プロ野球日本シリーズ第5戦は1日、ナゴヤドームで行われ、中日が1−0で日本ハムを下して通算成績を4勝1敗とし、1954年以来、53年ぶり2度目の日本一に輝いた。落合博満監督(53)は3度目の出場で初のシリーズ制覇。 セ・リーグ2位の中日は、今季から導入されたクライマックスシリーズを勝ち上がっての頂点。58回の歴史の中で、初めてリーグ優勝チーム以外が日本一になった。 中日は二回無死二、三塁から平田の右犠飛で先制。今シリーズ初登板のプロ6年目、山井は八回まで一人の走者も許さずに降板。九回は岩瀬が救援して、1点を守りきった。日本ハムはシリーズ史上初めて無安打に終わった。 中日は日本、韓国、台湾の各プロリーグ優勝チームと中国選抜チームによる「KONAMI CUP アジアシリーズ2007」(8日開幕、東京ドーム)に日本代表として出場する。日本シリーズ表彰選手は次の通り。 ▽最高殊勲選手 中村紀洋内野