【キーウ共同】ニューヨーク・タイムズ紙電子版は16日、ロシアのプーチン大統領が米ロ首脳会談で、ウクライナが東部ドンバス地域の割譲に応じれば戦闘を停止し、再び攻撃しないと文書で確約する用意があると表明したと伝えた。

【8月17日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は、ロシアがウクライナの東部2地域を完全に支配し、部分的に支配している別の地域の前線を凍結するというロシアの提案に対して支持を検討している。情報筋がAFPに語った。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「事実上、ウクライナがドンバスを放棄することを要求しており、トランプはそれを支持する傾向にある」と情報筋は述べた。 ウクライナ東部のルガンスク州とドネツク州を指すドンバス地方について、ロシアは自国領だと主張し、2022年の全面侵攻開始以来、完全制圧を目指している。 しかし、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、「ドンバスを手放すことを拒否した」と情報筋は述べた。 ゼレンスキー氏は、領土に関するいかなる譲歩も行わないとしているが、トランプ氏とプーチン氏との3者会談が行われれば、領土題を議論することは排除していない。 15日に米アラス
【8月17日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は16日、ウクライナでの停戦を求めるのではなく、和平合意を追求すべきだと述べた。これまでの停戦を求める姿勢を撤回し、和平協定へと舵を切る大きな方針転換となる。 トランプ氏は15日、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と米アラスカ州のアンカレジで会談したが、ウクライナ侵攻に関する具体的な言及はなかった。 会談後、トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」で、「ロシアとウクライナの恐ろしい戦争を終わらせる最善の方法は、和平合意に直接進むことであり、単なる停戦合意ではない」と述べた。 即時の敵対行為の停止は、トランプ氏とウクライナを含む欧州指導者たちの主要な要求であった。 トランプ氏は18日、米首都ワシントンでウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と会談する。 米ロ首脳会談後、ロシアの首都モスクワに到着したプーチン氏は、会談が「タイ
(CNN) トランプ米大統領との会談を終えたロシアのプーチン大統領は15日、アラスカで記者会見に臨み、2022年にトランプ氏が大統領であれば、ウクライナでの戦争は起きなかっただろうとの認識を示した。 トランプ氏はかねて、バイデン前政権下でロシアのウクライナ侵攻に伴い発生した全面紛争について、自分なら回避できたと主張してきた。プーチン氏は今回、トランプ氏の主張は正しいと述べ、以前から示してきた立場を改めて表明した。 プーチン氏は22年にバイデン氏の説得を試み、「軍事行動という形で深刻な結果が発生しうる」段階まで事態が進むのを回避するよう伝えていたという。 プーチン氏は「トランプ大統領と私は非常に良好かつ実務的で、信頼に基づく関係を築いた。この道を進めばウクライナでの紛争の終結に至ることができる、それは早ければ早いほど良いと確信している」とも述べた。
トランプ大統領とプーチン大統領による首脳会談は日本時間の16日午前4時半ごろからアメリカ・アラスカ州のアメリカ軍基地内で行われました。 両首脳の対面での会談は、ロシアのウクライナ侵攻後、初めてで、アメリカ側からルビオ国務長官とウィトコフ特使が、ロシア側からラブロフ外相とウシャコフ大統領補佐官が同席しておよそ2時間半行われました。 続いて両首脳はそろって記者会見に臨みました。 会見では、まずプーチン大統領が発言し、「非常に有益だった」と述べたうえで、ウクライナ情勢をめぐっても「これを終わらせることに強い関心がある」としました。 その一方で「すべての根本原因が取り除かれなければならない。ロシアの懸念が考慮される必要がある」などと、従来の主張を繰り返しました。 このあと、トランプ大統領が発言し、「非常に生産的な会談だったと思う。大部分では一致した。いくつかの重要な点ではまだ完全な一致には至ってい
トランプ米大統領は11日、今週予定されているロシアのプーチン大統領との会談について「手探りの会談になる」との見方を示し、終了後にウクライナや欧州首脳らと協議する意向を示した。トランプ氏はウクライナでの戦争終結を目指しているが、米ロ首脳会談への過度な期待をけん制した。 トランプ氏はホワイトハウスでの会見で、「私はプーチン大統領と協議し、この戦争を終わらせなければならないと伝えるつもりだ」と述べた。米ロ首脳会談は15日にアラスカで行われる予定で、プーチン氏にとっては約10年ぶりの訪米となる。 さらにトランプ氏は「ディール(合意)を決定するのは私ではない」と発言。「自分は行って、条件を見ることになる。『幸運を祈る』と言って立ち去り、それで終わりの可能性もある。これでは解決しないと言うかもしれない」と語った。 トランプ氏は、今回のプーチン氏との会合にウクライナのゼレンスキー大統領を招待する意向がな
プーチン大統領はウィトコフ米特使に「ウクライナとの停戦に関する包括的な提案」を提示、WSJも9日「ウクライナがドネツク州から軍を撤退させ、ロシアがドンバスとクリミアを完全に掌握するのであれば完全な停戦に同意する」と報じ、ヘルソン州とザポリージャ州に対する要求がなくなった。 参考:President Trump Participates in a Trilateral Signing with Armenia and Azerbaijan 参考:Комментарий помощника Президента России Юрия Ушакова о встрече Владимира Путина и Дональда Трампа 参考:Putin Tells U.S. He’ll Halt War in Exchange for Eastern Ukraine 参考:U.S., Uk
米国とロシアがウクライナ停戦協定の締結を目指して進めている交渉では、ロシアが軍事侵攻によって占領した領土の支配を確定する形となる見通しだと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。 非公開情報であることを理由に匿名で語った関係者によると、米ロ両政府の当局者は、早ければ来週に開催される見通しの首脳会談に向けて、協議対象となる領土に関する合意の構築を進めている。確定にはほど遠い段階にあるが、米国はウクライナおよび欧州の同盟国からの同意を取り付けるべく調整を進めているという。 関連記事:トランプ米大統領、プーチン氏と会う用意-ゼレンスキー氏抜きでも ロシアのプーチン大統領は、2014年に併合したクリミアに加え、ウクライナ東部と南部の4州全域の割譲をウクライナに要求している。関係者によると、合意案にはクリミアとドンバス地方の事実上の領土割譲が含まれ、受け入れるなら現在もウクライナ側が掌握しているル
この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【7月23日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領(共和党)は22日、バラク・オバマ元政権(民主党)の当局者が2016年大統領選へのロシアの介入に関する情報を操作したとされる報告書をめぐり、オバマ元大統領を国家反逆罪で告発した。 トゥルシ・ギャバード国家情報長官は、オバマ政権の当局者が「反逆的な陰謀」に関与していたと主張する報告書(18日公表)に関連して、司法省に訴追を請求。オバマ氏とそのチームがロシアの選挙介入に関する情報を捏造(ねつぞう)し、「トランプ大統領に対する実質的に数年にわたるクーデターの土台を築いた」と主張した。 ギャバード氏の主張は、2019年~2023年に行われた四つの刑事捜査、防諜(ぼうちょう)、監視機関による捜査の結果に反すると
トランプ米大統領は14日、ウクライナ侵攻を続けるロシアのプーチン大統領に対して強硬姿勢をとるようになった理由を説明する際、私的な場での妻メラニアさんの発言を紹介した。トランプ氏は家族への信頼が厚く、家族の発言が強い影響力を持つとされている。強硬路線への転換の背景にはメラニアさんの存在があった可能性がある。 トランプ氏はこの日、ホワイトハウスで北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と会談した。トランプ氏は、プーチン氏と電話で協議しても裏切られると不満を強調。協議したある日の出来事として、「私は家に帰り、ファーストレディーに『今日はウラジーミル(プーチン氏)と話をした。素晴らしい会話だった』と言った。彼女は『本当に? また別の都市が攻撃されたわ』と言った」と紹介した。
ホワイトハウス南庭を歩くトランプ米大統領=13日/Bonnie Cash/UPI/Bloomberg/Getty Images via CNN Newsource (CNN) ウクライナ戦争終結に向け、トランプ米大統領は14日、ウクライナへの新たな武器供与と、50日以内に和平合意に達しない場合のロシアへの経済制裁という二つの措置を発表した。トランプ氏はロシアのプーチン大統領への失望を募らせており、ロシアへの圧力を強める狙い。 発表された計画は、欧州諸国が米国製の武器を購入し、それをウクライナに移転するというもの。昨年の大統領選でトランプ氏が勝利して以降、数カ月にわたり議論されてきた。 トランプ氏は大統領執務室で北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長と会談し、この計画を発表した。また、ロシアに対する新たな期限も示し、「50日以内に合意が成立しない場合、非常に厳しい関税を課すことになる」
7日には、イスラエルのネタニヤフ首相との夕食会で冒頭に、プーチン氏が戦闘を止めなかったことに「失望している」と述べていた。ここ数週間、ロシアはキーウなどウクライナの都市に対し過去最大規模の無人機やミサイルでの攻撃を加えており、プーチン氏に対するトランプ氏のいら立ちは強まっている。 関連記事:トランプ氏、ウクライナへの追加兵器供与を明言-プーチン氏批判 こうした発言から、かつてプーチン氏を公然と称賛していたトランプ氏が、徐々に忍耐を失いつつあることがうかがえる。これはゼレンスキー大統領にとって朗報だ。ウクライナ侵攻の責任はプーチン氏にあるにもかかわらず、トランプ氏の非難の矛先は当初、ゼレンスキー氏に向けられていた。ネタニヤフ氏との夕食会でトランプ氏は、ウクライナへの追加兵器供与を計画していると表明した。 一方、国防総省は難しい立場に追い込まれた。先週、同省は備蓄状況の見直しを理由に防空ミサイ
ウクライナ戦争は2025年の春と夏のロシアの攻勢により、ウクライナにとって壊滅的な局面を迎えている。ロシア軍はドンバス地域のコンスタンティノフカやポクロフスクを包囲し、スムイやニプロペトロウシクでの進軍を加速した。ウクライナ軍は防空ミサイル、装甲車両、ドローン、人員の不足に直面し、キエフの防空はほぼ崩壊している。この危機的状況下で、ゼレンスキーは権力維持、西側からの資金確保、ロシア領内での非対称戦を通じた抵抗継続を目指している。彼の末路として、亡命大統領としての抵抗、国内での抑圧強化、国際的孤立という三つのシナリオが考えられるが、これらは歴史的な亡命指導者であるシャルル・ド・ゴールや李承晩の経験とどの程度似ているのだろうか。 シナリオ1:亡命大統領として抵抗の象徴となる ゼレンスキーの末路の第一のシナリオは、ウクライナが軍事的に崩壊した後、亡命先で「抵抗の大統領」として活動を続けることであ
(CNN) トランプ米大統領は現在、ロシア・ウクライナ紛争の現状に対し憤りをあらわにし、近日中にロシアに新たな制裁を発動することを検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。 トランプ氏が先週、ロシアのプーチン大統領と電話会談した際、プーチン氏はウクライナとの停戦にあたりロシア側の要求をまとめた「和平に関する覚書」を近日中に起草し送付するとの意向を示していた。しかし、この会談から1週間以上が経過してもなお米国はロシアからその文書を受け取っていないという。 一方で、ここ数週間にわたり複数の制裁措置が検討されてきたものの、トランプ氏は今のところ承認していない。 同氏は27日にSNSで「ウラジーミル・プーチンが気づいていないのは、私がいなかったらロシアには本当にひどいことがすでにたくさん起こっていたはずだということだ。本当にひどいことだ。彼は火遊びをしている!」 関係者によれば、トランプ氏は
ロシアがウクライナ各地に激しい攻撃を続ける中、アメリカのトランプ大統領は25日、プーチン大統領について「まったく気にくわない」と述べるなど、非難を強めました。ただ、これまでもプーチン大統領を批判する発言をしながらも、新たな制裁の措置などは行われておらず、今回の発言が具体的な対応につながるのかは不透明です。 ロシアは23日からウクライナ各地に、無人機や弾道ミサイルなどによる攻撃を続けていて、軍事侵攻後「最大の空襲」と伝えられています。 こうした情勢について、トランプ大統領は25日、記者団に対し「プーチンのしていることが不満だ。彼とは長いつきあいで、うまくやってきたが、街にロケットを撃ち込み、人々を殺害している。まったく気にくわない」と強い口調で非難しました。 さらに、SNSの投稿で、ロシアのプーチン大統領について「私は常々、彼がウクライナのすべてを欲していると言ってきたが、もしそうするならば
トランプ大統領は会談後、SNSに投稿し、「会談はとてもうまくいった。その雰囲気や精神はすばらしかった」と評価しました。 また、「交渉の詳細はロシアとウクライナ以外、誰もわからない」と指摘するとともに、「ローマ教皇を代表とするバチカンが交渉の場を提供することに関心があると表明している」とコメントしました。 これについて、記者団から「仲介役から退くのか」と問われるとトランプ大統領は、ただちに仲介をやめる考えはないと断ったうえで「何も進展がなければ、ただ身をひくだけだ。これは私の戦争ではない」と述べて、仲介をやめる可能性を示唆しました。 一方、プーチン大統領は、トランプ大統領との電話会談のあと記者団に対し「全体として非常に有益だった」と強調しました。 会談の中で、トランプ大統領から、停戦についての立場が表明されたのに対し、プーチン大統領は、ロシアは、ウクライナ危機の平和的解決に賛成していると言及
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