任天堂は6日、主力の家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」に有機ELディスプレーを搭載した新モデルを、10月8日に発売すると発表した。現行モデルの液晶ディスプレー(6・2インチ)より色鮮やかで、画面も7インチと大きくなる。価格は税込み3万7980円で現行より約5千円高い。 新モデルは、ゲーム機全体の大きさは現行モデルとほぼ同じ。遊ぶことができるソフトも同じで、携帯ゲーム機としてもテレビにつなぐ据え置き機としても利用できる。 テレビにつなぐときは、従来の無線に加えて、有線でもインターネットに接続できるようにした。プレーヤー同士の対戦などオンラインで遊ぶ場合に、より安定した通信ができるという。 同社の広報担当者は「まだスイッチを手にとっていただけていない方や、一家で2台目の購入を検討されている方の需要に応えたい」と話している。 「スイッチ」は2017年3月に発売され、21年3月末までに計845