アメリカのトランプ政権は、ユネスコ=国連教育科学文化機関からアメリカが脱退する意向をユネスコ側に伝えたと発表しました。アメリカが国家として承認していないパレスチナの加盟を認めたことなどが理由だとしています。 アメリカ国務省のブルース報道官は22日、声明で「継続的な関与はアメリカの国益にかなうものではない」として、ユネスコ=国連教育科学文化機関からアメリカが脱退する意向をユネスコ側に伝えたと発表しました。 この中で「ユネスコは分断を生む社会的また文化的な大義を推進していて、国連の持続可能な開発目標に過度に注力している。これはアメリカ第一主義とは相いれない」としています。 また、ユネスコがアメリカが国家として承認していないパレスチナの加盟を認めたことを問題視し、「アメリカの政策に反している上、ユネスコ内での反イスラエル的な主張を拡大させることになった」としました。 正式な脱退は来年12月31日
