NTTドコモに情報開示命令 「中傷ブログ」発信者巡り2008年9月10日1時19分印刷ソーシャルブックマーク インターネット上で商品を中傷した人物に損害賠償を請求するため、発信者についての情報を開示するよう医療法人がNTTドコモに求めた訴訟の判決で、東京地裁は9日、プロバイダー法に基づき、同社に発信者の名前や住所などの開示を命じた。これまでプロバイダーに対する同様の開示命令はあるが、ドコモによると、携帯電話会社である同社への開示命令は初めてという。 須藤典明裁判長は、中傷が書き込まれたネット上のブログはドコモとは別のIT企業が管理しているが、発信者を特定できる情報はドコモが保有していると指摘。「書き込みによる名誉や信用の侵害は明らかで、損害賠償訴訟のためには情報開示が必要だ」と認めた。(向井宏樹) アサヒ・コムトップへニューストップへ