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  • 神戸新聞NEXT|総合|【神戸市長会見速報】文化財や博物館業務 市教委から移管方針

    教員間の暴行・暴言問題を受け、組織改革などを表明する久元喜造神戸市長=24日午後、神戸市役所(撮影・斎藤雅志) 神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題を受け、神戸市の久元喜造市長は24日の会見で、市教育委員会の所管業務のうち、社会教育部門の文化財、博物館、図書館の業務について、来年4月をめどに、市長部局の市民参画推進局へ移管する方針を明らかにした。 久元市長は「(市教委の)組織、人員を小中学校の教育現場の再生に振り向けていかなければならないと感じている。(社会教育部門の移管は)できれば年度中に実施したいところだが、遅くとも来年4月に移管する」と述べた。

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    min2-fly 2019/10/25
    え、そっちを?!
  • 神戸新聞NEXT|総合|安藤忠雄さん 神戸に子ども向け図書館建設を計画

    建築家の安藤忠雄さん(77)が、神戸市中心部に「こども図書館神戸(仮称)」を建設する計画のあることが9日、関係者への取材で分かった。安藤さんは東遊園地(同市中央区)の「慰霊と復興のモニュメント」近くに建設したい意向を示しており、同遊園地周辺が候補地に挙がっている。建物の規模や開館時期は未定だが、安藤さんが設計・建設し、神戸市に寄贈する形になる見込み。(長谷部崇、片岡達美) 関係者によると、絵や児童書など子ども向けのをそろえ、子どもたちが自由に読書できる施設になるとみられる。阪神・淡路大震災の記憶を次世代に受け継ぐことも建物の重要なコンセプトになりそうだ。安藤さんは今後、市に対し正式に計画を提案し、市との協議で建設地を選定する。設計から完成まで2年ほどかかるとみられる。 東遊園地は近年整備された芝生広場に訪れる親子連れが増えており、市は今後、「慰霊と復興のモニュメント」を除く北側エリアの

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  • 演劇学ぶ国内初の国公立大 平田オリザさん学長に

    兵庫県は23日、豊岡市で開校を目指している専門職大学の基構想案を発表した。演劇を専門的に学べる国内初の国公立大学になるといい、学長には劇作家で演出家の平田オリザさん(55)が就任する予定。演劇で身に付ける表現力を基に、観光や文化の分野で即戦力となる人材を育成する。2021年度の開校に向け、19年10月にも文部科学省に認可申請をする。 専門職大学は昨年5月の学校教育法の改正で創設された新たな高等教育機関で、ITなどの成長分野で即戦力となる人材育成を目指す。但馬地域では地元の誘致活動もあり、県が昨年度に設立検討会を設置。18年度からは準備委員会に格上げし、構想案を議論してきた。 大学の名称は「国際観光芸術専門職大学(仮称)」。文化・観光創造学部文化・観光創造学科(仮称)の1学部1学科のみで、定員は1学年80人の4年制とし、1年生は原則全寮制とする。集団生活で演劇の手法などを学び、2年目から「

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  • 404エラーページ|神戸新聞NEXT

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  • 神戸新聞NEXT|社会|“まちの図書館”広がる人の輪 お薦め本、名刺代わりに紹介

    初めて出会う人同士が、自己紹介代わりにお薦めのを紹介し合い、その場にを提供して“図書館”をつくる「まちライブラリー」という取り組みが、兵庫県内で急速に広がっている。を媒介に人の輪がつながると同時に、人々が自然に集う場にもなっている。コミュニティーづくりの新手法として注目を集めている。(畑野士朗) 「腕時計の美しさを教えてくれたです」。高級時計のブランド解説を、女性がいとおしそうに掲げた。アンティーク時計店を営むという女性ならではの話に、周りの3人は大きくうなずく。 3月初旬、神戸市中央区三宮町1の共有オフィス「スペースアルファ三宮」で開かれた「まちライブラリー」。提唱者である礒井純充(よしみつ)さん(56)の音頭で、約30人の参加者が4~5人ずつのグループに分かれ、持ち寄ったを紹介し合った。 「名刺交換より相手の気持ちに触れた気がするでしょ」と礒井さん。主催したまちづくり支援団

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  • 神戸新聞NEXT|社会|神戸の11図書館で「アンネコーナー」 書籍破損事件後

    東京都内の公立図書館などで2月、アンネ・フランクやユダヤ人迫害に関する書籍が相次いで破られた問題を受け、神戸市立図書館11館は「アンネ」のコーナーを設けた。「悲しい事件だが、今こそ彼女の生涯を知ってもらおう」とあえて書籍を集めたという。「アンネの日記」のほか、15年の生涯がつづられた伝記なども並び、貸出数は急増している。(長嶺麻子) 中央図書館(中央区)によると、震災関連や著名作家の追悼でコーナーを設けるケースはあるが、事件を機に開設するのは珍しいという。アウシュビッツ強制収容所や、多くのユダヤ人の命を救った外交官杉原千畝(ちうね)に関する書籍など、それぞれの館の職員が選んでいる。 新長田図書館(長田区)では1日、約30冊の蔵書を並べてコーナーを設けたところ、1週間もしないうちに10冊余りが貸し出された。中央図書館でも、コーナーの冊数が乏しくなったため、アンネが創作した童話なども書庫から

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  • 神戸新聞NEXT|社会|“ハルキの図書館”ルーツ新説 芦屋市立打出分室

    作家の村上春樹さんや小川洋子さんの作品に登場する兵庫県芦屋市立図書館打出分室(同市打出小槌町)のルーツに新説が浮上している。従来の通説とは違う建物の可能性を建築家が指摘し、市教委も再調査を決めた。重厚な石造りの館はどこから来たのか‐。文学ファンの関心を呼びそうだ。(霍見真一郎) 同分室は鉄筋コンクリート2階建てで国の登録有形文化財。1930(昭和5)年、実業家松山与兵衛氏が銀行だった建物を美術品収蔵庫として現在地に移築、市が買い取り54年に図書館となった。 村上さんはデビュー作「風の歌を聴け」で「古い図書館」として取り上げた。読者メールへの返信などをまとめた「少年カフカ」でも「昔よく利用しました」「なかなかいいところ。存続してほしい」と振り返った。 また、小川さんも「ミーナの行進」で「蔓(つる)草が壁面を這(は)い、古めかしい両開きの扉には中国風の飾りがはめ込まれていた」と、細かく描写して

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  • 神戸新聞NEXT|文化|神戸の海文堂書店、9月末閉店 創業100年目前 経営不振

    個性あふれる選びで多くの読書家に愛されてきた神戸の老舗書店「海文堂書店」(神戸市中央区元町通3)が9月末で閉店することが5日、分かった。海事書にかけては日一の品ぞろえを誇り、阪神・淡路大震災関連のコーナーを常設するなど、神戸らしい“町の屋さん”。しかし深刻な活字離れや大型店の出店などを受け、来年の創業100年を前にその歴史を閉じる。 海文堂は1914(大正3)年、海や船舶・港湾など海事関連書の専門店として創業。70年代に品ぞろえを広げて総合書店となった。伝統の海事書に加え、児童書や人文・社会分野のも充実。さらに郷土関連書籍を集めた「神戸の棚」を設けるほか、月刊通信「海会(カイエ)」や雑誌「ほんまに」の発行を通じ、長く神戸の活字文化の発信拠点だった。 95年の阪神・淡路大震災では、発生から8日目に営業を再開。や地図を求める市民が詰めかけた。そうした経験から2011年の東日大震災

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    min2-fly 2013/08/06
  • 神戸新聞NEXT|阪神アラカルト|福島の情報を兵庫に 西宮の図書館などに地方紙提供

  • 神戸新聞|社会|書評合戦「ビブリオバトル」、各地に拡大

    自分のお気に入りの一冊を紹介し合い、チャンピオンを決める書評合戦「ビブリオバトル」が、全国各地に広がっている。を通して知識や交流を深めようと大学や図書館、書店などで熱戦が繰り広げられ、7月に開館した兵庫県の伊丹市立図書館館(同市宮ノ前3)でも、シリーズが始まった。キャッチフレーズは「人を通じてを知る、を通じて人を知る」だ。(神谷千晶) 伊丹市立図書館館「ことば蔵(ぐら)」で7月下旬に開かれた第1回ビブリオバトル。「新」をテーマに、会社員や主婦、劇場関係者ら6人が推薦を携え、参加した。 持ち時間は一人5分。タイマーが残り時間を表示する中、観客の前で内容や感想を話す。同市在住のウェブデザイナー、鹿嶋孝子さん(44)は雫井(しずくい)脩介著「クローズド・ノート」を発表。「思わず胸打たれる、意外な結末が待っている」と聞き手を引きつけながら、読後感を熱く語った。 この日は他に、小説や戯曲

  • 神戸新聞|東・北播磨|三木市立図書館の移転先、文化会館駐車場南側に

  • 神戸新聞|くらし|電子書籍端末を図書館に導入 無料体験が人気

    アイパッドやキンドルなどの電子書籍を体験する子どもたち=神戸市灘区永手町4、市立灘図書館(撮影・笠原次郎) 米国企業に続いて日企業も今年、端末を発売し、格普及の兆しがある電子書籍。実際に操作を体験できるコーナーが神戸市立灘図書館(神戸市灘区永手町4)に開設された。県内の公共図書館では初めての試み。週2回の開催時には行列ができるほど人気を呼んでいる。 電子書籍の端末は、米国でアップルがカラーで多機能なiPad(アイパッド)を出し、白黒だが目の疲れにくい「電子ペーパー」を使ったアマゾン・コムのキンドルと競争。日でもシャープ、ソニーが相次いで商品を投入し、普及に向け動き出している。 同図書館の指定管理者「神戸新聞・TRC(図書館流通センター)グループ」が、iPadとキンドルを各1台導入。iPadは画面を指でなぞってのようにページをめくる。絵小説のほか、動画や音が出る電子絵もある。キ

  • 神戸新聞|社会|月刊誌の「袋とじ」切り取り陳謝 明石の市立図書館

    明石市立西部図書館で、月刊誌「小説すばる7月号」(集英社)のヌードグラビアの袋とじ部分を切り取って陳列していたことが、8日の明石市会で取り上げられた。市教委は市会で「付録として削除したが、不適切な対応だった」と陳謝。この日のうちに同号を取り寄せ、袋とじを切り開いて書棚に並べたという。 同図書館によると、袋とじ部分は全8ページのヌードグラビア。同号は「性」をテーマにしており、女性の全裸や下着姿などの写真が掲載されていたという。 日図書館協会の「図書館の自由に関する宣言」では、正当な理由なく資料に手を加えることを禁じている。同日の市会一般質問で市議が「市民の知る権利を奪っている」と指摘。「ほかにも事例がないか調査すべき」と求めた。 市教委側は「付録という扱いで切り取った」と答弁したが、性的な内容を理由にした判断かどうかは触れなかった。 同図書館によると、当初付録としてカウンターで保管するはず

  • 神戸新聞|阪神・北摂|ぬいぐるみ、図書館にお泊まり 翌日写真に 宝塚

    子どもたちがお気に入りのぬいぐるみを一晩、図書館に預けると、翌日、夜の図書館でぬいぐるみが冒険している様子を撮影した写真がもらえる‐。こんなイベントが「ぬいぐるみの図書館のおとまり会」と銘打って11日夕から翌12日にかけて、宝塚市立西図書館(同市小林2)で開かれる。(上杉順子) 子どもたちにに興味を持たせよう‐と米国で取り組まれている催しで、最近、日に紹介された。国内での実施はまだ珍しいという。 「国民読書年」を記念した企画の一環。の読み聞かせ会にお気に入りのぬいぐるみを持ってきてもらい、子どもたちは終了後、ぬいぐるみを置いて帰る。その後、図書館職員が館内のさまざまな場所でぬいぐるみが遊んでいる写真を撮り、翌日、迎えに来た子どもたちに、その写真や、ぬいぐるみが読んで気に入ったという設定の絵を貸し出す‐という趣向。 米国では、簡単で安全な上、子どもが非常に喜ぶ‐と、各地で催されている

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    min2-fly 2010/12/04
    日本で早速取り入れたところが、と思ったら福袋もやっていた宝塚なのか。なるほど
  • 神戸新聞|文化|1240万円の美術書購入 市立龍野図書館

    たつの市は、1冊1240万円のイタリアの美術書「ミケランジェロ ラ・ドッタ・マーノ」を購入し、市立龍野図書館で所蔵することを決めた。表紙に大理石の彫刻を施した世界に33部しかない希少で、日での所蔵は同図書館が初めて。 納品する書店丸善によると、イタリアの芸術家ミケランジェロ(1475〜1564年)とその作品を紹介する内容。イタリアの出版社が2008年に刊行した。 縦71センチ、横44・5センチ、264ページ。重さは28キロもある。表紙の彫刻は、ミケランジェロ初期の作品「階段の聖母」の複製。彫刻を立体的に撮影した写真83点のほか、手紙やデッサンの複写など45点を掲載している。そのものにも美術品としての価値があるという。 昨年7月、たつの市内の篤志家から「図書館充実のため」と3千万円の寄付を受けた同図書館が使い道を検討。若者の読書意欲をかき立てるような希少の購入を決めた。輸送料などを含

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    min2-fly 2010/03/18
    "若者の読書意欲をかき立てるような希少本" ・・・重さ28キロが・・・?
  • 神戸新聞|経済|ジュンク堂、大日本印刷の傘下に 資金力を強化

    ジュンク堂書店(神戸市中央区)が、株式の過半数を印刷業界二位の大日印刷(東京)に譲渡し、同社の傘下に入ることが十八日、分かった。同社は出版に関係の深い情報関連事業に力を入れており、昨年八月には書籍販売大手で経営再建中の丸善(同)を子会社化。ジュンク堂は資提携で、書店網の拡大と販売力強化に必要な資金確保を円滑化させる考えとみられる。 ジュンク堂は全国に大型店を三十三店舗展開。二〇〇九年一月期の売上高は約四百二十億円。最近は出店ペースを速めており、資金の安定確保が課題だった。大日印刷は、ジュンク堂の傘下入りで、丸善の業績改善に必要なノウハウを吸収できると判断したとみられる。両社は合併か資提携する可能性もある。 丸善は全国に書籍と文具の専門店を四十八店舗持つ。ジュンク堂と合併すると、売上高で約千四百億円となり、現在首位の紀伊国屋書店(年商約千二百億円)を大きく上回る。(西井由比子) (

  • 神戸新聞|社会|ハルヒ、工場萌え…「サブカルは兵庫の宝」 県が構想

    アニメ関連の小売店数としては兵庫県内で最大規模の「センタープラザ西館」。県外から訪れる人も少なくない=神戸市中央区三宮町2(撮影・青木信吾) 兵庫県は、アニメやゲームなどのサブカルチャーを商業、観光資源として活用する構想をまとめた。熱狂的なマニアや「オタク」を「好きなことにはお金を惜しまない人たち」と評価し、県内に呼び込む。アニメ「涼宮(すずみや)ハルヒの憂(ゆううつ)」の舞台のモデルとされる西宮市北部や、宝塚市の手塚治虫記念館、サブカルチャー関連の店舗が集まる神戸・三宮のセンタープラザ西館などが有力な資源という。(高見雄樹) 民間調査機関の調査では、国内でアニメやゲームなどに熱狂するオタク人口は百七十二万人、関連商品やサービスの売上高は四千百十億円に上るという。構想は、県の若手職員九人がまとめ、県内のサブカルチャー資源を、商業▽街づくり▽観光-の三分野に分けた。 商業分野に挙がるセンタ

  • 神戸新聞|文化|大学図書館へ行こう! イメチェン、市民に開放

    読書は館内、飲しながらの語らいはカフェで。機能的な区分けも当世流=西宮市御茶家所町、大手前大学さくら夙川キャンパス さまざまな学術情報がインターネットで取り出せる時代。学生の図書館離れが叫ばれる中、筑波大が今春、コーヒーチェーン店「スターバックス」を付属図書館内に誘致して話題になった。兵庫県内の大学でも、施設の新装や市民利用の促進など、新たな取り組みが進んでいる。暗く寂しくてほこりっぽい-。そんな、かつての大学図書館のイメージが変わりつつある。(記事・平松正子、写真・浦田晃之介) コンクリート打ち放しの閲覧室に談笑があふれている。AVブースで映画を楽しみ、併設のオープンカフェや屋上庭園でを広げる姿も。大手前大(西宮市)に昨秋誕生した「メディアライブラリーCELL」はファッションビルのようだ。 同大図書館の守屋祐子事務室長は「読書や学習を強いず、私語もOK。物理的・精神的に居心地のよい空

  • 神戸新聞|阪神・北摂|絶版本販売のネット書店人気 関学大生が運営

    「学校の勉強では物足りない」と中学時代、不登校になった関西学院大学商学部一年生の松修平さん(20)=明石市朝霧台=が、書店では入手困難な絶版を販売するインターネット上の書店を運営、人気を集めている。高校にも進学せず、図書館で経済の専門書を中心に年間二千冊以上を読破。その経験が古書の掘り出し物を探す「目利き」にも役立っているという。松さんは「不登校を後ろめたく感じている人に、やりたいことをやり通せば未来は開けると伝えたい」と話す。(木村信行) バブル経済が崩壊した一九九〇年代後半、新聞やテレビは銀行や証券会社の倒産、大学生の就職氷河期などを盛んに伝えていた。 「経済って何?」。明石市内の中学一年生だった松さんは図書館で金融のを読みあさり、経済への興味が膨らんでいった。不登校の中学生がインターネットを操って革命を起こす、という村上龍さんの小説「希望の国のエクソダス」にも影響を受け、二

  • 神戸新聞Web News NEWS&ニュース 移動図書館、全国で減少

    図書館から遠い地域を、を積んだ小型バスなどで巡回する「移動図書館」が、全国的に減少している。背景には、利用の低迷や自治体の厳しい財政状況などがある。赤穂市でも今月末で三十六年の歴史に幕を下ろす。代替策として、宅配便を活用した図書の貸し出しを巡回地域の一部で始めるが、利用者からは「周辺地域の福祉、文化の切り捨てにつながる」などと厳しい声も出ている。(赤穂支局・山哲志) 五月下旬、赤穂市北部の集会所前に同市立図書館の移動図書館「ちどり号」が到着した。待ちかねたように親子連れや高齢者が集まり、目当てのを探す。 月に一度のおなじみの光景だが、それも次回が最後。十年以上欠かさず利用してきたという男性(70)は「に接する機会が減ってしまう」と惜しんだ。 同市内では、一九七一年に移動図書館の巡回が始まり、子どもや高齢者らに親しまれてきた。 一方で、近年の貸出数はピーク時の六分の一近くに落ち込み、

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