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1 平井和正が亡くなったそうだ。 それに関するツイートは変な形で変則的に届いたが、最終的には朝日新聞やNHKでも訃報を伝えた。 平井和正先生がなくなったとマイミクさんの記事で知りました。先生の著書そのものは「狼の紋章」しか拝読したことがなくて、あとはアニメやコミカライズでしか存じ上げないのですが、それでも日本SF界を牽引してくださった偉大な方と思ってる気持ちに嘘はありません。本当に残念です。もっと活...— まいこ (@maiko3727) 2015, 1月 17 平井和正先生の訃報。近しい方からご連絡を受けました。何も言葉が出てきません。— 七月鏡一 (@JULY_MIRROR) 2015, 1月 17 平井和正先生の娘さんのフェイスブックに確かに父が亡くなったとの日記が。 pic.twitter.com/rTfH4fUW20— MAZ (@mazekoze) 2015, 1月 17 筒
「ウルフガイ」シリーズ、「幻魔大戦」などで知られる作家の平井和正さんが17日に死去した。76歳。18日、平井さんの公式サイトで発表された。 同サイトでは「平井和正 儀、かねてより病気療養中のところ、平成27年1月17日、76歳を以て、永眠いたしました。長年にわたって皆様より賜りましたご厚情に心より感謝致します」と報告。ツイッター上では作家の高千穂遙氏や「幻魔大戦 Rebirth」などで平井さんと関わりのある漫画原作者の七月鏡一氏などが相次いで訃報をツイート。SF界の巨匠の死をいたんでいた。 平井さんは神奈川県・横浜市出身。1962年に商業作家としてデビューし、翌年には漫画「8マン」の原作も担当。アニメ化された際には脚本も務めた。67年には石森章太郎氏と共同原作で漫画「幻魔大戦」の原作も手がけており、83年には映画化もされた。 小説家としても71年に発表した「ウルフガイ」シリーズが大ヒット。
早川書房が開催しているSF小説の公募賞「ハヤカワSFコンテスト」第2回の受賞者・柴田勝家さんのキャラが濃すぎると、SF界隈を中心に話題になっています。 柴田勝家さんは、成城大学大学院文学研究科日本常民文化専攻に所属する27歳で、本名は綿谷翔太さん。ハヤカワSFコンテストに「柴田勝家」というペンネームで応募し、一時は本名に変更するかと思われましたが、無事に柴田勝家でデビューしました。 ペンネームの由来は大学時代からのあだな。1年生のときのキャンプでカードゲームで負けた柴田さんが「これはまさに賤ヶ岳(しずがたけ)だ(※柴田勝家と羽柴秀吉の戦い)」と呟いたこと、そしてヒゲを生やして「柴田勝家然」としていたところから、そのあだなが爆誕したのだそう。 一人称は「ワシ」、好きな曲は「敦盛(謡曲)」である柴田さんのデビュー作、ミクロネシアの島々を舞台にしたSF小説「ニルヤの島」は、早川書房から11月21
2014年ベストSF映画は、桜坂洋原作、トム・クルーズ主演『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(C) AFLO 早いもので2014年も残すところ1ヵ月弱。今年も大小様々な映画が公開されたが、海外エンタメサイトのWhat Cultureが「2014年のベストSF映画10本」を発表した。SF映画といえば映画の中でも人気のジャンルだが、2014年は“日本”の影響を受けた作品が好評だったようだ。 【関連】選出された「2014年ベストSF映画10本」フォトギャラリー 全体的な印象としては「SF映画の当たり年」だったという2014年。現時点までにイギリスかアメリカで公開されている作品で、スーパーヒーローものでもSF要素が強ければ対象になったという。 明確なランキングではないものの、同サイトでは秀作から最高傑作へのカウントダウンになっており、最高傑作には桜坂洋のSFライトノベル『All You Need
ライトノベル業界・文化の発展と共に、作品・作家のレベル低下も叫ばれて久しい昨今。プロの作家なら当然厳守してしかるべき小説の作法からの逸脱、主な対象読者である中高生にふさわしくない性的な表現の多用、奇抜さで目を引くことを狙っただけの不格好なタイトル群……それなりに以前からラノベを嗜み続け、単なる一消費者の立場に甘んじることなく業界の行く末を気にかけているわたしのような読者にとっては、非常に頭の痛い話です。 さて、先日、公開しているほしいものリストから一冊の文庫本が届きました。タイトルは『虎よ、虎よ!』 その名前を聞いたことがない人でも、最近のラノベの現状を憂うこういった記事で真っ先に挙げられることも多い、図像化された文字がページ一杯に踊るおぞましい画像を見たことはあるのではないでしょうか。たとえばこんなものです。 タイポグラフィだかセンチメンタルグラフティだか知りませんが、小説とは図やイラス
T.B!T.B!T.B!T.Bぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!T.BT.BT.Bぅううぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん んはぁっ!紡防躑躅子たんの鏡色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!! 間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…くるくるくる〜!! ゆーげんさん表紙のT.Bたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!! シリーズ再始動決まって良かったねT.Bたん!あぁあああああ!かわいい!T.Bたん!かわいい!あっああぁああ! ハヤカワ文庫増補改訂版も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああ
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2014.07.01 ライトノベルの編集にSFを書きたいと言ってみたら。 カテゴリ:カテゴリ未分類 先日、東京に行ったさい、ライトノベルの編集にSFを書きたいと言ってみました。 私の若い頃はSFブームで、若いころ一生懸命読んでました。(私は四捨五入すると50です)今でもSFが好きなんです。 ぽつぽつライトノベルでSFが出てきているし、来年か再来年あたりSFブームが来るんじゃないかなと思っているからです。 今から企画を通したら、出版されるのは来年か再来年ですからね。 結果は×でした。 理由はいくつかあって、 ・共通認識がなく読者がイメージできない(ハリーポッターの魔法学校のような読者における共通認識がSFにはない) ・難しい。 なんちゃってSFだとダメなのかなぁ。 エンダーのゲームみたいな、宇宙基地に作られたバトルスクールの話なら、魔法学校ものみたいでなじみやすいんじゃない
6月も100冊以上発売される新刊ライトノベル。 戦いは数だってマックで隣の席に座ってたアタリ社員が言ってた。 新作ラインナップを眺めていると、SFライトノベルが目につきます。 学園ラブコメ、ファンタジーの次はSFブームなのか。 99.89%ないだろうなと思いつつ、注目新作をまとめてみました。 地球外生命体とのファーストコンタクト! 絶対ナル孤独者≪アイソレータ≫1 ―咀嚼者 The Biter― 『AW』『SAO』の川原礫によって描かれた ウェブ小説の最後の作品が電撃文庫でついに登場! 二〇一九年八月。 地球上の、いくつかの都市部に、人類が初めて接触する地球外有機生命体が複数落下した。のちに《サードアイ》と呼ばれるその球体は、接触した人間たちに、現代科学では解明できない《力》を与えた。 ある者には、音さえ追い越す《速さ》を。ある者には、鋼さえ断ち切る《刃》を。そしてある者には、万物を噛み千
killist @JesusKillist むー、国内SFオールタイムベストに、大原まり子が、ハイブリッドチャイルドしか入って無い! 未来視たちとか、素晴らしいのに! 2014-05-25 19:18:59
※気になったことをざっくりメモ。ざっくりなので、ところどころ飛躍があります。不明な点があったらコメント欄かTwitterで聞いてください。 昨日、Twitterにて「『SFマガジン』を買っている人は、どのくらい中身を読んでいるのだろうか?」という問題提起を行ってみた。なぜこのようなことをしたのかというと、SF大会のスタッフをやっているような人(頻繁に『SFマガジン』を買っているであろう人たち)でも「SFは不人気だ」「SFは衰退している」「最近の若者はSFを読まない」といったような言説を無批判に受け入れているのを散見したから。 これはぼくの観測範囲の話になってしまうので、どこまで一般性を持つかは分からないのだけれど。そういう人たちは、たとえば『SFマガジン』や『SFが読みたい』でたびたび取り上げられている『紫色のクオリア』や『人類は衰退しました』、『All You Need Is Kill』
『S―Fマガジン』2014年6月号の特集「ジュヴナイルSF再評価」内の対談「ハード・ジュヴナイルを求めて」において、泉信行・吉田隆一の両氏はジュブナイルを、若い読者への強いメッセージが重要なジャンルと定義しました*1。 その上で、佐島勤『魔法科高校の劣等生』を現在の(ハード・)ジュブナイルの代表的な作品として挙げています。 これを踏まえて、泉信行氏と吉田隆一氏のお二人に質問があります。 http://fox.2ch.net/test/read.cgi/poverty/1398588863// 努力をしなかった結果(魔法の)成績が良くない劣等生が、努力をした結果(魔法の)成績が良くなった優等生をねたみ、耳障りのよい「平等」という理念を掲げる(反魔法)市民団体の考え方に浸食されている ↑ 背後には日本の(魔法)技術力を低下させようと企む勢力が! ↑ 妹「ま、まさか!!」主人公「ああ、そうだ、(
前編 中編 どっこいジュヴナイルSFは生きていた―21世紀ジュヴナイルSF必読ガイド30選(後編) メニメニハート 作者: 令丈ヒロ子,結布出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/03/28メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 24回この商品を含むブログ (10件) を見る前編のはじめに紹介した『ぼくのプリンときみのチョコ』と同じく、入れ替わりテーマのSF。心が部分的に徐々に入れ替わっていくというこれまた思い切った設定で、心と身体という難しいテーマに果敢に挑みました。 児童文学で入れ替わりテーマといえば、大林宣彦監督『転校生』の原作であることでも有名な山中恒の『おれがあいつであいつがおれで』です。『メニメニハート』の作者の令丈ヒロ子は山中恒の弟子なので、彼女が入れ替わりテーマに挑戦したことは入れ替わりテーマのSF児童文学という非常に狭い世界では大事件でした。「希望」という名の船
前編 どっこいジュヴナイルSFは生きていた―21世紀ジュヴナイルSF必読ガイド30選(中編) 科学探偵部ビーカーズ!―出動!忍者の抜け穴と爆弾事件 (ポプラポケット文庫) 作者: 夏緑,イケダケイスケ出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2009/01/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 9回この商品を含むブログ (3件) を見る(091-2)初音ミクポケット 歌に形はないけれど (ポプラポケット文庫) 作者: 濱野京子,doriko,nezuki出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2014/02/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るはじめに、「ズッコケ三人組」シリーズや「かいけつゾロリ」シリーズなどが有名な、娯楽系児童文学に強いポプラ社のジュブナイルSFを紹介します。 ポプラポケット文庫の「科学探偵部ビーカーズ!」は、東京都才円巣区立野辺流小学校の科
はじめに 『S-Fマガジン』2014年6月号で、三村美衣の監修による「ジュヴナイルSF再評価」という特集が組まれました。ところがこの特集、ジュヴナイルSFテイストのあるライトノベルの話ばかりで、肝心の児童書として出版されているSFが脇に追いやられてしまっており、物足りないものになっていました。 三村美衣による通史解説は、かつてジュヴナイルSFの黄金時代があっていまは廃れてしまったが、実はアニメやライトノベルにその魂は継承されているという物語になっています。そのため、いまも優れたジュヴナイルSFが多数出ているという事実がないことのようにされています。アニメやライトノベルについては、具体的な作品名を挙げて論評しているのに、21世紀以降に児童書として出版されたSFについては、レーベル名を列挙するだけで作品や作家に対する具体的な論評はありません*1。これでは、児童文学の事情を知らない読者が、21世
面白い特集だった。普段は買わない雑誌でも特集が気になるとつい買ってしまうね。メインの一つとして取り上げられている魔法科高校の劣等生をWeb版から読んでいたこともある。いくつか面白かったところをピックアップして、雑記みたいな感じで思ったことでも書いていこう。 まずジュブナイルSFについてだけれども、これからはジュブナイルSFの時代がくるのかもしれないと思っている。その根本にはSFは身近な物になるというか、もうなっているという現状がある。十年後どうなるかろくに想像も変化が早すぎて十年後ろくにどうなるか想像もつかないような現代においては、あっという間に古びていく現代をそのまま書くよりも未来を書いたほうがその心情にはよくあっているからだ。 つまりはSFが現代小説そのものとして普通に需要されるのではないかなあとこれを読みながら、というよりかはもうずいぶんまえから考えていることなので思い返していた。そ
http://d.hatena.ne.jp/naoya_fujita/20140323/1395596751 「伊藤計劃以後」という言葉が嫌いである。毛嫌いしている。 正確には「伊藤計劃以後」という言葉を使う批評家連中が嫌いである。 理由を挙げようとすると色々出てくるのだが、端的に言うとその「雑さ」が腹立たしい。 独自性を持つそれぞれの作家をまとめて「伊藤計劃以後」とひとくくりにしてしまう杜撰さ、本のサブタイトルにまで使っておきながら「伊藤計劃以後」という言葉をろくに定義づけもしないまま援用する適当さ、本人の死を贈与扱いし、さらに死者の遺志を読みとって色々と好き勝手に代弁してしまう無神経さ。 その雑な手つきにとことんうんざりする。 出版社が本の帯に「伊藤計劃」の四文字を入れたがるのはわかる。伊藤計劃をきっかけにSFを知り、次に手に取る作品を探す読者には最適だろう。 作家の生涯ばかりにフォー
・伊藤計劃はキリストを超えた。わけあるか。くたばれ。 伊藤計劃の名前を出していろいろ商売をするのが気にくわない方がいるらしい。 早逝の作家 伊藤計劃が評価高すぎだと。 名前で商売やってんじゃねーぞと。 神格化すんじゃねーよ、ジョブスかよ、と。 映画だろうがマンガだろうが亡くなった作家の名前を使って商売するのは恒例のことだと思うのだけれどもね。 ジョブズ関連で山ほど書店に本が並んでたし。 でも故人の名前を出して、それが商売として成立するってすごいことなんだがわからんかな。 それこそ、もし死んだって名前を出して売りも出来ない、評価も出来ない作家だって山ほどいるってのにSFがブームでもない今に伊藤計劃の名前を「ゼロ年代」ひっくるめて扱えるだけでも伊藤計劃氏自体の評価は存分にされていい。 豚はその皮を食い破り、腸を捕まえる。裂け目から沸きだした臓物の汁の一滴まで啜り続ける。 その餌を与えたのもやは
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