トランプ米大統領は6日、関税引き上げを回避したい貿易相手国・地域に対し、関税水準を決めるのは自分だと述べた。度重なる交渉に従事するというアプローチから距離を置く姿勢を示した。 「われわれは非常に公正な数字を提示し、これが米国の望むものだと示すつもりだ。それでめでたく合意成立となる。相手国は『素晴らしい』と言って買い物を始めるか、もしくは『良くない』と言うだろう」とトランプ氏はカナダのカーニー首相とのホワイトハウスでの会談で発言した。 「非常に公正な数字になるだろうし、低い数字になるだろう。われわれは各国を傷つけるつもりはない」と付け加えた。
