彼の移動手段はすべて車。 鉄道の写真を撮るために全国を駆け巡り、走行距離はついに100万キロを超えた。 この先もずっと乗り続けると約束した相棒だったが、その日は突然やってきた。 地球25周分もの距離を走り切ったエンジンは、製造したメーカーが研究目的に引き取ることになったという。 (松山放送局宇和島支局 山下文子) 100万キロに達する瞬間に密着した記事はこちらから↓
軽自動車の電気自動車(EV)化が2022年から一気に進む。日産自動車・三菱自動車が軽EVを発売するのを皮切りに、ホンダ、スズキ、ダイハツ工業も25年までに軽EVを投入する。軽は登録車ほどの航続距離は求められないなどEV化に適している面もあるものの、電池搭載による価格上昇は避けられず、試行錯誤が続く。三菱自の主力工場、水島製作所(岡山県倉敷市)。日産と共同開発し、6月に発売予定の軽EVの生産が3
愛車を持っている人なら誰でもお世話になる車の整備工場。そのほとんどが零細企業で、今、深刻な人手不足に頭を悩ませています。求人を出しても若い人が来てくれない、仕事の依頼を受けても手が回らない…。そんな厳しい状況にさらに追い打ちをかける事態が起きています。世界の自動車業界で加速する、あの動きです。 (経済部記者 山根力) 「若い人間がいない、跡継ぎもいないと、やむをえずやめていく会社もあるんです」 福岡市の従業員10人の整備工場「丸善自動車」で工場長を務める原口佳庸さん(38)は、苦虫をかみつぶしたような表情で、深刻な人手不足の状況を話してくれました。 地元でおよそ40年続けてきた原口さんの会社も、整備士が1人、また1人と減り、今は38歳の原口さんがいちばん若手の6人で、なんとか仕事を回しています。それでも最近は、せっかく仕事の依頼を受けても断るケースが増えているといいます。 これではまずいと
2014年末にトヨタが世に送り出したMIRAIだが、最近話題に上ることは少なくなった。「燃料電池は終わった」とか「トヨタは選択を間違った」としたり顔で言う人が増えつつある。実のところはどうなのだろうか。 2014年の年末。トヨタは世界初の燃料電池乗用車「MIRAI」を発売した。「MIRAI以前にも燃料電池車はあった」と言う人がいるかもしれないが、MIRAIが登場するまでの燃料電池車(FCV)は、車両価格は数億円。しかも販売ではなく、リース運用前提で個人は購入できなかったりというレベルで、その実態は実証実験にすぎず、とても市販車とは呼べなかった。 MIRAIと国策 正直なところ、筆者もMIRAIのデビューには驚いた。トヨタにしてみればあのクルマを720万円で売るのは大赤字なはず。事態は完全に政治問題である。 燃料電池が次世代主流と目されて早30年。燃料電池の規格を巡り、日欧は長きに渡って対立
トヨタがロータリーエンジン(RE)搭載の自動運転EVの実証を決意 トヨタとマツダの連携の成果が、驚きの形で表面化した。なんと、トヨタがロータリーエンジンを使ったレンジエクステンダー式EVを採用するというのだ。さらに驚きなのは、そのクルマがフリート向けの自動運転車になるという。フリートとは、タクシー・レンタカー・配送車などの商用事業者を指す。 >>トヨタのRE搭載車を画像でチェック(20枚) こんなトンデモナイ話が発表されたのは、米ラスベガスでのCES(セス)だ。 CESは、「コンシューマ(消費者)・エレクトロニクス(電気)・ショー」の略で、日本では”世界最大級の家電IT見本市”と称されることが多い。毎年1月に開催され、近年では3Dプリンター、ウェアラブル、ドローンなどの分野で世界市場に向けた発信源となってきた。また、自動車業界では自動運転や車外とのデータ通信を行うコネクテッドカー関連での世
【画像】 国別に「最も人気のある自動車メーカー」を世界地図にしてみた結果 1 名前:名無しさん@涙目です。(catv?)@\(^o^)/ [CN]:2017/08/11(金) 16:03:35.72 ID:J9Iob5ek0 Regtransfersは、「世界各国で最も売られている自動車ブランド」というわかりやすい地図を作成した。さすがというべきか、日本発祥の「トヨタ」は、世界規模でも圧倒的な人気を博す様子が確認できる。実に49ヶ国で販売台数の首位をいただく。それでも、他のアジア製ブランドなら特定の国で猛威を振るうケースもある。例を挙げると、ロシアでヒュンダイ、インドでスズキ、メキシコで日産、中国でSGMW、イランでサーイパーなど。 一方 ヨーロッパでは、ドイツ製のVolkswagen(フォルクスワーゲン)がドイツをはじめ、オランダ、ベルギー、ノルウェー、スウェーデン、スイス、オーストリア
車を運転する人もしない人も、街でたくさんの道路標識を見かけると思います。中でもこんな標識に見覚えはないでしょうか。 山道や急な坂道で見かけるこの標識、これは「道路の登り勾配(水平面に対する傾き)が9%」であることを意味しています。 ん……? 傾きだから9度――じゃなくて、9%? 「%」で表されるとなんだかよく分からないような気もしますが、この「9%」という数字は、「100m水平に進んだときに何m登る(あるいは下る)か」を示しています。 例えば、傾き45度の坂があると、100m進むうちに100m登るので、勾配100%となります(もちろんこれでは急すぎて、とてもドライブはできないのですが)。 勾配9%というと、角度的には5度くらいに相当します。9度ではないのがミソですね。 実はこの勾配の考え方は、三角関数、サイン・コサイン・タンジェントのタンジェントに相当しています。 詳しく書くと、tan 4
「アニメ業界の人材不足が進んでいることは報じられるが、自動車整備業界の人材枯渇についてはあまり知られていない」というツイートが衝撃を与えています。これまであまり語られてこなかった自動車整備士の労働実態や、「メーカー直営整備士専門学校の県志願者0人」「人材枯渇」といった業界の実情を取材しました。 自動車整備のイメージ ツイートによると、メーカー直営の整備士養成専門学校への入学者が減少したことにより、3年後には新卒の整備士を採用できない県が出てくるとのこと。ねとらぼ編集部はこのツイートを投稿したAさんに接触、詳しいお話を聞きました。 現役整備士に聞く自動車整備業界クライシス Aさんはメーカー直営の整備士養成専門学校を卒業後、地元のディーラーで勤務している現役整備士。Aさんが働くディーラーでは毎年、メーカー直営の整備士専門学校から新卒生を採用していましたが、「3年後には採用できる新卒整備士が0人
福岡市博多区の原三信(はらさんしん)病院にタクシーが突っ込み3人が死亡、7人が負傷した事故で、事故車両の運転席で足元のフロアマットが二重に敷かれていたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。福岡県警は、上部のマットがずれてアクセルペダルを押さえ込む形となった結果、タクシーが暴走した可能性もあるとみて慎重に捜査している。 事故は3日午後5時ごろ発生。タクシーは近くの公園から病院方向へ直進し、道路左側に駐車していた車2台をよけるように走行。病院前の標識にぶつかって損壊させた後、病院に突っ込んだ。 これまでの県警の調べに、運転手の松岡龍生容疑者(64)=自動車運転処罰法違反容疑で逮捕=は「ブレーキが利かず、途中の一時停止標識も止まれなかった。公園を出発した直後からブレーキがおかしかった」などと供述している。 捜査関係者によると、タクシーの運転席の足元には、備え付けのマットの上に別のマット
走行音が静かなハイブリッド車や電気自動車は歩行者との事故の危険性が高いとして、国土交通省は販売されるすべての車にガソリン車と同じレベルの走行音を出して周囲に接近を知らせる装置の装着を義務づけることを決めました。 このため国土交通省は販売されるすべてのハイブリット車と電気自動車に対し、走行音に似た音を出して周囲に接近を知らせる装置を装着することを義務づけることを決めました。 新たな基準ではこの装置で速度に応じて50から56デシベルとガソリン車と同じレベルの大きさの音を出すよう定めています。 また、高齢者でも聞き取りやすい低い周波数の音も加えることも求めています。 現在、販売されている車はすでに走行音を出す装置が装着されていますが、ほとんどの車でドライバーが手動で音を消せることから、音を消す機能をもたせないことも定めています。 国土交通省はあすにも道路運送車両法の安全基準を改正し、新型車は1年
デビュー65周年を迎えたランクルが注目を集めている 今年デビュー65周年を迎えた、日本で最も長い歴史を持つクルマが、ここへきてちょっとした注目を集めている。トヨタ自動車「ランドクルーザー」、通称ランクル。四輪駆動(4WD)方式の本格的なSUV(スポーツ多目的車)だ。 ランクルは、1951年に警察予備隊(現・陸上自衛隊)の要請で開発された、「トヨタ ジープBJシリーズ」を原点に持っており、悪路を走るタフさが売りだ。「ランドクルーザー」という名称になったのは、1955年の「20シリーズ」から。現在は、シリーズの頂点に立ち、ラグジュアリーなワゴンタイプとして進化した「ランドクルーザー200」、オンロードの扱いやすさも重視した「ランドクルーザー プラド 150」などのシリーズがある。 そのランクルが2年前の8月、再び動き出した。ディーゼルエンジンの排出ガス規制強化に伴い、2004年を最後に日本での
プラグインハイブリッド車(PHEV)として2015年に世界販売台数No.1を記録している三菱自動車の「アウトランダーPHEV」には、車両情報のチェックや充電・空調などの操作をスマートフォンから行える「三菱リモートコンロトール」というシステムが組み込まれているのですが、ここに外部からの乗っ取りを受けうる危険性が潜んでいることをセキュリティ会社が発見しました。 Hacking the Mitsubishi Outlander PHEV SUV - YouTube Hacking the Mitsubishi Outlander PHEV hybrid | Pen Test Partners https://www.pentestpartners.com/blog/hacking-the-mitsubishi-outlander-phev-hybrid-suv/ セキュリティ会社のPen Tes
24歳の時に初代シーマを購入した伊藤かずえさん。それから25年間乗り続け、走行距離はなんと25万㎞超え! 地球を6周したことになるんだとかーー。 【参照】自動車業界“評論家の親分”が語る一生後悔しないクルマの選び方 ■サイズ感がピッタリ! シーマを買うまでは、4ドアハードトップのローレルが好きだったので、次も同じのを…と思って日産のディーラーに行き、シーマと運命的な出会いをしました。 走りは最高です。京都で撮影がある時に自分で運転したんですが、クルーズコントロールがついているから高速も快適。3000㏄のV6ツインカムターボは加速がいいし、電子制御のエアサスペンションをスポーツモードにすると車高がググッと下がって、どっしりと走れる。それがまたいい感じなんです(笑)。 バブル絶頂期のクルマだからでしょう。高級な素材が使われていて、細部までこだわりが詰まっています。25年前のクルマなのに、
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