緑色の全身タイツ姿の35歳の中年キャラ「チンクル」となり、ゲーム内の通貨「ルピー」を集めまくるという異色の設定で作られたRPG「もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド(以下もぎたてチンクル)」。どことなく怪しさを放つゲームタイトルと、ニンテンドウ64用ソフト「ゼルダの伝説 ムジュラの仮面」に登場したマップ売りがなぜか主人公に昇格したということで気になっていたタイトルだ。 今作はキャラクタを十字ボタン(A、B、X、Yボタンで代用可能)で移動、移動以外のほとんどの操作をタッチスクリーンで行なうというお手軽操作のアクションタイプRPG。最大の特色は、ゲームの目的が「ルピーを集めること」ということ。フィールドを歩き回りアイテムを集めては売却し、困った人がいれば助けて報酬を“ぶんどって”いく。RPGにおいて副次的な要素の「金策」をメインに据えた特殊なゲームとなっている。 最初の印象は「そんな金策