講師コラム:大井 毅 先生 『 医学英語の知られざる一面 』 [1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] 第1回 医学用語の特徴(2008/4/1) そもそも英語の医学用語とは何かについて考えてみよう。医学用語は、英語の方言の1つという考え方もあるが、スペルが変わらないことから、方言ではなく、むしろ「一語多義」の結果ではないかと筆者は思う。 昨年、天災が多かったせいか、affected area「被災地」が頻繁に目につく。しかし、"affected area"は医学領域では、「被災地」ではなく、「患部」という意味をもつ。同じ用語でも使われた場所によって意味が違ってくる。医学領域で、次のように使われる。"The affected area may be enlarged, but it usually disappears spontaneously."
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