政府は、法人税率を引下げる代わりに、欠損金の翌期以降の利益との相殺について制度することを検討しているとのこと。 これ、とんでもないことです。 (先日の個人から出資を受けたらIPOできなくなる日本証券業協会の規則変更と同様)「何考えてるんだ?」という感じ。 ビジネスの現場の話がまったくわかってないし、日本経済の足を引っ張ろうとしているとしか思えません。 本日の日本経済新聞の記事だと、日本経団連の米倉弘昌会長は「赤字企業からカネが出て行くのは企業をさらに追い詰める。体を張ってでも阻止したい」とのことですので、ぜひがんばっていただきたいです。 一般の方や政治家の方は「けしからん!」と思ってはいても、税務や会計にかかわるお話で、ややこしい感じがするので深い議論になると思いますので、次回(来週月曜日発行)のメルマガでは、この欠損金に関する制度の変更が、ベンチャー企業や企業再生などのケースのみならず、