鳩山由紀夫首相は30日、口蹄疫問題に関し「宮崎県の畜産農家や住民は不眠不休で頑張っている。激励を込めてうかがいたい」と述べ、近く現地を訪問する考えを示した。日中韓首脳会談が行われた韓国・済州島で記者団に語った。 首相は、国による防疫措置などが盛り込まれた口蹄疫対策特別措置法が28日に成立したことを受け「法律もできて、対策は万全だと直接伝えたい」と強調したが、日程に関してはまだ確定していないとした。 自民党など野党4党は、口蹄疫対策に関する初動対応が遅れた責任を問うとして、赤松広隆農相の不信任決議案を衆院に提出している。(共同)