7日午前7時50分ごろ、北九州市小倉南区城野1丁目のJR城野駅で、小倉北区の無職少年(15)が、ホームで釣りざお(約3メートル)を伸ばした状態で持っていたところ、架線に触れて感電した。救急車で病院に運ばれたが意識はあり、命に別条はないという。 小倉南署やJR九州によると、少年は階段付近で、線路の方向に釣りざおを伸ばしていたが、突然「バチン」という音とともに倒れ込んだ。釣りの帰りだったという。列車の運行に影響はなかった。 架線は線路から約5メートルの高さで、2万ボルトの電流が流れている。電気の通りやすいものを近づければ、直接触れなくても感電する場合もあるという。