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ブックマーク / www.cinra.net (65)

  • 「私って動物やったんやな」。カナダでがんを経験した西加奈子が語る、自分の身体を取り戻すまで | CINRA

    2021年、長期滞在先のカナダで浸潤性乳管がんを宣告された作家の西加奈子。乳がんの発覚から治療を終えるまでの約8か月間を書いた著者初のノンフィクション作品『くもをさがす』は、2023年4月に刊行されて以来重版を重ね、同年11月に丸善ジュンク堂書店による『書店員が選ぶノンフィクション大賞 オールタイムベスト2023』大賞を受賞した。 西は作品のなかで綴る。「乳がん」という病を通じて向き合った、自分自身の肉体と精神のこと。「こうあるべき」という社会の視線から解放された心地よさ、自分をわかったうえでの自己責任によって気づかされたこと。作品内の「あなたの身体のボスは、あなただよ」という言葉にはハッとさせられる人も多いだろう。 賞の受賞式典後、西加奈子が考え続けてきた「自分の身体を取り戻すこと」について話を聞いた。 ─『書店員が選ぶノンフィクション大賞 オールタイムベスト2023』大賞の受賞、おめで

    「私って動物やったんやな」。カナダでがんを経験した西加奈子が語る、自分の身体を取り戻すまで | CINRA
  • 柴幸男、聞こえない演劇ファン、字幕制作者の対話から考える「演劇のためのアクセシビリティー」 | CINRA

    演劇の醍醐味はその「ライブ性」にあるといえる。その場所、その時間だけで行なわれる生身の表現。同じ演目であっても、同じ舞台は二度と行なわれない。しかし、演劇の価値は当にそれだけだろうか? 舞台上の役者の姿を見ることができない、声を聞くことができない、劇場に足を運ぶことができない人たちに、同じ「ライブ性」を伝えることは不可能なのだろうか? コロナ禍で人々は、コンサートや演劇に足を運べなくなり、ライブを味わうことが困難な経験をした。代わりにたくさんの配信映像が生まれ、さまざまな言語の字幕とともに世界中を飛び交った。日では、多言語翻訳やバリアフリー日語字幕、音声ガイドなどに対応した映像作品配信プラットフォーム「THEATRE for ALL」が誕生。見たことのない舞台、知らなかった劇団に出合うきっかけは増えた。それは「ライブ性」がひとつの価値となる演劇へのアクセシビリティーを高める第一歩とな

    柴幸男、聞こえない演劇ファン、字幕制作者の対話から考える「演劇のためのアクセシビリティー」 | CINRA
  • 子どもを産んだら、何かが終わってしまうような気がしていた。作家・小野美由紀が綴る仕事と子育て | CINRA

    仕事と子育ての両立」は、働く親たちにとって重要なテーマ。 「働きながら、どうやって育児に向き合う?」 「子育てをしながら、どうやって仕事の時間を確保する?」 性別を問わず、子育てをしているビジネスパーソンには、そういった課題がつねについてまわります。 しかし来、「仕事」と「子育て」は対立する行為ではないはず。ふたつの大切なことが、相互によい影響を与え合う。そんなサイクルをつくるために、私たちはどのようなマインドで毎日の出来事に向き合うべきなのでしょうか。 noteで公開されて話題になり、20万PVを超える閲覧数を集めたSF小説『ピュア』や、著書に銭湯を舞台にした青春小説『メゾン刻の湯』、ロングセラーを続ける人生格闘記『傷口から人生。 メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった』などで知られる作家・小野美由紀さんは、今年出産を経験した一人。 仕事が何よりも大事で、「子どもを持つつ

    子どもを産んだら、何かが終わってしまうような気がしていた。作家・小野美由紀が綴る仕事と子育て | CINRA
  • 「終わらない苦しみもある」。宇佐見りんが語る、『くるまの娘』で描いた「家族のかたち」 | CINRA

    「家族」というつながりは独特な関係性だ。自らの意志に関係なく、否が応でも暮らしや考え方に影響を与えてくる。それなのに「家族」は簡単にやめることができない。喜びや幸せだった記憶と、苦しみや悲しみの歴史をごちゃ混ぜにしたまま続いていってしまうのが家族である。 父、母、子どもの3人という一見ステレオタイプな構成の家族にも、外からは見えない多面的な苦しさやその家庭固有の問題が存在する。そんな現実を見出し、描き出したのが、小説『くるまの娘』だ。 物語の主人公は17歳の女性、かんこ。真面目なのにときどき家族に暴力を振るったり暴言を吐いたりしてしまう父、脳梗塞で倒れてから感情のコントロールが利かなくなった母との3人暮らしだ。兄と弟は、そんな家庭に嫌気がさし、気がついたら家から出ていっていた。そんな家族が父方の祖母の死をきっかけに久しぶりに集まる。父の実家への長い道中、車中泊で旅をするのだが……。 作者は

    「終わらない苦しみもある」。宇佐見りんが語る、『くるまの娘』で描いた「家族のかたち」 | CINRA
    minimum_sho
    minimum_sho 2022/07/14
    めちゃめちゃ誠実なインタビューだった
  • 『シン・エヴァ』評「反復」の果てに得た庵野秀明とシンジの成熟 | CINRA

    記事は『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の編に関する記述を含みます。あらかじめご了承下さい。 足掛け四半世紀。『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』は、『新世紀エヴァンゲリオン』の堂々たる完結編だった。 3月8日。公開初日早朝からの上映回で『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』(以下『シン・エヴァ』)を観た。堂々たる完結だったと思う。新劇場版シリーズが始まってからの約14年も十分に長いが、作は1995年にテレビ放送された『新世紀エヴァンゲリオン』の真の意味での完結編でもあって、それはじつに約26年に及ぶ。水曜18時30分からのオンエアに夢中になっていた当時の筆者は、碇シンジたちよりも一つ年上の15歳だったが、いまでは41歳のあまり立派とは言えないおじさんだ。四半世紀という長い時間を、一つの作品の変遷と共に併走する経験などもはや起こりえないだろう。その意味でも『シン・エヴァ』は紛

    『シン・エヴァ』評「反復」の果てに得た庵野秀明とシンジの成熟 | CINRA
  • 春ねむり、愛と怒りで叫ぶ激情 この世はクソ、でも優しく生きたい | CINRA

    タイトルを宮沢賢治の同名詩より引用した前作フルアルバム『春と修羅』から2年、春ねむりがミニアルバム『LOVETHEISM』をリリースした。再生すると、荘厳なファンファーレの響きと、歪んだギターが絡み合う。そして、春ねむりは確信に満ちた発声で歌う――<痛みは僕を肯定せず ただ存在だけをたしかめる>。ここには、ただ「存在」がある。意味も救いも追いつけない速度で、ただ、「在る」ということ。『LOVETHEISM』は、ときに憤怒の形相で、ときに寂しそうな囁き声で、それを問いかける。「あなたは、そこにいる?」と。 人を愛するってどういうことなんだろう? 僕はあなたを許せるのだろうか? 緊急事態宣言の真っただ中で、それでも働くために外に出ていく恋人の背中を、僕はどんな顔で見送ればいいのか? わからない。悲しい。ムカつく。頭のなかを、わけのわからない感情が渦巻く。たしかなものがほしいと思う。なんでもいい

    春ねむり、愛と怒りで叫ぶ激情 この世はクソ、でも優しく生きたい | CINRA
  • 台湾を代表するグラフィックデザイナー・聶永真(アーロン・ニエ)が語る、「台湾らしいデザイン」 | CINRA

    台湾は、歴史が浅いわりに、これまで様々な外来民族に統治されたことで複雑な文化を持っている。特に、デザインに関してはまだまだ発展途上だ。そうした経緯もあり、ここ数年、台湾政府は自国の文化をより強いものにするために、「デザイン」を重要政策の一つとしている。実際に、2016年の「World Design Capital」に台北が選ばれ、関連イベントも多数開催されている。民間でも、「TAIWAN DESIGNER’S WEEK」などのデザインイベントも行われるようになり、大学や専門学校のデザイン学科も、以前よりも人気が出てきた。今、確実に、台湾において「デザイン」が盛んなのだ。

    台湾を代表するグラフィックデザイナー・聶永真(アーロン・ニエ)が語る、「台湾らしいデザイン」 | CINRA
  • 会田大也×佐藤ねじ対談 才能を鍛えるための学び方を紐解く - インタビュー : CINRA.NET

    デジタルが当たり前の「環境」となっている現代。気がつけば現代人は、アナログ対デジタル、フィジカル対バーチャルという対立を超えた暮らしを当たり前のように送っている。そんな環境のなか、モバイルアプリからメディアアートまで、表現者たちは「作ること」をどう考え、どう取り組んでいくべきか? 今回の対談は、そんな今日的かつ根源的な問いをさぐろうと行われた。登場するのは、山口情報芸術センター[YCAM]で手がけた、カラダとアタマを刺激するワークショップで知られるミュージアムエデュケーター会田大也。面白法人カヤック時代からユニークなアイデアのウェブサイトやアプリ企画で注目され、現在はブルーパドル社を率いるアートディレクター / プランナー、佐藤ねじ。 二人は、来春から始まるデジタルハリウッドの新設コース「科デジタルアーティスト専攻」の講師でもある。フィールドこそ違えど、現代の発想法や思考法に日々向き合う

    会田大也×佐藤ねじ対談 才能を鍛えるための学び方を紐解く - インタビュー : CINRA.NET
  • 活況のコンテンポラリーダンスの実状は? 愛知県芸術劇場に聞く | CINRA

    ステージパフォーマンスに関心を向けると、コンテンポラリーダンスの活況ぶりはすぐに感じ取れるだろう。首都圏では公演数そのものが多く、近年は何人もの振付家やダンサーが演劇やミュージカルの話題作に関わり、さらに舞台を超えてアートや音楽の分野とのコラボレーションが活発に行なわれている。 けれども、映像や舞台でダンスを目にする機会が大幅に増えたことやその汎用性の高さゆえに、逆にダンスの存在感が薄まってしまう矛盾も生まれているという。そこで25年前から、国内ではあまり例のないダンス中心のプログラムを展開してきた愛知県芸術劇場のプロデューサーの唐津絵理にダンス界が抱える課題について聞いた。 (メイン画像:バットシェバ舞踊団/オハッド・ナハリン『LAST WORK - ラスト・ワーク』 撮影:南部辰雄) コンテンポラリーダンスは身近な存在になってきたと思いますが、ダンスの質的な価値は認識されていない。

    活況のコンテンポラリーダンスの実状は? 愛知県芸術劇場に聞く | CINRA
  • BRAHMAN・TOSHI-LOWが語る、寺山修司に学んだ言葉と生き方 | CINRA

    寺山修司原作、菅田将暉とヤン・イクチュン主演で話題の映画『あゝ、荒野』に、BRAHMANが主題歌“今夜”を提供している。細美武士のコーラスも印象的なこの曲は、「今大切な人、今その瞬間」を描いた感動的なバラードナンバー。その優しい歌声や曲調は、「怒り」をテーマにした前作“不倶戴天”と真逆ながら、そこにある深い愛情と、その裏側の孤独という質的な部分は、どちらも等しくBRAHMANらしいと言えよう。 「街角の小さな屋で出逢ったに打ちのめされた30年後に 言葉という名の武器と出逢わせてくれたあの人を感じながら 俺達は出逢いの喜びと無情を懸命に歌うだろう リングの上で出逢うあの二人のように」というコメントを寄せているように、ボーカル・TOSHI-LOWにとって、寺山修司という存在はまさに言葉のルーツ。今回の取材では、寺山からの影響を深く掘り下げることによって、表現者として受け継がれているものを

    BRAHMAN・TOSHI-LOWが語る、寺山修司に学んだ言葉と生き方 | CINRA
  • 電気グルーヴが約17年ぶりに『Mステ』登場、“Shangri-La”披露時以来の出演 | CINRA

    電気グルーヴが10月24日にテレビ朝日系で放送される『ミュージックステーション』に出演することがわかった。 10月29日に結成25周年を記念したミニアルバム『25』をリリースし、同日から砂原良徳、CMJK、スチャダラパーを迎えたツアー『塗糞祭』を開催する電気グルーヴ。『ミュージックステーション』では、『25』に収録される新曲“Baby's on Fire”をテレビ披露する。なお、電気グルーヴが同番組に出演するのは、“Shangri-La”を披露した1997年以来、約17年ぶりとなる。

    電気グルーヴが約17年ぶりに『Mステ』登場、“Shangri-La”披露時以来の出演 | CINRA
    minimum_sho
    minimum_sho 2014/10/18
    これは!
  • 作家・装丁家ユニット「クラフト・エヴィング商會」の初となる大規模展 | CINRA

    クラフト・エヴィング商會の展覧会『星を賣る店 クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会』が、1月25日から東京・芦花公園の世田谷文学館で開催される。 クラフト・エヴィング商會は、共に作家としても活動する吉田浩美と吉田篤弘による著作およびデザインワーク、アートワークのユニット。架空のセレクトショップとして、著作や展覧会を通じてさまざまな「商品」を発表する一方で、デザインユニットとしてこれまでに1,000点を超える書籍や雑誌の装丁を手掛けている。また、吉田篤弘名義での小説も多く、『つむじ風堂の夜』は2009年に映画化もされた。 彼らにとって初の大規模個展となる同展では、約500点の「商品」をインスタレーションのように展示。会場内にはクラフト・エヴィング商會の架空の店舗も登場するなど、来場者を虚実混交した世界へといざなう内容になるという。さらに、会場の一角には実際に作家人が創作・執筆をするた

    作家・装丁家ユニット「クラフト・エヴィング商會」の初となる大規模展 | CINRA
    minimum_sho
    minimum_sho 2014/01/19
    これ絶対行きたい
  • 実験性とポップスを両立する、蓮沼執太のスタンス | CINRA

    エレクトロニカから連なる実験性の高いソロワークを重ねて、若手音楽家の中ではひときわ注目されてきた蓮沼執太。美術館での個展や劇場での舞台作品など、発表の場はライブハウスにとどまらず、音楽の解釈の幅を軽やかに広げる活動が魅力的で、耳に馴染む楽曲にはファンも多い。そんな彼がここ数年続けてきたプロジェクト「蓮沼執太フィル」は、ソロとは方向性の違う大人数によるバンドスタイルでの活動であり、権藤知彦や大谷能生、環ROYや木下美紗都など多様なミュージシャンが集結。そしてこのたび、蓮沼フィルはついにファーストアルバム『時が奏でる』をリリースすることになった。ライブを主戦場とするフィルが、CDというメディアに落とし込まれたときになにを表現しようとしたのか? そしてそれはソロの方向性とどう異なるのか。蓮沼執太自ら語ってもらった。 音楽でなにができるかを追求している。 ―蓮沼さんは2010年から「蓮沼執太フィル

    実験性とポップスを両立する、蓮沼執太のスタンス | CINRA
  • 田口 智規 | 私としごと | WEBデザイナー・音楽・編集…クリエイティブの求人 CINRA.JOB

    グラフィックデザイナーの田口さんが席を置く東京糸井重里事務所は、社員50人、年間売上げ27億円という、業界でも一目置かれる優良企業だ。その売り上げを達成するべく全員が血眼になって働いているかと思いきや、会う人誰もがゆったりした雰囲気で、なんだか、仕事人生も楽しそう。田口さんに伝えると、「よく言われますが、意外とちゃんと忙しくて、厳しいことも普通に言われるんですよ」と言い、一笑した。忙しくても、楽しい。厳しくても、前を向ける。その笑顔の中に、仕事に必要なことのすべてが映されている気がした。独特なワークスタイルで築き上げた、デザイナー田口さんの「働き方」を伺った。 インタビュー・テキスト:早川すみれ 撮影:すがわらよしみ 「とんち」をきかす大学生活 ―田口さんは、大学でデザイン科を専攻されていますが、いつからデザインに興味を持ち始めたのでしょう? 田口:きっかけは、高校2年生のときです。広島

  • 童心に回帰したメディアアーティスト近森基(plaplax)の挑戦 | CINRA

    「メディアアート」というと、暗闇にノイズと閃光が妖しく溢れる電子世界、的なイメージを持つ人もいるかもしれませんが(そしてそういう作品も素敵ですが!)、実際にはより幅広い表現がそこにあります。そう、たとえばスプーンやフォークの影がひとりでに動き出すユーモラスなテーブルや、石ころを入れるとその特徴を宿した不思議な虫が生まれる魔法(?)の引き出しを作るアーティストもいるのです。それが、メディアアートユニット、plaplaxのメンバーでもある近森基さん。あの『文化庁メディア芸術祭』における第1回目のデジタルアート「インタラクティブ部門」大賞作品をはじめとして、常に親しみやすく、新鮮な発見をくれるメディアアートを発信し続けています。plaplaxは現在、個展『イマジネイチャー 〜石ころの記憶〜』(SKIPシティ 彩の国ビジュアルプラザ 映像ミュージアム)ほか、参加展覧会が3つも同時開催中という活躍ぶ

    童心に回帰したメディアアーティスト近森基(plaplax)の挑戦 | CINRA
    minimum_sho
    minimum_sho 2013/07/12
    minim++の近森さん
  • 勝ち組にならなくてもいいじゃん やけのはらインタビュー | CINRA

    やけのはらの新作『SUNNY NEW LIFE』が素晴らしい。リリックを読みながら聴き進めていくと、社会や未来に対する漠然とした不安が解きほぐされていき、アルバムを1枚聴き終えたときには、とても清々しい気分を味わうことができる。もちろん、音楽が物理的に何かを解決するわけではないし、インタビュー中でも語られているように、今は多くの人がもっと享楽的な行為であったり、自己啓発の類を頼りにしているのかもしれない。しかし、このアルバムは聴き手を強制的にレールの上に乗せるのではなく、あくまで個を尊重し、一人ひとりの持つ可能性を、「NEW LIFE」を後押ししてくれる。「自分にとって当に大切なものは何なのか?」ということを、じっくりと考えるためのヒントをくれる。それこそが、この作品のスペシャルなところなのだ。インテリジェンスを感じさせる語り口と、ときおり見せるシャイな表情が魅力的なやけのはらは、やは

    勝ち組にならなくてもいいじゃん やけのはらインタビュー | CINRA
  • 孤高のフリージャズ・ピアニスト スガダイローインタビュー | CINRA

    あなたが子供の頃に夢中になったものは何ですか? アニメ、ゲームアイドル…もちろん、それは人それぞれだろうけど、では、あなたはそれが今でも好きだと言えますか? もしかしたら、今それを改めて好きだと言うことには、恥じらいや抵抗を感じる人も多いかもしれない。しかし、きっとそれはあなたの根底にある趣味趣向を、忠実に反映しているはず。スガダイローは、それを好きだと認めることで、ミュージシャンとしてのキャリアを確実に前進させた。 日屈指のフリージャズ・ピアニストとして知られ、昨年行われた「七夜連続七番勝負」では、志人、U-zhaan、山達久、七尾旅人といったジャンルレスなミュージシャンと即興対決を行い話題を呼んだスガダイローの新作、『スガダイローの肖像・弐』。作がジャズというジャンルの枠を超え、「スガダイローの音楽」としか言いようのないものになっているのは、スガの「好き」がこれでもかと詰め込ま

    孤高のフリージャズ・ピアニスト スガダイローインタビュー | CINRA
    minimum_sho
    minimum_sho 2011/11/05
    ダイロー!
  • 60年代の未来都市計画がCGに、日本発の建築運動に迫る『メタボリズムの未来都市展』 | CINRA

    発の建築運動にスポットを当てる展覧会『メタボリズムの未来都市展』が、9月17日から東京・六木の森美術館で開催される。 「メタボリズム」は、1960年代に日で展開された建築運動。生物学用語で「新陳代謝」を意味し、生命が新陳代謝を繰り返しながら成長・変化していくように、建築や都市も有機的にデザインされるべきであるという理念に基づいている。メタボリズム運動のグループには、黒川紀章や菊竹清訓ら当時の若手建築家、評論家の川添登らが参加し、画期的な建築および都市計画を多数打ち出した。 メタボリズムの代表的なプロジェクトとしては、東京湾上に新東京建設を計画した丹下健三、黒川紀章、磯崎新らによる『東京計画1960』、カプセルに住むという斬新なライフスタイルを提案し、メタボリズムを象徴する都市住宅となった黒川紀章の『中銀カプセルタワービル』、建築の工業化とセルフビルドに挑戦した浅田孝らの『南極観測隊

    60年代の未来都市計画がCGに、日本発の建築運動に迫る『メタボリズムの未来都市展』 | CINRA
    minimum_sho
    minimum_sho 2011/07/13
    2011年9月17日(土)~2012年1月15日(日)@森美術館 これはゆく
  • ハースペ、Joan Of Arcら海外アーティストの未発表曲含む震災支援コンピが続々到着 | CINRA

    Her Space Holiday、Joan Of Arc、I Am Robot And Proudなど、海外ミュージシャンが多数参加した震災支援ベネフィットコンピレーションアルバムが続けてリリースされる。 レーベル「7 e.p.」からは、『Resume Volume』名義のアルバム3作品が、4月11からiTunesで配信スタートする。これまでに同レーベルから作品を発表してきたLittle Wings、Mount Eerie、LAKE、Sunset Rubdownなどをはじめ、Tara Jane O'neil、Wolf Parade、VERSUSなど海外勢から、moools、yumboなど国内アーティスト全43アーティストが参加しており、収録曲のほとんどが未発表作品となっている。 「&records」からも、4月上旬にコンピレーション『Anything for Progress -From

    ハースペ、Joan Of Arcら海外アーティストの未発表曲含む震災支援コンピが続々到着 | CINRA
  • スマフォ着信音サイト「LiFETONES」が慈善コンピ、aus、I Am Robotら8組参加 | CINRA

    スマートフォンに特化した高音質オリジナル着信音を取り扱うウェブサイト「LiFETONES」で、チャリティーセレクトアルバム『LiFETONES / PRAY for JP』が販売されている。 これまでに「LiFETONES」では、40秒以内の楽曲に限定した配信販売を実施。日常において身近な音楽として存在する着信音に着目し、国内外の音楽家が作品を発表している。 『LiFETONES / PRAY for JP』には、miyauchi yuri、I Am Robot and Proud、itoken、Lullatone、aus、Ametsub、FilFla、Minotaur Shockの8組が参加。gifteeとbandcampから販売されており、売上の全てが東北地方太平洋沖地震の義援金となる。 V.A. 『LiFETONES / PRAY for JP』 価格:1,000円~(購入者が自由に

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