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2009年7月15日のブックマーク (3件)

  • 安心の番人:獣医師が足りない/1 過酷な食の最前線 - 毎日jp(毎日新聞)

    ◇家畜の診療、各地でほころび 穏やかな不知火海を望む熊県南部の山中。「よーしよし。ほら、じっとせんか」。体重600キロを超える肉牛の脇腹をなでながら聴診器を当てる。 水俣市の獣医師、坂昌幸さん(69)が故郷で開業して38年。今もマイカーを駆り、牛舎の柵を乗り越え、巨大な牛と格闘する。だが、5年前に脳梗塞(こうそく)を患った体は、時に思うように動かない。「牛を診るのは体力勝負。大きな手術をするのはしんどいよ」と嘆く。 3年ほど前、80代半ばまで現役だった先輩が亡くなり、地元で約3000頭に上る牛を診るのは坂さんだけになった。隣の芦北町で約280頭の牛を育てる田浦(たのうら)裕一さん(60)は「この仕事は獣医さんなしでは成り立たんのです」と訴える。 約40年、地域の仲間と「いい牛」を作るため試行錯誤を繰り返してきた。今や九州を代表する高級和牛になった「あしきた牛」はその結晶、地域の宝だ。

    mittyu
    mittyu 2009/07/15
    現状としては、公衆衛生獣医よりも、地方の産業動物診療のほうが崩壊の危機に面していると思う。
  • 公務員獣医:人手不足深刻 背景に業務増加と低所得 - 毎日jp(毎日新聞)

    都道府県が獣医師資格を持つ職員の確保に苦慮している。獣医師法に基づく就業分野別の統計によると、獣医師の総数は82年の約2万6000人から06年約3万6000人に増えた。しかし、内訳では、都道府県のほか国や政令市などの公務員が約1万人から約9100人に、家畜診療専門の産業動物臨床が約5400人から約4200人に減少した。その一方で、小動物臨床は約4000人から約1万3000人と、3倍以上に増えている。 BSE(牛海綿状脳症)と鳥インフルエンザに代表される人獣共通感染症対策、品への異物混入で重要性が再認識された品衛生監視など公務員獣医師の業務は、増加の一途をたどる。ところが、公務員獣医師の給与は同じ6年制大学を卒業した医師職の公務員より低く、毎日新聞の調査では最大で平均月給が50万円以上少なかった。 また、調査からは地域格差も見える。東京都の昨年度採用試験の倍率は約10倍。四国4県は「最近

    mittyu
    mittyu 2009/07/15
    「平均月給が50万円以上少なかった」そうで。獣医出身の政治家や次官クラス役人っているのかな。
  • 公務員獣医:都道府県の半数で定員割れ 役割は拡大 - 毎日jp(毎日新聞)

    都道府県で働く獣医師の職員について、毎日新聞が全国調査したところ、定員割れするなど、人材確保の困難さを訴える自治体が22道県で全体の47%と半数近くに上っていることが分かった。また、都道府県の91%が「近年、負担が増えた」と回答。BSE(牛海綿状脳症)や鳥インフルエンザ対策など人獣共通感染症の防止策から、相次ぐ品異物混入事件への対応まで獣医師の役割が拡大する中、慢性的に人手が不足している実態が浮かんだ。 調査はアンケート形式で、全47都道府県から回答を得た。 都道府県で働く獣医師職員は計約6600人。半数余りが品安全や狂犬病予防などに携わる公衆衛生部門、4割強が家畜を扱う畜産部門、残りが動物園、自然保護などの仕事に就いている。 獣医師職の定員枠や必要数は34道府県が設定し、うち21道県が定員割れ状態。欠員が多いのは北海道(92人)、岐阜(24人)、山口(20人)と続いた。定員設定のない

    mittyu
    mittyu 2009/07/15
    職場の獣医の島だけサビ残がどんどん定着してきている、と聞いている。