福島第１原発：吉田前所長 ビデオでの発言全文
吉田昌郎・福島第１原発前所長のビデオでの発言全文は次の通り。−−第１原発の現場の声を伝えてほしい。 ◆昨年の大震災、それから私たちの発電所の事故で福島県の地元の方々に本当にご迷惑をおかけしている。この場で深くおわび申し上げる。まだしばらくこういう状況が続くが、我々も全力を挙げて復旧しており、ご理解をお願いする。本来ならこの講演会に自分で出てきたいと思っていたが、昨年末から病気でずっと入院していてまだ体力が回復していない。そういう中でこういうビデオレターということで失礼する。政府などの事故調査委員会が開催されている中で、なかなか一般のマスコミの方に我々の生の声を届けるわけにはいかないと思っていた。事故調査委員会が一段落するまでは変な形でお話しをすることはルール違反になると私は思っていた。そういう中で（今回）話を聞いていただけるということは大変ありがたいと思っている。−−発電所からの全面撤退が
フクシマ緊急事態省がない！
復興庁ではない。緊急事態省。 これは、原発事故の放射能から人々を守るための対策をする省。 日本にはそれがないとベラルーシの大使から言われた。確かに。 責任者がいない。そうだよなぁ。 これ、日本人の思考がすぐわかるなぁ。 お金のことを先に考えて、復興庁をつくった。 しかも、科学者たちが自由に動けていない。 対応にあたっているのは、「放射能大丈夫と聞かされた国会議員だけ」。 原子力ムラのショッカー。 そもそも、たった一人の医師の山下氏だけの怪しい経験に基づいて、福島県が動いているのもおかしい。 これだけの大事故だったのに。 チェルノブイリ緊急事態省とかあって、それはまたすごい偉そうな人がいっぱい働いていたけれど、とりあえずそこに行けば、なんとかなった。保養も医薬品の寄付も、医療も。 もちろん、次々と起こってくる新しい事態にすぐに対応できていたわけじゃないけれど、少なくと
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