米テキサス州エルパソで、新型コロナウイルス検査を行う医療従事者(2022年1月12日撮影)。(c)PAUL RATJE / AFP 【1月15日 AFP】米国のニューヨークなど主要都市で、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」による感染の波が収束し始めていることが、今週の公式統計から明らかになった。一方、感染者数の変動から一歩遅れて変化する入院患者数は、過去最多を更新した。 オミクロン株の感染者が爆発的に増加した後に急減するという傾向は、英国や南アフリカでも見られていた。ニューヨークでは、1日の新規感染者数の7日間平均が過去最多の4万人を記録した2日以降、減少を続けている。14日の公式データによると、10日には2万8500人にまで減ったが、過去の感染ピーク時を超える水準にとどまっている。 ニューヨーク州全体とニュージャージー州、シカゴ、首都ワシントンでも同様の減少が見られた。だが新規感
米政府のアンソニー・ファウチ首席医療顧問(2021年12月2日撮影、資料写真)。(c)MANDEL NGAN / AFP 【12月8日 AFP】米政府のアンソニー・ファウチ(Anthony Fauci)首席医療顧問は7日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の重症度について、判断には数週間かかるが、初期データからはデルタ株よりも高くないことが示されており、デルタ株より低い可能性もあると述べた。 AFPのインタビューに応じたファウチ氏は、オミクロン株に関してこれまでに分かっている情報を、感染力の強さ、ワクチン接種や感染で獲得した免疫を回避する能力、重症化しやすさの3分野に分けて説明。感染力については「明らかに強い」とし、現在主流となっているデルタ株を上回る可能性が高いと指摘した。 各国から集まったデータによると、オミクロン株は再感染率が高いことも分かっている。ファウチ氏は、現行のワクチ
ニュージーランドの首都ウェリントンで記者会見するジャシンダ・アーダーン首相(2021年9月3日撮影)。(c)ROBERT KITCHIN / POOL / AFP 【10月4日 AFP】(更新)ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相は4日、これまで推進してきた「コロナゼロ」戦略について、主要都市オークランド(Auckland)での新型コロナウイルス感染封じ込めに失敗したと認め、新たな取り組みが必要だと述べた。 【関連記事】NZ首相、最大都市オークランドをロックダウン 感染者3人確認で ニュージーランドは、新型コロナウイルスの根絶を目指す厳格な政策により国土の大半が流行から守られ、国境封鎖下で国民はパンデミック(世界的な大流行)以前に近い日常生活を送っている。しかし、人口の多いオークランドで8月に発生した半年ぶりの市中感染は、7週間に及ぶロックダウン(都
コロンビア・メデジンで行われる新型コロナウイルスワクチンの接種(2021年9月7日撮影)。(c)Joaquin SARMIENTO / AFP 【9月11日 AFP】世界保健機関(WHO)欧州地域事務局のハンス・クルーゲ(Hans Kluge)事務局長は10日、新型コロナウイルスの集団免疫獲得への望みが新たな変異株の出現により薄まりつつあることから、ワクチンの普及によって同ウイルスのパンデミック(世界的な大流行)が収束するとの見通しに対し悲観的な見方を示した。 【関連記事】「ミュー株」、南米コロンビアで主流に 保健当局者 クルーゲ氏は記者会見で、新型ウイルスの流行が今後長年にわたり続く可能性があることから、各国の保健当局は接種計画を状況に応じて「徐々に順応させていく方法を見越し」ていかなければならないと指摘。特に追加接種の問題については重点的に知見を集めるべきだとした。 クルーゲ氏は5月、
ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相(2020年11月30日撮影、資料写真)。(c)Marty MELVILLE / AFP 【2月14日 AFP】ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相は14日、最大都市オークランド(Auckland)で新型コロナウイルスの感染者3人が確認されたことを受け、同市に3日間のロックダウン(都市封鎖)を発令した。 人口170万人の同市では14日午前0時(日本時間13日午後8時)から外出自粛が命じられた。警戒レベルは「3」で、必要不可欠な仕事を除き、学校や会社は閉鎖される。 アーダーン氏はロックダウンについて「(従来株よりも)感染力の強い変異株だった場合に備えた措置で、厳重に注意して行動する必要がある」と説明した。(c)AFP
【1月31日 AFP】オーストラリア・パース(Perth)の当局は31日、隔離施設となっていたホテルの警備員に新型コロナウイルスの陽性者が出たことを受け、5日間のロックダウン(都市封鎖)を実施すると発表した。 【編集部おすすめ】「窓打ち」にファストフード、隔離中の選手の創意工夫 全豪OP 対象となるのは住民およそ200万人で、31日夜から運動や通院、市民生活に不可欠な仕事、食料品の買い物を除いて外出が禁止される。 ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州のマーク・マクゴーワン(Mark McGowan)州首相は今回のロックダウンについて、「ウイルスを制御し、コミュニティーに拡散することを防ぐため、極めて迅速に厳格な措置を講じる」と説明。長期の混乱を避け、短期間の措置にとどめたいとしている。 当局は陽性が判明した男性について、隔離中の帰国者を介して感染力が強いとされる
英ロンドンの首相官邸で会見するボリス・ジョンソン首相(2021年1月22日撮影)。(c)Leon Neal / POOL / AFP 【1月23日 AFP】ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)英首相は22日、英国で確認された新型コロナウイルスの変異株について、従来株よりも感染力が強いだけでなく、致死率も高い可能性があると発表した。 ジョンソン氏は首相官邸で開いた記者会見で、変異株の致死率が高い可能性を示す「証拠があるようだ」と述べた。英政府のパトリック・バランス(Patrick Vallance)首席科学顧問は、存在するデータはわずかだとしながらも、変異株は従来株より致死率が約30%高い可能性があると指摘した。 バランス氏によると、60歳の男性1000人が従来株に感染した場合、死亡するのは10人前後だが、変異株では1000人中「13、14人」が死亡。「違う年齢層でも同様に、リス
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