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ブックマーク / webronza.asahi.com (20)

  • 鈴木邦男の正体は「右」か「左」か~「反米」「反共」「愛国」のあわいを生きた言論人 - 石川智也|論座アーカイブ

    鈴木邦男の正体は「右」か「左」か~「反米」「反共」「愛国」のあわいを生きた言論人 ほとばしる情念の魅力と危険を熟知しつつ、テロを防ぐ「対話の効用」をあえて選んだ 石川智也 朝日新聞記者 右派を代表する論客として知られた鈴木邦男(稿では敬称を略させていただく)の訃報が流れたのは1月27日だった。 以来1週間、その死を惜しむ声は左派護憲リベラルからばかり挙がり、右翼から届く声は、控えめに言っても冷ややかなものが多かった。 「脱右翼」したリベラル言論人? 右派にありがちな「言論より行動」を否定し、テロを支持しない姿勢を鮮明にしていた。表現の自由を訴え、「愛国心の強制はいけない」と教育法改正に反対し、「自由のない自主憲法より自由のある占領憲法を」と言い続け、呼ばれるのはいつも護憲派の集会……。 朝日新聞や週刊金曜日にも、好々爺然とした表情の写真とともに自由主義擁護のご意見番として度々登場した

    鈴木邦男の正体は「右」か「左」か~「反米」「反共」「愛国」のあわいを生きた言論人 - 石川智也|論座アーカイブ
  • 統一教会が繰り広げてきた反LGBT運動 - 遠藤まめた|論座アーカイブ

    統一教会が繰り広げてきた反LGBT運動 政治家と結びつく一方で、各地で草の根の取り組みも 遠藤まめた 社会活動家 「論座」は「論座シンカ計画」の柱の一つとして、様々な社会課題に直面している当事者や、課題解決にとりくんでいる人たちの論の紹介に取り組んでいます。その一環として、自らもトランスジェンダー男性として性的マイノリティーの若者支援を中心に活動している遠藤まめたさんの連載「まめたの虹色時評」を始めます。第1回は旧統一教会のアンチLGBT運動がテーマです。(編集部) 活動現場でしばしば反LGBT運動を目にしてきた 元首相の暗殺という衝撃的なできごとをきっかけに、統一教会(現在の名称は「世界平和統一家庭連合」。以下、稿では「統一教会」と記述)に注目が集まっている。犯人の母親は統一教会に対して1億円を超える献金を行い、家庭崩壊を招いたことから、犯人は統一教会に恨みを抱いていた。安倍氏をターゲ

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  • 京王線事件に思う。 仕事もろくになく、孤独でも楽しく過ごせる社会を - 赤木智弘|論座アーカイブ

    10月31日、走行中の京王線の車内で、24歳の男が70代男性の右胸を刺すなど17人の乗客にケガをさせた上、ライターオイルを撒いて火を付けるという事件があった。 容疑者は警察に対して「仕事に失敗して、友人関係がうまくいかなかった」などと述べているそうである。また男が2019年に上映された映画『ジョーカー』の主人公のような服装をしていたことについては「ジョーカーに憧れていた」と述べている。 仕事の失敗や友人関係という極めて個人的な理由で、しかも犯行としても、乗客をナイフで刺して電車を燃やそうとする幼稚で残忍な考え方。しかも「自分では死ねないので死刑になりたかった」とも言っていることから、極めて身勝手な犯行であるという批判が多いのは当然だろう。 仕事に失敗した? 友人関係がうまくいかない? その程度のことで!? 僕も同感だ。ただしそれは多くの人が思っているであろう「その程度のことで、こんな酷い事

    京王線事件に思う。 仕事もろくになく、孤独でも楽しく過ごせる社会を - 赤木智弘|論座アーカイブ
    mitsumorix
    mitsumorix 2021/11/05
    “仕事もろくに無く、孤独で友達もいない高齢者が、日がな一日テレビやネットを見て、適度な食事と酒を飲んで楽しく過ごす。/それこそ「多様性」というものではないかと、考えている。”
  • 「ポイント・オブ・ノー・リターン」を通り過ぎないために - 森摂|論座アーカイブ

    「ポイント・オブ・ノー・リターン」という言葉をご存知だろうか。元々は航空用語で、「帰還不能点」(飛行機がもはや出発点に戻る燃料がなくなる点)という意味だ。つまり、「もはや後戻りできない段階」。この言葉が最近、私の胸に深く突き刺さる。せっかく、いくつかの重要なヒントがあるにもかかわらず、それに気付かず、危機領域に踏み込んでしまう企業の例が後を絶たないからだ。 「とりあえず対処しておく」という判断があれば 最近、「水俣病の被害拡大は防げたかもしれない」という話を聞いた。そう話すのは、徳江倫明氏。らでぃっしゅぼーやの創業者で、今はFTPSという有機野菜のマーケティング・販売会社の社長だ。 徳江氏の父・毅氏は、新日窒素肥料(現在のチッソ)水俣工場の技術部長、工場長を経て専務を務めた方だ。 徳江倫明氏は「水俣病の原因が工場廃液ではないかと疑われた時、なぜ、廃液浄化装置をつけておかなかったのか。その

    「ポイント・オブ・ノー・リターン」を通り過ぎないために - 森摂|論座アーカイブ
    mitsumorix
    mitsumorix 2021/09/26
    “元々は航空用語で、「帰還不能点」(飛行機がもはや出発点に戻る燃料がなくなる点)という意味だ。つまり、「もはや後戻りできない段階」。”
  • 日本は貧しくなり、デザインの敗北が蔓延した - 赤木智弘|論座アーカイブ

    は貧しくなり、デザインの敗北が蔓延した 金銭的に余裕のない社会ではスピード感が重視され検討にかける時間は無駄と見なされる 赤木智弘 フリーライター 「デザインの敗北」という言葉をご存じだろうか。 この言葉がネットで注目されだしたのは、コンビニチェーンにセルフタイプのコーヒーマシンが導入され始めた頃だ。有名デザイナーによってデザインされた高級感あるおしゃれなコーヒーマシンに、店側から「ホット(レギュラー)」「アイス(Lサイズ)」などと貼られてしまう事態が発生したのである。 理由としては単純で、コーヒーマシンはおしゃれであったが、おしゃれさにこだわるあまりコーヒーを買うために必要な情報を客が正しく読み取れず、操作間違いが多発していた。そこで店舗レベルでは、英語で統一されたハズのおしゃれなコーヒーマシンに、分かりやすい日語のラベルを貼り付けることで対応するしかなかったのである。 最初からこ

    日本は貧しくなり、デザインの敗北が蔓延した - 赤木智弘|論座アーカイブ
    mitsumorix
    mitsumorix 2021/05/09
    エレベータの閉じるボタンに比べたら、セブンコヒーマシンはまだ関脇だと思う。
  • 福島からは「逃げる勇気」が必要だったか - 野口邦和|論座アーカイブ

    福島からは「逃げる勇気」が必要だったか 『美味しんぼ』「福島の真実」編に見るデマ・偏見・差別 野口邦和 元日大学准教授・元福島大学客員教授 2014年、漫画『美味しんぼ』「福島の真実」編で描写された鼻血は一過性で、他の出血症状や急性症状がない。『美味しんぼ』の原作者が福島県内で受けた被ばく線量は、出血症状が起こる線量より桁違いに低い。鼻血の原因が被ばくであるはずはないが、原作者はさも被ばくとの因果関係があるかのごとく執拗に描写する。福島県内で行われている除染を無駄で危険と強く否定し、危ないところから逃げる勇気を持てと全県民に呼びかけてもいた。福島第一原発事故から10年を経ようとする今、稿を通して私は、「福島の真実」編にひそむデマ、偏見、差別の実態をあばこうと思う。 オルポートとポストマンの法則 チェルノブイリ原発事故発生の2週間後、事故現場から130キロ南にある人口250万人のキエフ市

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  • 「密」な初詣はいつ生まれたのか/上 - 平山昇|論座アーカイブ

    コロナ禍で各地の寺社が、初詣にも「分散参拝」をよびかけている。警察庁が2009年まで公表していた全国の初詣の参拝者は、正月三が日で9939万人。のべ人数ではあるが、日国民の4分の3以上に当たる。ふだん神社にお参りすることがなくても、初詣だけは別という人も多いのではないか。正月くらいは、古来の習慣にしたがって由緒正しい伝統行事を・・・そう考えられているかもしれないが、初詣の「歴史」は意外に新しいという。『初詣の社会史』『鉄道が変えた社寺参詣』などの著書がある神奈川大学准教授の平山昇さんは「初詣の伝統を見つめ直して、それぞれの寺社の由緒や歴史を尊重すれば、自然と『分散参拝』は実現するはずだ」と説いている。(聞き手/樋口大二・朝日新聞オピニオン編集部) 「いつ・どこに」参拝するかの大転換があった ――大晦日の晩から元日にかけてに始まって、正月三が日に近所にあるのではない大きな神社やお寺に出かけ

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  • 電源の入らない携帯電話がつながる日はあるか~渋谷・ホームレス女性殺害 - 奥田知志|論座アーカイブ

    電源の入らない携帯電話がつながる日はあるか~渋谷・ホームレス女性殺害 「いのちの分断」が進む社会で必要なのは想像する力、共感する力、そして連想する力 奥田知志 NPO法人抱樸理事長、東八幡キリスト教会牧師 彼女のことを考えている。当然、会ったことはない。 居場所はなく、バス停で休んでいた。そして、いきなり殴り殺された。付近の住民は「小柄でおかっぱ頭」だったという。64歳。 どんな人だったのだろう。どこで生まれ、どんな人生を歩んできたのだろう。なぜ、あの場所にいたのだろう。報道では今年の2月まで渋谷区のスーパーで働いていたという。なぜ、仕事と住まいを失ったのだろう。コロナの影響か。 何もわからない。しかし、私たちは想像することができる。できる限りの「想像力」をもって彼女のことを考える。それが残された者の「宿題」あるいは「義務」なのだ。 薄れていく意識の中で何を考えたのか 16日午前5時、東京

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  • パートタイマーはなぜ「自己都合での退職」ということにされるのか - 赤木智弘|論座アーカイブ

    パートタイマーはなぜ「自己都合での退職」ということにされるのか 正規雇用が前提の旧態依然な失業給付制度は、非正規雇用のニーズに全く適していない 赤木智弘 フリーライター NHKのウェブサイトに、勤めていた居酒屋が閉店し失業したパートタイマー女性のニュースが掲載され、話題になっていた(「閉店でも「自己都合」? 追い詰められる非正規労働者」)。 女性は別店舗での勤務を打診されたが、自宅から遠く、シフトも大幅に減ってしまうことから退社した。女性は失業給付を受けようとしたが、自己都合退社ということになっていたことから、失業給付の受給を受けることができなかったという話である。 企業が「自己都合退職」に追い込むのは難しくはない 失業給付は職を失った労働者に支払われる給付金である。 会社都合による退社の場合は7日の待機期間の後にすぐに受給することができるが、自己都合による退社の場合は待機期間の他、2カ月

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  • 本間龍「東京五輪開催は99%あり得ない。早く中止決断を」 - 石川智也|論座アーカイブ

    間龍「東京五輪開催は99%あり得ない。早く中止決断を」 スポンサー企業に名を連ねた新聞社に五輪監視は不可能だ 石川智也 朝日新聞記者 「もうやれないだろう」「それどころではない」 多くの人が内心そう思っているのではないか。 東京五輪・パラリンピックの延期決定からそろそろ半年。人々の会話から五輪の話題はもはや消えつつある。コロナ禍が経済と国民生活を蝕み続けるなか、なお数千億円の追加費用を投じ五輪を開催する正当性への疑問は膨らむばかりだ。 それでも国、東京都、大会組織委員会は、五輪を景気浮揚策にすると意気込み来夏の開催に突き進んでいる。 いや、突き進む、は不正確な表現かもしれない。組織委の現場ですらいまや疲労感が漂い、職員たちの士気は熱意というより惰性と日人的な近視眼的責任感によって支えられているようだ。 まだ日中に五輪への「期待」が充満していたころから東京五輪に反対してきた作家の間龍

    本間龍「東京五輪開催は99%あり得ない。早く中止決断を」 - 石川智也|論座アーカイブ
    mitsumorix
    mitsumorix 2020/09/27
    “入国した選手を「隔離」して複数回の検査を受けさせる案が話し合われたらしいです。でも関係者を合わせて数万人の健康管理は、きわめて困難”<自国民の生命・健康を放置してこれやったら226事件モノだぞ。
  • “普通”という名の圧が蔓延する中で、ノイズとして存在したい - 安田菜津紀|論座アーカイブ

    “普通”という名の圧が蔓延する中で、ノイズとして存在したい 台湾から日へ。自分が堂々と私でいられる場所を日語の中につくった温又柔さん 安田菜津紀 フォトジャーナリスト 「母国の言葉なのに、話せないなんてかわいそうですね」。大学時代、バイト先で一緒だった男性に面と向かっていわれたとき、私はなんと返していいのか分からず、ただただ押し黙った。 確かに、父のルーツは韓国にあるが、私は韓国語を学んだことはない。韓国は“母国”なのか、韓国語を話せないことで“かわいそう”となぜ憐れむような視線を向けられなければならないのか、その言葉のざらざらとした感触がやけに心に引っかかり続けた。 温さんのから受けた衝撃 けれどもそんな体験は人から見れば些細なことで、話したところで伝わりづらいものだろうと、どこか投げやりに考えていた。だからこそ、温又柔さんの小説『真ん中の子どもたち』と、エッセイ『「国語」から旅立

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  • 官邸記者クラブで20年前に起きた「指南書事件」が問いかけるもの - 高田昌幸|論座アーカイブ

    官邸記者クラブで20年前に起きた「指南書事件」が問いかけるもの 森喜朗首相の「神の国発言」釈明会見の水面下で何があったのか 高田昌幸 東京都市大学メディア情報学部教授、ジャーナリスト メディアが時の政権を忖度し、妥協し、すり寄り、そして敗れる。ずっと昔からあったメディアの歪みを、多くの市民は詳らかに知らないかもしれない。当のメディアが自らのマイナス課題を避け、記事や番組としてほとんど伝えてこなかったからだ。 今からちょうど20年前、2000年の森政権下で起きた「指南書事件」はその象徴であり、首相官邸と政治記者の関係を示す空前の“事件”だった。 森首相の「神の国発言」 延期になった2020東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗氏は2000年当時、日の首相だった。指南書事件の発端はその5月15日である。 森首相は神道政治連盟国会議員懇談会の創立30周年記念祝賀会に出席。その場での

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  • 【2】無惨なる安倍政権を支えたマスメディア - 白井聡|論座アーカイブ

    【2】無惨なる安倍政権を支えたマスメディア 民衆が自らの力を自覚してしまうことを、権力は恐れてきた 白井聡 京都精華大学人文学部准教授 安倍政権、この無惨なるものを支えてきた制度・機関の筆頭としてマスメディアを挙げなければならない。数年前、とあるシンポジウムで大谷昭宏氏(元「読売新聞」社会部)と同席したことがあったが、その時大谷氏は次のように語った。 「安倍政権が言論統制していると言われているが、ナンセンスだ。権力がメディアに圧力をかけるのは当たり前のことで、安倍政権のやり方は大変に露骨で稚拙だ。こんな程度の低い抑圧を弾圧だの統制だのと言ってしまったら、もっと巧妙な抑圧と戦ってきた先輩たちに、草葉の陰から笑われてしまう」と。 その通りだと思う。この7年余りの間、報道への圧力は高まったが、そのやり方はあまりにもあからさまなものであり、それだけに跳ね返すことは困難ではないはずだった。圧力を受け

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  • 【1】安倍政権の7年余りとは、日本史上の汚点である - 白井聡|論座アーカイブ

    【1】安倍政権の7年余りとは、日史上の汚点である 私たちの再出発は、公正と正義の理念の復活なくしてあり得ない 白井聡 京都精華大学人文学部准教授 安倍政権の7年余りとは、何であったか。それは日史上の汚点である。この長期政権が執り行なってきた経済政策・社会政策・外交政策等についての総括的分析は、それぞれの専門家にひとまず譲りたい。稿で私は、第二次安倍政権が2012年12月に発足し現在に至るまで続いたその間にずっと感じ続けてきた、自分の足許が崩れ落ちるような感覚、深い喪失感とその理由について書きたいと思う。こんな政権が成立してしまったこと、そしてよりによってそれが日の憲政史上最長の政権になってしまったこと、この事実が喚起する恥辱と悲しみの感覚である。 この政権が継続することができたのは、選挙で勝ち続けたためである。直近の世論調査が示す支持率は30%を越えており、この数字は極端に低いもの

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  • コロナウイルスが近現代を終焉させる。その後の世界経済は―― - 榊原英資|論座アーカイブ

    コロナウイルスが近現代を終焉させる。その後の世界経済は―― 榊原英資 (財)インド経済研究所理事長、エコノミスト コロナウイルス感染者が全世界で1700万人に達し、死亡者も70万人に近づいている。14世紀(1347~51年)ペストが流行し、ヨーロッパの人口の3分の1が命を落したと言われているが、おそらく、それ以来の疫病の大流行だと言えるのだろう。当時とは異なって、医療体制がかなり整備されている為、死者数は当時の1億人前後と比べると、大きく減少しているが、感染の広がりという点ではペストの流行に似ているともいえるのだろう。 近現代の終焉 14世紀のペストの大流行は西洋中世を終焉させ、15~16世紀以降、いわゆる「近代」が始まったのだった。大航海時代が始まり、マルティン・ルターなどによる宗教改革が始まったのもこの時代だった。ヴァスコ・ダ・ガマが喜望峰を回り、インドに到着したのはコロンブスに5年遅

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  • 「孤立社会」日本を襲ったコロナ危機。個人の孤立化を進めないために - 奥田知志|論座アーカイブ

    「孤立社会」日を襲ったコロナ危機。個人の孤立化を進めないために ポストコロナを生きる② ソーシャルディスタンスの時代に他者との関係をどうつくるか 奥田知志 NPO法人抱樸理事長、東八幡キリスト教会牧師 日の今の社会が抱える脆弱性として前回、「仕事住宅の一体構造」を挙げたが、稿ではもうひとつの脆弱性である「社会的孤立」を取り上げる。 コロナ禍で私達は隔絶された。「ソーシャルディスタンス」を守らざる得ない状況のもと、「ステイホーム」や「マスク」は「律法」となり、それを守っていないと「白い目」で見られるようになった。そして私達は、誰とも会わない日々に慣れつつある。 「それでは寂しい」と感じ、ならば「ネット」で繋がろうと頑張ってみた。ネット会議、テレワーク、ウーバーイーツ……。新しいつながりが一気に広がり、柔軟(従順)性に富んだ国民性も助けとなって、「新しい生活様式(スタイル)」へと社会が

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  • [21]健康で文化的な最低限度の生活とは? - 稲葉剛|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

    [21]健康で文化的な最低限度の生活とは? 生活保護基準引き下げと1万人不服審査請求運動 稲葉剛 立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科客員教授 室内ホームレス状態 「今、ただでさえ生活苦で、財布の中もいくらも入っていない状態です。一言で言うと、『室内ホームレス状態』とでも言った方がいいくらいです。」と男性は切り出した。 9月14日(金)午後、厚生労働省の記者クラブで、生活保護問題対策全国会議など3団体の合同で、今年10月からの生活保護基準引き下げに抗議する記者会見が開かれた。記者会見では、私を含む支援団体関係者、弁護士らの発言に加え、生活保護を利用する当事者からの発言もあった。 自らを「室内ホームレス状態」と語った男性は、都内在住の49歳。精神障害で働けないため、生活保護を利用している。 「室内ホームレス状態」とはどういう状態なのか。彼の言葉に耳を傾けてみよう。 「部屋の中にはエアコン

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    mitsumorix
    mitsumorix 2020/05/16
    別名=「犯罪を犯させない限界レベルの生活(個人差あり)」
  • 山口敬之氏はなぜメソメソ泣いて会見しないのか - 赤木智弘|論座アーカイブ

    創作される「当の被害者ではない証拠」 ジャーナリストの伊藤詩織氏が、元TBSの記者でワシントン支局長であった山口敬之氏から性的暴行を受けたとして訴えていた裁判で、東京地裁は伊藤氏の主張を認め、山口氏側に対して330万円の支払いを命じた。 東京地裁は「酩酊状態にあって意識のない原告に対し、合意のないまま件行為に及んだ事実、意識を回復して性行為を拒絶したあとも体を押さえつけて性行為を継続しようとした事実を認めることができる」とし、山口氏による「合意があった」という主張を一蹴。その上で山口氏の供述に対しては「不合理に変遷しており、信用性には重大な疑念がある」と指摘した。 その後、山口氏はこの判決を受けた会見の中で「当に性被害に受けた人から聞いた」という文脈で「当に性被害に遭った方は『伊藤さんが当のことを言ってない。こういう記者会見の場で笑ったり上を見たり、テレビに出演して、あのような表

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  • 元事務次官熊沢被告はなぜここまで擁護されるのか - 杉浦由美子|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

    農水省元次官熊沢被告と自殺した2人の若い女性 農水省の元事務次官、熊沢英昭被告が今年6月に自宅で長男を殺害した事件の一審判決が出た。執行猶予なしの6年の実刑判決だ。息子は引きこもり状態であり、家庭内暴力もあったという。 エリート家庭で子供が家庭内暴力を起こしたり、引きこもったりというのは実によくある話で、私は一記者としてそういうケースを何度も取材してきた。そして、それらは親の名誉を守るために、徹底して隠蔽されるが、今回は父親が息子を殺すという刑事事件に発展したことで、熊沢家の事情は世に晒された。 この熊沢英昭被告の名前は、以前にもメディアで大々的に取り上げられた。2001年に日でBSE(牛海線状脳症。狂牛病とも呼ばれた)に感染した牛が発見された時だ。 1996年にイギリス政府がBSEと人間の脳疾患との関連性を認めた時に、熊沢被告は畜産局長として、この問題に対処すべき立場だった。しかし、熊

    元事務次官熊沢被告はなぜここまで擁護されるのか - 杉浦由美子|論座 - 朝日新聞社の言論サイト
  • 【ポスト・デジタル革命の才人たち】千葉麗子さんインタビュー 「『電脳アイドル』の過去から『脱原発』」の未来へ」 (上)――デジタルではない、人間のリアルな部分を発信していきたい - |論座アーカイブ

    【ポスト・デジタル革命の才人たち】千葉麗子さんインタビュー 「『電脳アイドル』の過去から『脱原発』」の未来へ」 (上)――デジタルではない、人間のリアルな部分を発信していきたい 聞き手:服部桂・朝日新聞ジャーナリスト学校シニア研究員 かつて「電脳アイドル」として脚光を浴びた千葉麗子さん。20歳で引退してIT会社を設立、その後、ヨーガのインストラクターとして活躍しつつ、最近は脱原発に関しても積極的に発言している。千葉さんの足跡は、ネット時代の進展と並行して人間の内面を取り戻す戦いでもあった。 千葉麗子(ちば・れいこ) 1991年、アイドルとしてデビュー後「チバレイ」の愛称で人気を得る。1995年に引退、デジタル系会社の(株)チェリーベイブ代表取締役に。ゲーム・WEB・携帯コンテンツ・システム等のプロデュースや制作を行う。1999年、出産と育児を機にヨーガを始め、インド哲学やヨーガ教典も勉強、

    【ポスト・デジタル革命の才人たち】千葉麗子さんインタビュー 「『電脳アイドル』の過去から『脱原発』」の未来へ」 (上)――デジタルではない、人間のリアルな部分を発信していきたい - |論座アーカイブ
    mitsumorix
    mitsumorix 2018/06/04
    人はなぜ山瀬まみ化するのか。
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