シェルターが満員に達し、移民が冬季の路上生活を強いられる可能性を危惧するニューヨーク市は、亡命希望者に望む場所への片道航空券を無料提供する専門窓口をマンハッタン区に設置した。先月27日付NBCニューヨークが伝えた。13万人以上の亡命希望者受け入れによるシェルターと財政圧迫の緩和のため、移民を市外に移送する新たな試みだが、移動の申し出は任意と強調している。市はシェルターの滞在期間を30日、子供連れの家族は60日間に制限し、加えて、市に対してホームレスへの避難所提供を義務付けるという他の主要都市にはない法的協定を停止するよう裁判所に求めた。