(CNN) ローマ法王フランシスコが「動物でも天国に行ける」と語ったという情報が、インターネットを通じてペット愛好家の間で広く出回った。後にこれが誤報だと分かった後も、情報の拡散は止まっていない。 発端は米紙ニューヨーク・タイムズの記事だった。訂正前の記事ではフランシスコ法王がバチカンで信者たちを前に、愛犬をなくした少年を慰めようと「キリストの永遠性において、いつかまた動物たちに会えるでしょう。天国は神が創造したすべての生き物に開かれています」と声をかけたと伝えた。 しかし同紙は後に、この記事に誤りがあったとして訂正を出した。バチカンラジオによると、フランシスコ法王の発言は「聖書の教えによれば、この素晴らしい創造の恩恵は私たちの身の周りのものすべてに及ぶ」という内容だった。これが誤って解釈され、動物も天国に行けると語ったという記事になってしまったという。 カトリック教会の教えでは、ペットが
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