総集編の映画の公開に合わせて、というか、アニメが放送/配信されてからずっと、25年以上続いているアジカンの古い楽曲や歴史を追ってもらえて率直に嬉しい。結成から一度も止まらずにバンドは転がり続けているけれど、ポップミュージックはユースカルチャーとしての側面もあるから、当時の中高生や同世代と共に俺たちも年を重ねて、アジの缶詰なのか密教の瞑想法なのか、誤解や興味の端っこはおろか若い世代に発見されなくなっていくのも仕方がないことだと思う。 しかしながら、前述したように、バンドも俺たちの人生もアラフィフなりに全力で転がり続けていて、有名になりたいという欲求はもともと薄いけれど、音楽を聴いてもらいたいという気持ちはいつでもしっかり持っている。ネットには配信サービスによって無限と呼んでもいいくらいの楽曲の海が広がっていて、そこには毎週数千曲の新曲がアップされ、過去の膨大な名曲たちをいつでも聴くことができ
映画を公開初日に観に行って「面白かった〜」ってなって、その翌日 原作漫画が無料公開されてる(※現在は終了)のを知って読んだら「えっ…!?」ってなって、それから初回鑑賞の1週間後に映画をまた観に行きました。 www.youtube.com 映画のあらすじは…… 借金取りに追われる父に連れられて、東京から南伊豆の池照町 (いけてるちょう) にやって来た少女・かりん(小5)。父の実家である寺に身を置き、祖父の世話になることになったのだが、そこには言葉を話し、2本足で歩いてバイクの運転までする化け猫・あんずちゃん(※オス)が暮らしていた。当初はその異様な存在に戸惑うがすぐに慣れ、現地の小学生男子や職探しに苦労する中年男性(よっちゃん)、さらには森に住む妖怪たちとも出会い、それなりに楽しくも漫然と日々を過ごすかりん。しかし、約束していた母親の命日になっても、父はかりんを迎えに来なかった。痺れを切らし
〈前編はこちら〉 「誰も知らないCGアニメ」をいかに見てもらうか? 今の若者のリアルを反映し、少女たちの自活の苦労や怒りの感情も隠さず描いたバンドアニメ『ガールズバンドクライ』。指揮を執ったのはアニメ『ラブライブ!』を立ち上げた平山理志プロデューサーだ。 本作は東映アニメーション内でもCG技術の進化を期待されたオリジナルTVシリーズ。「CGで誰も見たことがない映像を作りたい」という目標を持った平山氏だが、「イラストルック+フルコマ」という映像づくりの壁は予想以上に高かった。 ようやく映像の完成が見え始めたが、「お客様の認知がゼロの状態」からスタートするオリジナル作品を、1クール(3ヵ月)で人気作品に育て上げる必要がある。仕掛け、環境、覚悟。どれが欠けても成立しなかったプロジェクトを氏に語っていただいた。 『ガールズバンドクライ』ストーリー 高校2年、学校を中退して単身東京で大学を目指すこと
原作を読んで最初に思った「シカをCGにしたい」 ──第1話の放送直後のインタビューとなりますが、評判や雰囲気をどう感じられていますか? 皆さんがすごく過剰に反応されていて、個人的にはちょっと怖いです。これほど多くの人が観てくれると想定していなかったので、この先が怖い(笑)。もちろん、これだけ観てくださっていることには感謝しかないです。こんな変なアニメを。 ──「変なアニメ」ですか。 「よくわからない変なシカのアニメ」だと思われているんじゃないですか? どこに向かっているのかわからない感じを楽しんでくれてるんじゃないかな。ものすごいストーリーやドラマ性があるタイプの作品でもないので、今後も気楽に楽しんでほしいです。 ──その「変なアニメ」という方向性は、監督が制作に参加する段階から決まっていたのでしょうか? いや、まったく決まっていなくて。おしお先生がイラストレーターとしても活躍されているだ
However, there is one girl who had made the impossible possible. リディル王国における魔術師の頂点・七賢人がひとり 〈沈黙の魔女〉モニカ・エヴァレット。 史上、初めて無詠唱魔術を生み出した若き天才である。 しかし… 極度の人見知りであがり症の彼女は、 使い魔の黒猫と山奥に引きこもり、 数式の本に囲まれて、 ひっそりと魔術の研究に打ち込んでいた。 そんな彼女のもとに、七賢人の同僚である 〈結界の魔術師〉ルイス・ミラーが訪ねてくる。 戸惑う彼女にルイスはひとつの王命を告げた。 それは――貴族の集う名門校に潜入し、 第二王子を護衛する極秘任務だった……。 『小説家になろう』でシリーズ累計1.3億PV、 累計発行部数60万部を超える、 人気ハイファンタジー作品がついにアニメ化。 魔術と数字を偏愛する 〈沈黙の魔女〉モニカのひそやかな活
TOP 特集 『アリスとテレスのまぼろし工場 公式美術画集』発売記念! 東地和生美術監督&小川耕平3DディレクターSPECIAL対談 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2011/脚本)、『さよならの朝に約束の花をかざろう』(2018/脚本・監督)などの代表作を持つ岡田麿里監督と、『呪術廻戦』、『「進撃の巨人」The Final Season』、『チェンソーマン』などの代表作を持つアニメスタジオ・MAPPAがタッグを組んで制作した映画『アリスとテレスのまぼろし工場』(2023)。 その公式美術画集『アリスとテレスのまぼろし工場 公式美術画集』が2024年4月に発売された。 今回は、本作で美術監督を務めた東地和生氏、3Dディレクターを務めた小川耕平氏(株式会社Marco代表取締役)に、公開から1年近く経った今だからこそ語れる制作エピソード、本作における情感ある画づくりや作品への想い
火垂るの墓は子どもの頃に初めて見て、本当に辛くて2度と見たくないと思った。今となっては必要なことなのかなぁ…と思いつつ、改めて見たとしても目を背けるシーンがあるだろうな…。
Rootport🔥 @rootport テレビ版『エヴァンゲリオン』が伏線投げっぱなしで謎だらけで終わってしまったことで、人生の大部分である四半世紀をその答えを待つ時間として過ごしたのは俺だけじゃないはず。 で、個人的には『シン・ヱヴァンゲリヲン』よりも、『シン・ウルトラマン』のほうが〝答え合わせ〟って感じがしたの。 Rootport🔥 @rootport 要するに『エヴァ』の世界って、ウルトラマンが人類を愛さなかった世界なのだろうな…って。もちろん、それが公式の裏設定だなんて主張するつもりはないし、あくまでも俺の個人的な解釈にすぎないのだけど。 Rootport🔥 @rootport 庵野監督の脳内でどんなふうにアイディアが掛け合わされて『エヴァ』が生み出されたのかをリバース・エンジニアリングするように想像してみると、「もしもウルトラマンが人類を好きにならなかったら?」という疑問が
7月23日、アイドルグループ「UNICODE」(ユニコード)の日本におけるデビューシングル「HELLO WORLD」が発売された。日本人女性5人で構成されたグループだが、全員が韓国語を話せるバイリンガルで、プロデュースの拠点も韓国であることからK-POPアイドルをうたう。一方、グループ名やデビューシングルのタイトルから、SNSではITエンジニアなどIT関心層から「検索しにくそう」とする声も出ている。 UNICODEは、韓国では4月にデビュー。グループのマネジメントに携わるENPASS(東京都品川区)によれば「グループ名の由来は『UNICODE』は『Unity』(統一性)と『Code』の合成語で、『彼女たちの音楽は全ての国で共用されるコードのように全世界で通じる』という意味が込められている」という。 ただし、グループ名は文字コードの標準規格「Unicode」と、デビューシングルのタイトルはプ
TVアニメ「負けヒロインが多すぎる!」オープニング映像を公開! ▌オープニングテーマ ぼっちぼろまる「つよがるガール feat.もっさ(ネクライトーキー)」 https://www.youtube.com/@boromaru Streaming&Download(7/21 Release):https://botchiboromaru.lnk.to/jHOMWd CD PKG(8/14 Release):https://botchiboromaru.lnk.to/jr6hg9 ▌放送情報 TOKYO MX/群馬テレビ/とちぎテレビ/BS11:毎週土曜24時30分~ 中京テレビ:毎週土曜25時25分~ 読売テレビ:毎週月曜25時59分~ ※放送日時は編成の都合等により変更となる場合もございます。予めご了承ください。 ▌配信情報 ABEMA/U-NEXT /アニメ放題にて毎週土曜24時3
農業機械などのメーカーとして知られるヤンマーホールディングス(大阪市北区)は7月18日、製作中のオリジナルアニメ「未ル わたしのみらい」が、2025年春に地上波で放送されると発表した。オムニバス形式で全5話を予定している。 併せて、総合プロデューサーとして、「機動戦士ガンダム」や「銀河漂流バイファム」「シティーハンター」などを手がけてきた植田益朗さんを迎えたことも明らかにした。 植田さんは「機動戦士ガンダムでアニメ人生をスタートし、まさかこの歳でまたロボットアニメを作ることになるなんて。しかし、話を聞くとあまりにもチャレンジングに取り組む姿勢、メンバーのやる気に、これは結構面白いことになるかと、今はかなりのめり込んでいる」とコメントを寄せている。 プロジェクトは、2023年6月に「未ル(みる)」として発表したもので、米国で開催された「Anime Expo 2023」会場では巨大なロボット像
(-)キングダム 大将軍の帰還東宝/ソニー 1週目[監督]佐藤信介 [出演]山崎賢人/吉沢亮/橋本環奈(1)ルックバックエイベックス・ピクチャーズ 3週目[監督]押山清高 [出演]河合優実/吉田美月喜(2)それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン東京テアトル 3週目[監督]川越淳 [出演]戸田恵子/中尾隆聖/上戸彩(3)ディア・ファミリー東宝 5週目[監督]月川翔 [出演]大泉洋/菅野美穂/福本莉子(6)名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)東宝 14週目[監督]永岡智佳 [出演]高山みなみ/山崎和佳奈/小山力也(4)九十歳。何がめでたい松竹 4週目[監督]前田哲 [出演]草笛光子/唐沢寿明/藤間爽子(8)クワイエット・プレイス:DAY1東和ピクチャーズ 3週目[監督]マイケル・サルノスキ [出演]ルピタ・ニョンゴ/ジョセフ・クイン/アレックス・ウルフ(5)フェラーリ
『響け!ユーフォニアム3』は原作との向き合い方に重要な一石を投じた。 ご存じの方もいると思うが、主人公・黄前久美子のオーディションの結末について、京都アニメーションは原作から大きな変更を導入した。この変更を賞賛する人もいれば、受け入れられないと拒否反応を示す人もいる。 あの変更について、筆者はどう考えるかをまとめてみたいと思う。ただ、筆者の考えを述べるのみならず、筆者とは異なる考えの人々の気持ちもできる限り汲んでみたい。久美子が作中で「脱落者を出したくない。全員そろってこその北宇治だと思う」と言い、部員一人も取りこぼさないで全国を目指したように、この原稿も同じく改変賛成派も反対派もどちらも取りこぼさないことを目指そうと思う。 たとえ筆者の文章力が足りないせいでそれが叶わず、「死ぬほど悔しい」ことになるとしても、この作品について書く時は、少なくともその意識は持たないといけないと思うからだ。
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