2015年10月5日、TPP=環太平洋パートナーシップ協定交渉が大筋合意に達したということで、マスコミは 「日本のGDPが12兆円増える」 「世界のGDPの4割を占める巨大な貿易圏が誕生した」 「韓国も入りたがっている」 などと祝賀ムード一色ですが、TPPって本当に日本に暮らす人を幸せにするのでしょうか。 ちなみに、TPPが決着した、成立したというわけでは全然ありませんからお間違えなく! また、TPPが実際に効力を持つ発効には、最後に書くように各国の批准手続き=議会での承認などが必要です。 マスコミは、コメの問題など、TPP交渉の報道でも関税に焦点を合わせがちですが、TPPは圏内の自由貿易を推進するものですから、加盟国同士で輸入する製品にかける税金(関税)を原則として撤廃するだけでなく、貿易を活発化させるために、さまざまな 「貿易障壁」 を撤廃していきます。 たとえば、日本が輸入する食品に
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