OIXの認定済みID提供機関のリストに登録されたとのことです。 なおOIXの認定済みID提供機関は、山形大学がGoogle、Paypal、VeriSignなどに続いて7番目であり、アジアにおいては初めての事例であるとのことです。 山形大学を信頼性のあるオンラインID発行機関第1号として学認が認定 ~米国でも通用するアジア初のオンラインID発行機関に~(NII, 2013/08/20) http://www.nii.ac.jp/news/2013/0821 ONIXの認定済みID提供機関 http://
2013年8月19日、Googleは、広島平和記念資料館と長崎原爆資料館と協力し、両館が所蔵する原爆に関する資料を「Google 歴史アーカイブ」で公開しました。 Google歴史アーカイブは、20世紀の歴史的瞬間を物語る写真や文書、動画などの様々な資料を所蔵する資料館とGoogleが協力し、時間や国境に関係なく世界中の利用者が、これらの重要な史料にアクセスできるようにするプロジェクトとのことです。今回、広島平和記念資料館、長崎原爆資料館の展示が加わり、日本の歴史的資料が初めて「Google 歴史アーカイブ」で利用できるようになったとのことです。 Google 歴史アーカイブ http://www.google.com/culturalinstitute/home?hl=ja 原爆の歴史を語り継ぐ―Google歴史アーカイブ本日公開(Google Japan 2013/8/19付けの記事)
2013年7月17日、米国のメリーランド大学図書館が、フランス革命期のパンフレットデジタル化プロジェクトに参加すると発表しています。 このプロジェクトは、全米人文科学基金(NEH)から1年間の助成を受けて行われるもので、米国とフランスに眠っているフランス革命期のパンフレットコレクションの実態把握と保存、そしてオンラインアクセスのために実施されるものです。プロジェクトパートナーには、フランス国立図書館、ニューベリー図書館、ジョンズホプキンス大学、ブリガムヤング大学等の、10機関が加わっています。 メリーランド大学には、1788年から1804年までの約12,000点のパンフレットコレクションがあり、刊行当時はポピュラーなものだったそうですが、今日、適切なカタロギング等を行わないと研究者の利用は難しいものとなっているとのことです。 University of Maryland joins eli
著作権切れの作品をインターネット上で無償公開する電子図書館「青空文庫」の呼びかけ人のひとりである富田倫生氏が、2013年8月16日、肝臓がんのため亡くなりました。享年61歳でした。葬儀・告別式は近親者のみで行われ、後日お別れ会を開く予定とのことです。 富田氏は1952年広島市の生まれで、編集プロダクションに務めたのち、1997年に「青空文庫」を他の呼びかけ人とともに立ち上げました。富田氏は、著作権保護期間を現在の50年から延長しようという動きに対し反対運動を続け、その間も「青空文庫」の拡大に尽力された人物です。 青空文庫は、8月16日に、富田氏が1997年に出版した『本の未来』を公開しています。 そらもよう (2013/8/17付けの記事に富田氏の訃報の記事があります) http://www.aozora.gr.jp/soramoyou/soramoyouindex.html 富田倫生のペ
Serials Reviewの論文“Providing Alumni Access to Electronic Resources”が、2013年8月19日に、Articles in Pressとしてオンライン版で提供が開始されています。執筆者は、米エロン大学のDianne E. Ford氏とデューク大学のNancy J. Gibbs氏の二人です。論文の内容は、両大学で実施されている/実施に向けた準備が進められている、卒業生向けの電子リソース提供サービスについて、他大学の参考となるように、実践までの7つのステップをまとめたものとのことです。 Dianne E. Ford, Nancy J. Gibbs. Providing Alumni Access to Electronic Resources. Serials Review, Available online 19 August 20
2013年8月19日、人文・社会科学・美術系研究者等のための国際コンソーシアムH-Netが、かねてより運営している学術コミュニケーションのための掲示板・メーリングリストのプラットフォームを、“H-Net Commons”へ移行させると発表しました。この移行は、過去20年のH-Netの歩みの中で最も重大な変化であるとされ、移行プロセスはこれまで既に数か月にわたって行われているようです。 この“コモンズ”では、従来通り学問的な中立性とオープンアクセスを基調としながらも、参加している研究者が、ドキュメントやリンク、画像や動画・音声について、ディスカッションできる空間やブログ等で、レビューしたり、共有できたりするようです。これまで通りEメールやRSSフィードでの情報収集が可能で、さらに個人の関心のある情報をワンストップでまとめて見ることのできる“MyHNet”という個人アカウントのページも用意され
2013年7月に開館1周年を迎えた伊丹市立図書館「ことば蔵」が、伊丹市の郷土紙『伊丹公論』を73年ぶりに復刊させたとのことです。 『伊丹公論』は、「ことば蔵」が開館する100年前に地域に私設図書館を開設した小林杖吉氏が、1936年1月に創刊したもので、1940年11月に終刊するまで、計19号を発刊していたとのことです。 今回、これを引き継ぐ形で、20号から復刊させたとのことです。 「伊丹公論」73年ぶり復刊 市立図書館、年4回発行へ 兵庫(産経新聞、2013/8/8付け) http://sankei.jp.msn.com/region/news/130808/hyg13080802340001-n1.htm 伊丹公論:昭和初期、4年間発刊の郷土紙 73年ぶり復活 「ことば蔵」が編集 /兵庫(毎日新聞、2013/8/9付け) http://mainichi.jp/area/hyogo/new
日本レコード協会が、東日本大震災の津波により被災し、その際全ての音楽CDも流出する被害のあった陸前高田市立図書館に、音楽CD500枚を寄贈したとのことです。8月20日に贈呈式が実施されています。 日本レコード協会のレコード寄贈事業は、今年で51年目を迎える事業で、今年度の被災地復興支援としては、東日本大震災被災地の臨時災害FM局、福島・岩手・宮城の社会福祉協議会や老人クラブ連合会などに音楽CDを寄贈してきたとのことです。 レコード寄贈事業 岩手県陸前高田市立図書館にて贈呈式を実施(日本レコード協会、プレスリリース、2013/8/21付け) http://www.riaj.or.jp/release/2013/pr130821.html レコ協岩手県陸前高田市立図書館でレコード寄贈贈呈式を実施、約500枚を寄贈 http://www.musicman-net.com/business/282
誰しも幼い時に近くの図書館で大好きな本を借りた記憶があるはず、だとすれば、図書館で本を借りたその時を写真におさめるのは素敵なことなのでは――ニューヨーク公共図書館(NYPL)が、このような考えから利用者が「自分撮り」をするためのブース“Photo Booth”を設置したと発表しています。2013年8月12日の記事でNYPLが紹介しています。 記事によると、ブースは2か所に設置され、1つは、中央館とも言えるシュワルツマン館のAstor Hallに、もう1つがミッド・マンハッタン図書館のエントランス近くに設置されたとのことです。ブースでは、撮影前に、NYPLへの来館理由(本を借りに来た、あるいは、勉強しに来た等)とどこから来たのか(ブロンクス、ブルックリン等)をオプションで選択可能となっており、撮影した写真は設定されたアドレスに届くようになっています。 設置から数週間で、既に1,900人以上の
EPOCH TIMESに、“Libraries Without Librarians?”と題する記事が掲載されています。 記事では、冒頭、中学時代にいじめにあっていたというChristian Zabriskie氏(現在、公共図書館員)が、学校図書館の司書に、好奇心を持つことや考えをまとめることなどを教えられたとのエピソードを紹介し、氏が受けたようなサポートはもう受けられないかもしれないとした上で、ニューヨーク市における学校図書館司書をめぐる動きを何名かの図書館関係者のコメントを交えて報じています。 記事では、以下のような点が紹介されています。 ・州が全ての中学校(secondary school)で司書を雇用するよう規定しているが、2008年以降、市の公立学校の図書館司書は減ってきている。中学校の半分以上の図書館に司書がいない。 ・市のDepartment of Educationが(DO
2013年8月21日、文部科学省が、「学修環境充実のための学術情報基盤の整備について(審議まとめ)」を公表しました。 「学修環境充実のための学術情報基盤の整備について(審議まとめ)」について (PDF) http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/08/__icsFiles/afieldfile/2013/08/21/1338778_1.pdf 学修環境充実のための学術情報基盤の整備について(審議まとめ) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu4/031/houkoku/1338888.htm 「学修環境充実のための学術情報基盤の整備について(審議まとめ)」について (文部科学省 2013/8/21付けの記事) http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/25/08
USA Today紙が、米国の空港における図書館サービスの動きに関する記事“Nothing to read? Airport libraries to the rescue”を掲載しています。この中で、1962年に、ナシュビル公共図書館がナシュビル国際空港に設置した閲覧室の写真を掲載しています。この図書館は、米国の空港(municipal airport)に設置されたものとしては、最初のものとのことです。写真は、ナシュビル公共図書館の特別コレクションとして所蔵されているものであり、また、この図書館については同国際空港の75周年史の中でも言及されているとのことです。 なお、記事自体は、2013年7月26日付けのLibrary Journal誌に掲載された情報をベースにしており、サンフランシスコ国際空港の図書館、フォートローダーデール・ハリウッド国際空港のQRコードを使った電子書籍貸出システム
2013年8月17日から開催されている世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会において、8月22日のクロージングセッションが行われ、Best IFLA Poster 2013が発表されました。 Shiho Suzuki(鈴木史穂)氏による「The Librarians of Fukushima」が、Best IFLA Poster 2013を受賞しました。このポスターは、東日本大震災後に受けた支援に対する感謝の気持ちや、“私たち”が復興に向けて歩き続けていることを伝え、福島の図書館員を似顔絵とともに紹介したものです。 Honours and Awards at the Closing Session http://express.ifla.org/node/6141 ※ポスターの写真の掲載あり。
南カリフォルニア大学図書館が、米国デジタル公共図書館(DPLA)のコンテンツ・ハブとなったのことです。DPLAが2013年8月22日付けのニュースとして公表しています。既に南カリフォルニア大学図書館のデジタルコンテンツは、DPLAより利用できるようになっているようです。 DPLAのコンテンツ・ハブとなるには、25万件以上のメタデータを保有することなどが条件となっており、現時点では、南カリフォルニア大学のほか、以下がコンテンツ・ハブとなっています。 ARTstor、Biodiversity Heritage Library David Rumsey Map Collection The Harvard Library HathiTrust Digital Library National Archives and Records Administration New York Public
ノースカロライナ大学チャペルヒル校の研究者が、Digital Humanities Toolkit(別名DH Press)という、ウェブサイト構築ツール(オープンソースソフトウェア)を公開しています。 DH Pressは、歴史学者等が、WorldPressのプラットフォーム上で、デジタル人文学で取り扱う様々な資料(地図、画像、手稿、マルチメディアコンテンツ等)を容易にマッシュアップすることができるようにしたもの、とのことです。 デモの動画も公開されています。 UNC Develops Online Tool For Mapping History(2013/8/21付け) http://wunc.org/post/unc-develops-online-tool-mapping-history デモの動画 http://dhpress.org/ ダウンロード画面 http://dhpres
国際図書館連盟(IFLA)年次大会のクロージングセッションにおいて、2015年の世界図書館情報会議(WLIC)・IFLA年次大会が、南アフリカのケープタウンで開催されることが発表されました。 IFLA WLIC 2015 = Cape Town, South Africa!!!! http://express.ifla.org/node/6142 Future Congresses http://conference.ifla.org/future-congresses ※2019年までの開催地域が掲載されています。 参考: 2014年の世界図書館情報会議(WLIC)・国際図書館連盟(IFLA)年次大会はフランス・リヨンで開催 Posted 2012年8月22日 http://current.ndl.go.jp/node/21667
米国カリフォルニア州の14歳の少年、Micah OhanianさんとEvan Rayderさんが、25,000個以上のレゴブロックを使用して、9月完成予定の新しいサンディエゴ中央図書館のレゴ模型を製作しています。 Ohanianさん達は250時間以上かけてこの模型を製作し、実際の図書館の建築資金のための募金活動に貢献しています。サンディエゴ公共図書館のウェブサイトによると、100ドル以上の寄付を行うことで、レゴ模型図書館の中にレゴフィギュアを置くことができるとのことです。フェイスブックではレゴ模型図書館の製作過程を見ることもできます。 サンディエゴ中央図書館は9月28日にオープニングセレモニーの開催を予定しており、レゴ模型図書館は実際の図書館の中に飾られるとのことです。 LEGO Library a Homage to the New Center for Learning (San Di
2013年9月29日、東北大学史料館が、創立50周年記念講演会「『大学アーカイブズ』とこれからの大学」を開催します。講演会では、寺﨑昌男氏(東京大学名誉教授)による基調講演と、寺﨑氏、西山伸(京都大学大学文書館)氏、森本祥子(東京大学史史料室)氏、そして永田英明(東北大学史料館)氏の4名によるパネルディスカッションが予定されています。 なお、参加にあたっては事前に申込みが必要となっています。 東北大学史料館 創立 50 周年記念講演会「大学アーカイブズ」とこれからの大学 (PDF) http://www2.archives.tohoku.ac.jp/joho/koen.pdf 【ご案内】東北大学史料館創立50周年記念講演会のお知らせ(9/29開催) (東北大学 2013/8/23付けの記事) http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2013/08/event201
2013年8月26日、Ithaka S+Rが、高等教育機関や図書館、文化遺産機関で働くデジタルプロジェクトのリーダーを対象にした、“Sustaining Digital Resources Training Course”という研修コースを提供すると発表しています。 この研修コースは、永続的なデジタルプリソースの運営のための実践的なスキルを提供することが目的とされています。実施時期は2014年1月を予定しており、9月30日まで参加者が募集されています。 Ithaka S+R announced a new Sustaining Digital Resources Training Course (Ithaka S+R 2013/8/26付けの記事) http://www.sr.ithaka.org/news/ithaka-sr-announced-new-sustaining-digita
鳥取県の米子市立図書館は2013年8月17日にリニューアルオープンしましたが、同館に「鳥取県立図書館ビジネス図書コーナー」が開設されたとのことです。米子市立図書館のビジネス支援コーナーの一角に、鳥取県立図書館が所蔵する業界情報資料などの基本図書を常置するというもので、貸出も実施しているようです。 鳥取県立図書館のウェブサイトによると、これまで県立図書館まで遠くて足を運ぶことがなかなかできなかった鳥取県中西部の人の利便性を高めるため、米子市立図書館とタイアップして様々な取組みを展開するとのことで、今回の取組みはその一環として開始したようです。 米子市立図書館に鳥取県立図書館のビジネス支援コーナーができました(鳥取県立図書館、2013/8/22付け) http://www.library.pref.tottori.jp/hp/menu000002300/hpg000002296.htm ビジネ
病院に行ったところ、首の捻挫のようなものだったらしく、そこから痛みが背中に来たようです。とりあえず、当面は投薬治療で様子を見ることになりました。 幸いたいしたこともなく、順調に回復してきました。 きょーこが生まれてから2週間あまり、ちょっと気が抜けてダメージが出てきたのでしょうか。 今日は、先日のエントリーに続いて、ダイトケン全国大会@つくばの報告です。今回は、大会2〜3日目(最終日)について、報告します。 2日目は、分科会の日です。午前・午後に各5本の分科会が開催され、それぞれ自分の関心ある分科会に参加します。 また、3日目はオープン・シンポジウム「アクティブ・ラーニングとは何か」が開催されました。 すべてを詳しく報告するのは難しいですので、2日目午後に自分が担当開催したソーシャルメディア分科会を中心に、レポートしたいと思います。他の部分は触れる程度ですが、ご容赦ください。 午前中は、デ
人前で話すということは、とてもいい勉強になるし、気づきもある。機会があったら、どんどんチャレンジするべき。 自分のミッションを実現する機会を頂けるというのは、本当に嬉しいこと。講演を通じ、図書館の魅力を伝え、新しい出会いを生めたことは、自分が掲げたミッションそのもの。 講師は、時間コントロールも非常に重要。時間オーバーすれば、後の予定が全て狂うことを自覚すべき。 (今回私は、あろうことか8分オーバー!こんな時間オーバーは、二度と許されないと自戒) 今回私は、「図書館員のスキルアップ × マイ・ミッション × セルフブランディング」と題して、お話してきました。内容については、スライドをご覧ください。 本番で使用したスライドから、所属を省くなど一部改訂しています。また、Slideshareにアップロードした際に、一部改行などがずれて見にくくなっていますが、ご容赦ください。 ●良かったと思えるこ
今よりもうちょっとだけ頑張りたいライブラリアンの皆さんに、「明るく楽しく前向きに」なってもらえるよう、応援するブログです。 井上昌彦@空手家図書館員は、このブログを通じマイ・ビジョン「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」の実現を目指しています。 (旧「空手家小学生の闘病記」も収録。10万人に一人の小児脳腫瘍と明るく強く闘った、最愛の娘・れいこと井上家の闘病記)
自分が所属する図書館をtwitterでエゴサーチしていたところ、お知らせがあまり拡散されていないなぁと感じ、本当にいまさらな話ですが、図書館のお知らせのページにソーシャルボタン(Twitter、Facebook、はてブなどで共有するためのボタン、下記参照)が設置されていないことに気づきました。 ちなみに他の大学はどうなってるんだろうと思い、ざくっと調べてみたところ、割と多くの大学図書館のウェブサイトのお知らせで、そういったボタンが設置されていませんでした。(自分が見た範囲では一橋大学さんとお茶の水女子さんは設置されていました。ぱちぱち。*1) いまさらその有用性をとりあげるまでもないかと思いますが、やっぱり、お知らせを見た学生さんが「これはSNSに流したい」と思っても、そういったボタンが用意されていないと「めんどうくさいからいいや」になってしまうのではないかと思います。 下記リンクのブログ
「デジタル人文学」という領域 このたび、勉誠出版から刊行されている『デジタル人文学のすすめ』という本をいただいた。 デジタル人文学のすすめ 作者: 楊暁捷,小松和彦,荒木浩出版社/メーカー: 勉誠出版発売日: 2013/08/01メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (2件) を見る 帯にはこうある。「人文学の未来を考える デジタル技術と人文学との出会いは、いったい何をもたらしたのか――われわれはいま何を考え、どのように行動すべきなのか――」 とっても壮大で、いい。 本書では、デジタル技術と人文学を融合させた「デジタル人文学」(Digital Humanities)について「現在の立ち位置を確認し、さらなる発展のための思考の拠り所を提供すること」(16頁)を課題にしているという。 デジタル人文学自体が耳慣れない言葉かもしれないが、カレント・アウェアネスなどではすでに「デジ
機会があったので、宮城県の多賀城市立図書館*1に行ってきた。武雄市に続いてCCCがプロデュースすると話題になっている*2ところだが、やはり現在の状況は見てみないことには分からない。以下は8月某日、いち利用者としての訪問レポート。記憶違いがあればご容赦。時間の都合上、本館しか訪問できなかった。 周辺環境 最寄りはJRの多賀城駅。駅内の観光案内所に入ると、観光案内パンフに交じって図書館だよりが置かれ、返却ポストもあった*3。駅の北側から出て、歩く。かなり起伏の多い地形で、距離の割に歩くのが大変だ。図書館のホームページでは駅から徒歩20分とあったが*4、寄り道したので30分ほどかかった。8月の日盛りだったため、歩行者にはあまり会わない。 図書館の案内板が出ているところで、2車線の車道から中央線のない道へ入り、坂道を上る。近くに市民プールの看板も見える。坂道の周りは住宅街。左側には保育園。坂を上り
以前,「CiNii Books APIで所蔵館数が出力されない件など」という記事を書きました.CiNii Booksのデータを使って「ウィルキン・グラフ」というものを描いてみたいんだけど,CiNii BooksのAPIでは所蔵館数が出力されないのでどうしよっかな[*1],というものでした. その後の展開として,7月にCiNii Books APIが改修され,所蔵館数が出力されるようになっていました(OpenSearchおよびRDFの両方が対象.<cinii:ownerCount>という項目として出力).それから1か月あまり放置してしまっていたんですが,ここのところ別件でCiNii Booksのデータばかりいじっていたこともあり(そちらは一段落),その勢いのまま件のグラフを描いてみることにしました. グラフを描いてみる まずは自分とこの図書館を対象としてみました.CiNii Booksを,
名古屋大学さんで開かれた職員向け研修「知る・識るワークショップ」(2013.8.23)に講師として参加してきました。そのことにからんでちょっと書きます。 このワークショップは、名古屋大学の大学職員をメインターゲットにした研修企画で、当日は事務職員・図書職員のほかに、院生さん、教員の先生、URA部署の先生などが参加されてました。全体で15-16人くらい。名古屋大学図書館内のラーニングコモンズでディスカッション・イベントを開く、的な感じでやってました。 テーマは大学における「研究支援」ということで。 あたしと、もうひとり金沢大学の方がURA活動の報告をなさってました。 あたしのプレゼンは↓こんな感じ。 タイトル 「図書館の”研究支援”は国境を越えるか?」 概要 ・国際日本文化研究センターにおける研究協力活動 ・海外の日本研究者・学生の実際 ・海外の日本研究と、それを支援する図書館の機能 ・海外
松江市の教育委員会が市内の小中学校図書館に置いてある漫画『はだしのゲン』に閲覧規制をかけようとして、大きな騒動になった。クレーマーが右寄りの人だったために、議論がウヨサヨ論争に流れてしまい、規制の表向きの理由だったはずの「発達に合わせた表現の適性」については議論が深められないままになってしまった。これは表現の自由の問題だというわけである。ただ、そのロジックについては気をつけておきたいことがる。 最初に言っておくと、僕は閲覧制限に反対である。現在手元に作品はないけれども、僕も『はだしのゲン』を小学校高学年の頃に読んだ。その記憶では、家族も失い、放射能を浴びながらもなんとか生き抜こうとする主人公のバイタリティには心動かされた。同じ戦争を扱った作品でも、主人公が無抵抗なまま大人しく死んでゆく『火垂るの墓』より全然好きだ。 僕が閲覧制限をかけるべきではないと思うのは、それが良い作品だからである。し
第22回京都図書館大会 「図書館サービスをすべての人に~誰もが行ってみたくなる“図書館”へ~」 先日、同志社大学寒梅館で開催された、第22回京都図書館大会に行ってきました。 今回は地下の会場で電波が全く入らず、ネット上では「中止になったのか?」と聞かれるくらい静かな大会でしたが(^^;)実際には250名もの参加者があり、大変盛況で、お話も非常に興味深かったです。 特別講演 ●「まちを元気にするわくわく図書館」 花井裕一郎 氏(小布施町立図書館「 まちとしょテラソ」 最初の講演者である花井さんは、図書館を本を媒介にして、人と情報、人と人とをつなぐ場所として捉え、実践された小布施町立図書館の様子をお話してくださいました。 小布施の名は有名ですが、恥ずかしながらその実態はあまり存知上げず、今回お話を聞けてとてもよかったです。 特に、町中を図書館にして出会いの場を広げる活動にはワクワクしましたし、
自分が参加したのではないですが、京都大学のオープンキャンパスに参加してきた方から資料などを見せていただく機会がありました。 まず最初にびっくりしたのが手提げバッグ。これまでいろんなところのオープンキャンパスグッズを見てきましたが、かなりしっかりした生地でお金がかかってそうでした。さすが京都大学。 内側にもポケットが。(底の内側・外側にボタンがいくつかついているのですが、使い方がよくわからなかった・・) 「描こう、未来のベストデザイン。-心弾む、しなやかな京大」。ガイドブックのマップ、避難経路、AEDマップもそれぞれ1ページ。AEDのみで1ページ割いてるのは初めて見ました。 そのほかの資料の中に京都らしいかわいいものが。 これが噂の図書館スタンプラリー。順路なども書いてあってわかりやすかったです。 のぼりまであるのか!! 各種アカウントも紹介。 各種資料に見かけたロゴ等。「Appeal Vi
図書館雑誌8月号で今年の日本図書館協会建築賞が発表されました。受賞館は以下の2館でした。 金沢海みらい図書館(石川県)*1 南相馬市立中央図書館*2・市民情報交流センター*3(福島県) 以下、いつも通り、情報をまとめてみました。 金沢海みらい図書館 公式HP:http://www.lib.kanazawa.ishikawa.jp/umimirai/index.html 延床面積:5,439㎡ 蔵書収容力:40万冊 開館年:2011年5月21日 設計:シーラカンスK&H株式会社*4 自動書庫:14万冊(日本ファイリング製) 施設概要(PDF) リーフレット(PDF) フロアマップ 【受賞歴】 第34回(平成23年度)金沢都市美文化賞受賞(金沢都市美文化賞) 第33回石川建築賞 優秀賞(石川県建築士会)(PDF) 世界で最も美しい公共図書館ベスト25(FlavorPill) INTERNATI
僕が最初に「本をつくりたい」と思ったのは、もう15年も前、高校生のときのことだ。写真を撮り始めて、写真集をつくりたい!そう思ったときから、僕の「編集という冒険」がはじまった。その後はずっとグラフィックデザイナーをしてきたが、編集に関しては素人でしかなく、何回も本をつくりはじめては、未完でやめていた。そんな未知の「編集」というフィールドで悪戦苦闘しながら冒険し、2010年にやっと完成したのがこの本、『北海道裏観光ガイド』だ。 その発行元である「NPO法人北海道冒険芸術出版」は、出版を手段とし北海道という地域の課題解決に取り組む組織である。この『北海道裏観光ガイド』は、その最初のプロジェクトということになる。 本をつくるという旅の途中でいろんな人が助けてくれたから、僕は冒険を続けることができた。とてもひとりでは、ここまでたどり着くことはできなかったように思う。見たことのない敵が現れるたびに、い
終戦記念日を迎えてすぐ、反戦マンガとして知られる『はだしのゲン』の全巻が島根県松江市の小中学校の学校図書館で、昨年12月以来閉架扱いになっていたというニュースが伝えられた。昨年、作者の中沢啓治氏は死去しているが、平和教育の教科書的存在でもあった同書の学校図書館での扱いを巡って、議論が巻き起こっている。 封印された「はだしのゲン」 既報のとおり、一部の「市民」が、『はだしのゲン』は「歴史認識に問題あり」として、同書を学校図書館から撤去するよう、陳情を繰り返していた。いったんは松江市議会でこの陳情は否決されたが、その後、市の教育委員会が「内容をあらためて確認」した結果、「過激なシーン」の存在を問題視して、松江市内の小中学校の学校図書館において全巻を閉架処置としたものだ。 閉架に収められている書目が検索でき、必要に応じリクエストできる公共図書館と異なり、今回のような学校図書館での閉架処置となると
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