1日午前6時55分ごろ、茨城県神栖市日川の日川浜オートキャンプ場付近の堤防の先端に向かう途中で、初日の出を見ていた男子高校生2人が高波にさらわれ海に落下。1人は自力で岸に上がったが、同市知手、県立高校3年、保科良樹さん(18)が行方不明となった。県防災ヘリや巡視艇などが捜索にあたっている。 県警鹿嶋署によると、男子生徒は中学生時代の同級生6人で、海岸から初日の出を見ようと事故があった堤防付近を訪れていたという。鹿島海上保安署によると、事故当時、沖合では波の高さが約4メートルあったという。鹿行地域には、波浪警報が発令されていた。【杣谷健太】
1日午前6時55分ごろ、茨城県神栖市日川の海岸堤防で、初日の出を見に来た高校生2人が高波にさらわれた。1人は自力で岸に上がったが、同市知手の県立高校3年、保科良樹さん(18)が行方不明となり、県警や鹿島海上保安署などが捜索している。 鹿嶋署によると、保科さんは友人5人と初日の出を見に来ていた。当時は波浪警報が出ており波が高かったが、保科さんら2人が堤防まで入り込んで高波にさらわれた。
1日午前6時55分頃、茨城県神栖市日川の日川浜オートキャンプ場付近の堤防で、同市内の男子高校生(18)が高波にさらわれて海に転落し、行方不明となっている。 茨城県警鹿嶋署の発表によると、男子高校生は同級生6人で初日の出を見に来ていたという。 鹿島海上保安署によると、事故当時、現場沖合の波の高さは約4メートルあり、海上には波浪警報が発令されていた。同保安署の巡視艇や県防災ヘリなどが捜索している。
閉じ込められたトイレ。暖房便座で体を温めた様子を下田さんに再現してもらった=東京都港区、田村写す下田さんが閉じ込められたトイレ。体をくの字に曲げ、横になって眠ったという=東京都港区、田村写す 東京都港区のマンションで11月、一人暮らしの女性が偶然、自宅のトイレに閉じ込められた。叫んで助けを求めても扉をたたいても気づく人はなく、入院中の母の連絡がきっかけで8日目に救出された。大都会の死角。「誰にでも起こり得る話」と危機管理の専門家は警告する。 閉じ込められたのは下田洋子さん(63)。11月4日午前1時ごろ、寝る前にトイレに入ったとき、ドアがひとりでに閉まった。驚いてドアを開けようとしたが、びくともしない。トイレ前の廊下に立てかけた「こたつセット」の段ボール箱が倒れ、ドアと壁の間にぴったりはまってしまったのだ。 「誰か助けて下さい。お願いします」 ドンドンとドアをたたき、大声で何度
ゲリラ豪雨などによる災害への警戒が叫ばれるなか、国や自治体が詳細な防災情報をリアルタイムで発信し始めた。威力を発揮しているのが、インターネットを通じ、140字以内の「つぶやき」を投稿するツイッターだ。利用者が外出先でも携帯電話で受信できるうえ、自ら被災状況なども発信できる。将来性に商機を見いだし、自治体向けに災害対策支援システムを売り込む業者も出てきた。 「行方不明の男性2名を遺体で発見」「土石流により10世帯以上が孤立」。広島県や岐阜県を局地的な豪雨が襲った今月16日、消防庁のツイッターサイト「災害情報タイムライン」が現地の被害状況を次々と発信した。5月の導入後初めての24時間運用となった。 同サイトの定期読者(フォロワー)は約1万8千人。この日、同庁のつぶやきを見た人たちが自らのツイッターでも次々と大雨への注意を呼びかけ、一気にネット上に広がった。 フォロワーも周辺の被害状況や救
宮崎県都城市に隣接する鹿児島県曽於(そお)市は一部地域が発生地から20キロ圏内に入るため、市によれば、約30戸の畜産農家が搬出制限区域内に入る見通しだ。これらの農家では計約1600頭の牛と豚を飼育している。市の担当者は「とにかく鹿児島への侵入阻止に全力をあげなければ」と話した。 一方、県は午前9時半から、伊藤祐一郎知事を本部長とする口蹄疫(こうていえき)対策本部会議を緊急開催。伊藤知事は「準非常事態」を宣言し、「県に一番近い地域で発生した。長期化することを覚悟し、国や宮崎県と力を合わせて全力で対応してほしい」と呼びかけた。 だが、地元農家の不安は募るばかりだ。同市の畜産農家上岡義孝さん(40)は「曽於市は都城市の経済圏にあり、市民の往来も多い。侵入を県境で食い止めるのは難しいかもしれない」と語った。
鹿児島県の伊藤祐一郎知事は10日、隣接する宮崎県都城市での口蹄疫(こうていえき)発生を受け、消毒地点を設置した幹線道路を除く県境の一般道を封鎖する方針を明らかにした。 両県を行き来する車両の通行道路を限定してすべての車両に消毒を実施することで、ウイルス侵入を防ぐ。封鎖対象の道路、期間などについては検討中で、鹿児島県は早急に実施したい考え。 伊藤知事によると、道路の封鎖は、今年1月に韓国で口蹄疫が発生した際に実施された防疫対策だという。 県畜産課によると、県内で搬出制限の対象は、曽於市財部町の畜産農家約30戸で飼育する牛約200頭、豚約1400頭となる。県は9日夜、同町の県道2か所に新たに消毒地点を設置した。 県は午前9時半から、県庁で口蹄疫対策本部会議(本部長=伊藤知事)を開き、知事は「準非常事態」を宣言。「県に近い地域で発生した。長期化することを覚悟し、国や宮崎県と力を合わせて全力で対応
ミニブログ「ツイッター」で政治家のなりすましが相次いで発覚した問題で、政治家側が被害防止に困惑している。迫る参院選を前に、なりすましは困るが、「こんな忙しいときに振り回されている時間はない」とぼやく陣営も。ただ、基本的な対策をとっていない陣営も少なくなく、専門家は「もっと意識を高めて」と注意を喚起している。 始めてもいないツイッターを他人に勝手に始められる被害に遭った民主党の桜井充参院議員の陣営では、再発防止のため、複数のスタッフで「なりすまし」ツイッターが登場していないか監視する態勢を取った。 しかし、桜井議員は今夏の参院選に宮城選挙区から出馬予定。鳩山由紀夫首相が退陣し、選挙は迫っている。陣営幹部は「これからというのに、こんなことに振り回されていては…。時間も労力も限られている」と事態に困惑している。 同様に被害に遭った藤本祐司参院議員も改選を控える身とあって、「特に対策はしていない」
沖縄・石垣島、牛1頭が口蹄疫の症状 (6月1日 18:46) 宮崎県庁訪問だけ…現場に行かぬ首相に批判の声 (6月1日 14:40) 首相の宮崎入り「勝手に来て勝手に帰る」地元反発 (6月1日 13:57) 鳩山首相が宮崎入り…東国原知事と会談 (6月1日 12:50) 3町9農場の牛、感染疑い…種牛5頭シロ (5月31日 22:23) 「安平、ご苦労さま」育てた永野さん手合わせる (5月31日 20:30) 口蹄疫を懸念、五島牛産地の鉄人レース中止 (5月31日 19:09) 家畜の早期出荷へ、都農町の食肉加工工場が再開 (5月31日 12:52) 種牛49頭を殺処分、最後に「安平」も (5月31日 12:07) 感染厳戒「牛の角突き」…新潟・山古志 (5月31日 09:10) 口蹄疫
前原誠司国土交通相は21日午前の記者会見で、韓国政府が哨戒艦沈没の原因を北朝鮮による魚雷攻撃と断定したことを受け、海上保安庁に対し、警戒監視態勢を強化するよう指示したことを明らかにした。 前原氏は、「日本は海に囲まれた領土であり、不測の事態が起こらないともかぎらない。警戒態勢を強化し、万全を期していくということで指示し、態勢を取った」と述べた。 前原氏は20日の関係閣僚会議後、海上保安庁の鈴木久泰長官を国会内に呼び、「警戒態勢に遺漏なきよう万全を期すように」と指示。不審船対応態勢を含めて対応し、特に原発などの重要施設の警戒監視を強化するよう求めた。 また、原口一博総務相も総務省消防庁を中心に省全体として考え得る危機管理対応に万全を尽くすよう省内に指示した。原口氏は同日午前の記者会見で、「マニュアルを総点検し、不測のあらゆる事態にも備えることができる態勢を敷くよう指示した」と述べた。
政府の地震調査研究推進本部は20日、全国地震動予測地図を更新、各地が今後30年以内で震度6弱の強い揺れに見舞われる確率などを公表した。関東から四国にかけての太平洋側で確率が最大2ポイント程度高くなった。予測地図は2005年の公表以来、毎年更新している。 都道府県庁所在地別では、それぞれ市役所のある場所で、30年以内で震度6弱の揺れに見舞われる確率が最も高いのは、静岡市の89.8%(前年比0.3ポイント増)で、津市の85.9%(0.7ポイント増)、奈良市の67.7%(0.5ポイント増)が続いた。 このほか、東京(都庁付近)は19.6%(0.1ポイント増)、横浜市は66.9%(0.2ポイント増)、名古屋市は45.3%(0.6ポイント増)、岐阜市は17.2%(0.2ポイント増)、和歌山市は48.2%(0.9ポイント増)、大阪市は60.3%(0.6ポイント増)、徳島市は61.2%(1.5ポイン
社民党の重野安正幹事長は20日の記者会見で、宮崎県での家畜伝染病・口蹄(こうてい)疫の拡大をめぐる赤松広隆農林水産相の対応について「(被害が)なぜ大規模になったのかが問題。初動対応の遅れはあったのだろう。政府の責任は当然ある」と述べた上で、「所管大臣の初動に不十分さがあったのなら責任は取らねばならない」と述べ、赤松氏の責任問題は不可避との見解を示した。 また同党幹部は同日、赤松氏が外遊中に農水相の臨時代理を務めた同党党首の福島瑞穂消費者・少子化担当相についても「『第一に赤松、第二に福島』の責任になっても仕方ない」と語った。
総務省消防庁は18日、震度5強以上の地震などの大規模災害時に被害情報をリアルタイムに発信する公式ツイッター「災害情報タイムライン」の運用を開始した。なりすまし対策のため、国内の行政機関・法人としては米ツイッター社の認証済みアカウントマークを初めて取得した。 アカウント名は「FDMA_JAPAN」で、アドレスはhttp://twitter.com/FDMA_JAPAN。大規模災害の対象は地震のほか、3メートル以上の大津波や死者・不明者20人以上の風水害など。平時は消防庁からのお知らせなどを掲載する。 また、消防庁からの情報提供のほか、利用者(フォロワー)から寄せられた災害情報のうち、信ぴょう性が高く、地元消防から報告がない重要なものは事実関係を確認する。ただ原則として個々には対応しないため、担当者は「119番の代わりにはならないので注意してほしい」と呼びかけている。 原口一博総務相は2月のチ
宮崎県で口蹄(こうてい)疫の疑いがある牛や豚が相次いで確認、殺処分されている問題で、赤松広隆農林水産相をはじめとする政府の対応が遅いとする批判が、ミニブログ「ツイッター」などを中心にネット上にあふれ、“炎上”している。酪農家の悲嘆を伝える映像や、支援するための情報がネットの口コミで広がる一方、過激な批判や、「報道統制が行われている」といった誤情報も広まっており、ネットの利点と危うさが共存する展開となっている。 「ある酪農家は(牛の)最期に、一番上等な餌を食わせて、頭をなでてやって、乳房をふいてやって、そして目の前で殺処分されていくんですよ。大臣、その悔しさがわかりますか」 11日の衆院農林水産委員会。赤松農水相への質問を行った江藤拓委員(自民)は、地元・宮崎の悲惨な現状を訴え、赤松氏がゴールデンウイーク中に外遊していたことなどを批判した。赤松氏は「いささかも支障があったとは理解していない」
欧州に滞在している日本人ツアー客は少なくとも約1万2000人で、現地からは「早く帰りたい」というSOSも届き始めた。 成田空港では19日、外国人旅行者に向け、シャワーのサービスや無料の「日帰りツアー」も実施されたが、対応の遅れに、政府内からは「観光立国を目指す立場なのに、反省すべき点がある」と“自己批判”の声も上がった。 ◆連泊疲れ 大手旅行会社「JTB」では19日時点で同社のツアー客約3500人が欧州に滞在している。客の一部に「連泊の疲れが見え始めた」という報告や、「早く帰りたい」といった声も寄せられているという。 このうち何人が足止めされているのか、同社は「把握できていない」としているが、日本旅行業協会が旅行会社8社に聞き取り調査をした結果、欧州滞在中の日本人ツアー客は約1万2000人に上り、欠航が長引けば帰国できないツアー客が急増する恐れがある。 さらに今月末から始まるゴールデンウイ
南米チリ中部沿岸の大地震で発生した津波で、気象庁が過大だった予測についておわびしたことについて、前原誠司国土交通相は2日、「謝罪すべき問題だったのかと気象庁に申し上げた。予測の精度が低いが、しっかりと準備をするという点では津波の程度が過小であるより過大であった方がより周知徹底できる」と述べ、おわびの必要はなかったとの見解を示した。 また、中井洽防災担当相は閣議後の会見で「気象庁の発表は適切だったと思うが、もう少し大津波警報、津波警報のレベルダウンをすばやくできなかったのかという問題がある」との見解を示した。
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