加熱するLLM開発競争に冷や水、オープンモデルの組み合わせだけでGPT-4o越えの事実 2024.06.21 Updated by Ryo Shimizu on June 21, 2024, 18:19 pm JST 世界中の企業や政府が狂ったようにNVIDIAのGPUを買い漁る流れはそろそろ潮時かもしれない。 いくつかの興味深い事象が起きているからだ。 昨日発表されたKarakuri社のLLM、「KARAKURI LM 8x7B Instruct v0.1」は、非常に高性能な日本語LLMだ。Karakuri社は今年の一月にも非常に高性能な70Bモデルを引っ提げて業界に旋風を巻き起こした。この最新のLLNは、日本語向けオープンLLMとしては初の「命令実行」チューニングを施されている。それだけでなく、RAGと呼ばれる、複数の知識を組み合わせてより正解に近い答えを導く技術や、Function
Adobe(アドビ)の「アドビ基本利用条件」(以下、基本利用条件)において、同社のサービス・ソフトウェアで用いたさまざまなコンテンツ・データが、アクセス・表示・監視の対象になりうることが記載されていた点が物議を醸している。コンテンツが機械学習データとして分析されうる点も、そうした懸念を高めているようだ。 Adobeは米国に拠点を置くソフトウェア企業だ。画像編集ソフト「Photoshop」や動画編集ソフト「Premiere Pro」といった、主にクリエイティブな目的に用いられるソフトウェアを手がけている。 ほぼすべてのデータがアクセス・表示・監視されうるとの規定 今回、Adobeのさまざまな製品やサービスに関して規定する基本利用条件について注目が集まっている。基本利用条件は今年2月17日に更新・発効されており、この際に変更が加わった規定が今になり多くのユーザーから問題視されている。 注目を集
結論から言うと「絵の無断使用禁止」と書いた方がいいです。 そっちの方が効きます。自己防衛のためなら「AI学習禁止」ではなく「無断使用禁止」です。 なぜなら「AI学習禁止」には意味が無いからです。むしろ悪い効果があります。 嫌がらせをする悪い奴に下に見られ目をつけられるのです。 この記事はAI推進派が書く記事です。記事の中にもAIイラストが多数使用されてるので、AIアレルギーの方はもうここで引き返してください。 「絵の無断使用禁止」だけ覚えて帰ってください。それだけでいいんで。 大丈夫ですか? ご理解いただける方のみ、「無断使用禁止」と書く事を推奨する理由をお伝えします……。 軽く自己紹介をすると私はAIも触りますが、手描きでも絵を描きます。 元々手描き絵師です。ゲームも作ってます。 絵師の証明として最近描いた手描き絵載せておきますね。 最近描いた手描き絵最近描いた手描き絵避けられない学習の
Art created in the style of Rajasthan on Midjourney. Illustration: micwhit/Midjourney“Though [the] defendants like to describe their AI image products in lofty terms, the reality is grubbier and nastier: AI image products are primarily valued as copyright-laundering devices, promising customers the benefits of art without the costs of artists,” the complaint says. The promise of AI is that it will
Published 2024/01/15 12:46 (JST) Updated 2024/01/15 13:02 (JST) 国の文化審議会の小委員会は15日、人工知能(AI)による著作権侵害について文化庁がまとめた素案をおおむね了承した。素案は文章や画像を作る生成AIの開発や利用で権利侵害に当たる恐れのあるケースの考え方を示しており、著作権法が原則認めているAIの著作物無断学習に現行法の運用で「歯止め」をかけたい考え。一般からも意見を募った上で、2月下旬にも最終案を取りまとめる。 生成AIはインターネット上の大量のデータをあらかじめ学習し、利用者の指示に応じて文章や画像、音声などを作る。 素案は特定のクリエーターの作品のみを学習させたAIの生成物は、権利侵害につながる可能性があると指摘した。ただ、作風が似ている程度なら問題ないとした。 権利侵害につながりかねない例としては、報道機関やリ
AI(人工知能)は、SFファンタジーから現実の主流へと進化した。現在、AIは検索エンジンから音声アシスタントに至るさまざまなオンラインツールを動かす力となっており、医療画像解析から自動運転車まで、あらゆるものに使用されている。しかし、AIの進歩は間もなく、もう1つの喫緊の課題であるエネルギー消費と衝突することになる。 現在の暗号資産と同様に、AIはその高い電力消費傾向から批判や規制の対象になる危険性がある。AIに楽観的な人々が、さらなる計算能力を使う継続的な進歩を称賛する一方で、悲観的な人々は、AIの電力使用を無駄で危険でさえあると主張し始めている。こうした非難は、近年の暗号マイニングに対して行われたものと似ている。間違いなく、AIへのエネルギー供給を制限することで、AIの技術革新の息の根を止めようとする動きがさらに強まるだろう。 悲観論者たちはいくつかのもっともな理由を挙げている。より能
今日、文化庁は生成AIと著作権保護についてのガイドラインとなる素案を提示しました。(2023/12/20時点。その後の状況については追記をお読みください。) 生成AIでなにが合法でどんなとき違法になるべきか、クリエイターや開発者、ビジネス系のひとなどが議論していますが、多くの生成AI周辺にいる人たち全員に関係あるガイドラインがいままさに検討されているわけです。 朝日新聞ではこう報じています。 文化庁は20日、文化審議会著作権分科会の法制度小委員会に、生成AI(人工知能)によるコンテンツの無断学習は、著作権法で著作権者の許諾が不要とされる「非享受目的」にあたらない場合があるとする「AIと著作権に関する考え方」の素案を示した。生成AIが記事や画像データなどを無断で利用する「ただ乗り」(フリーライド)に懸念の声が上がる中、現行法を厳格に解釈し、歯止めをかけたい考えだ。 朝日新聞デジタルより引用
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