ブラジルのジェトゥリオ・ヴァルガス財団法科大学のCentre for Technology & Societyでディレクターを務めるRonaldo Lemosによれば、ブラジルでは連邦および州政府、市庁でオープンソースソフトウェアが利用されているが、こうした取り組みにより積極的なのは州および市だという。同センターは先頃、ブラジル政府にオープンソース戦略に関するアドバイスを授けている。 「連邦政府がフリーソフトウェアを取り入れる前から、その広範な利用を導く取り組みが市や州のレベルで行われていた」(Lemos) ブラジルの各州では、これまで何度も大規模な移行が実施されている。例えばパラナ州は、1万人の州政府職員が使用していたプロプライエタリソフトウェアをカスタマイズしたオープンソースコラボレーションアプリケーション「eGroupWare」へ変更し、またサンパウロ州は、州全域の学校で利用される1
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