アメリカのトランプ政権は、ペンス副大統領を責任者とする新型コロナウイルスの対策本部を縮小する検討を始め、収束に向けて前進しているとアピールするねらいもあるとみられます。 この対策本部について、ペンス副大統領は5日、記者団に対し、今月下旬にも縮小することを検討していることを明らかにしました。 同じく5日、トランプ大統領も訪問先の西部アリゾナ州で、「対策本部はすばらしい仕事をしてきた」と述べたうえで、今後は経済活動の再開などに重点を置く考えを強調しました。 トランプ大統領は、感染拡大が深刻だった3月や先月には、対策本部の記者会見に連日のように出席していましたが、最近は会見そのものがほとんど行われなくなっています。 トランプ政権としては、対策本部を縮小することで、収束に向けて前進しているとアピールするねらいもあるとみられます。 ただ、アメリカは感染者数・死者数ともに世界で最も多い状況が続いていて
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