鈴木邦男の正体は「右」か「左」か～「反米」「反共」「愛国」のあわいを生きた言論人 - 石川智也｜論座アーカイブ

鈴木邦男の正体は「右」か「左」か～「反米」「反共」「愛国」のあわいを生きた言論人 ほとばしる情念の魅力と危険を熟知しつつ、テロを防ぐ「対話の効用」をあえて選んだ 石川智也 朝日新聞記者 右派を代表する論客として知られた鈴木邦男（本稿では敬称を略させていただく）の訃報が流れたのは1月27日だった。 以来1週間、その死を惜しむ声は左派護憲リベラルからばかり挙がり、右翼から届く声は、控えめに言っても冷ややかなものが多かった。 「脱右翼」したリベラル言論人？ 右派にありがちな「言論より行動」を否定し、テロを支持しない姿勢を鮮明にしていた。表現の自由を訴え、「愛国心の強制はいけない」と教育基本法改正に反対し、「自由のない自主憲法より自由のある占領憲法を」と言い続け、呼ばれるのはいつも護憲派の集会……。 朝日新聞や週刊金曜日にも、好々爺然とした表情の写真とともに自由主義擁護のご意見番として度々登場した

[iinalabkojocho]

私は鈴木邦男も野村も全く思想の立ち位置は逆だが尊敬していた。鈴木が暴力の誘惑に耐え抜いて自決と言う一番安直な誘惑にも打ち勝ち自然死したのに安堵した。良い追悼評だ、ほんの少し悪文なのを除けば。

[satoshique]

思想と政治は似て非なるもの。思想的に相反していても政治的に連帯することはできるし、その逆もある。いずれにしても個人と言葉が大切。死ぬときはみんなひとり。

[tomoyaiskw]

鈴木邦男という人は、ほとばしる情念の魅力と危うさを熟知していたからこそ、テロや暴力を防ぐため「対話」の効用を説き、みずから意見の異なるものとの交流を積極的に進めたのではないだろうか。

[doroyamada]

鈴木さんの「60年安保闘争は左からのナショナリズム」という指摘は納得性あったな。

[mazmot]

一時期、私は自分のことを右翼だといっていたが、今世紀に入ってネットに触れるようになってやめた。私のイメージしていた右翼はもう絶滅危惧種

[goldhead]

おれは最後まで、鈴木邦男はテロルへの近接のある危険な人間だと思っていた。それは尊敬に値する。

[yodogawa-kahan]

高僧のような柔和な表情と、大きな声に動じない迫力が同居する不思議な印象が、腑に落ちる内容だった。

[donovantree]

聞くに値する言葉を持っている「右翼」がいなくなっていく。残るのは時代遅れの「反共」で繋がるカルトと権力欲と金の亡者の自称愛国者ばかりである。

[kaerudayo]

「新左翼運動はとうに潰え、冷戦終結とともに共産圏も事実上消えた。しかし、左派が激しく対峙し、三島が唾棄し、鈴木が闘ってきた、共通の敵であったはずの「対米従属」は、まったく過去のものになってはいない」

[repunit]

親ロシアに触れないあたりが。

[gnt]

鈴木邦男評伝。朝日新聞記者によって「論座」に書かれるべき文章だったと思う。

[tuffgong]

匿名SNSというバベルの塔を作り神の怒りに触れ、人間は互いに論が通じなくなった

[tacticsogresuki]

右翼には言論の場が無いは昨今の共産党の党除名やcolaboの連帯による言論封殺を考えるとね。その他突っ込み処満載の内容。あと鈴木邦男は国際視点ではリベラル。日本左翼は反日なだけ。東アジア反日武装戦線ではっきり

[kaoruw]

朝日新聞　石川智也記者　https://twitter.com/kaoruww/status/1623303417417601025