6月5日、米上院共和党は、広範な税制法案の一環として、企業別平均燃費(CAFE)基準を満たさなかった場合の罰金を撤廃することを提案した。写真は、米ワシントンの連邦議会議事堂。4月撮影(2025年 ロイター/Leah Millis) [ワシントン 4日 ロイター] - 超党派の米議会予算局(CBO)は4日、5月13日までに導入されたトランプ政権の新たな関税によって米経済生産が減少するとの見通しを示した。一方、財政赤字は10年間で2兆8000億ドル削減されると試算した。 CBOは関税によって消費財や資本財の価格が上昇すると予想。「インフレ率は2025、26年に年平均0.4%ポイント押し上げられ、家計と企業の購買力が低下する」とし、「米国の実質経済生産は全体として減少する」と見込んだ。インフレ率予測は同局が1月17日に公表した経済見通しと比較したもの。
