先日、Bunkamura ザ・ミュージアムで「かこさとし展」(かこさとし展 子どもたちに伝えたかったこと)をみてきました。 かこさとし(加古里子、1926~2018)は、昭和の高度成長期から平成にかけて活躍した著名な絵本作家。「だるまちゃん」シリーズや『からすのパンやさん』のような愛らしいキャラクターが出てくる作品には、世代を超えて読者がいます。 だるまちゃんとてんぐちゃん 作者:加古 里子 株式会社 福音館書店 Amazon からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん 7) 作者:加古 里子 子どもの文化普及協会 Amazon *** しかしそれだけではない。科学、自然、技術、社会、歴史、暮らし、遊び等々の幅広い分野の知識・情報を扱った、ぼう大な絵本を残した。 かこは「子どもはそれぞれにいろんなことに関心を持つ」という前提に立ち、その多様な関心にこたえるために、いろんなテーマ・素材で