自治体トップによる職員へのセクハラ・パワハラ行為が判明し、辞職する事案が岐阜、愛知の3町で相次いだ。共通して指摘されるのは、ハラスメント対応を定めた既存のルールの不備。いずれも町長が加害者だった場合を想定しておらず、幹部が被害を把握しても十分な対処ができないケースもあった。専門家は条例などで対応策を明記するよう求める。
自治体トップによる職員へのセクハラ・パワハラ行為が判明し、辞職する事案が岐阜、愛知の3町で相次いだ。共通して指摘されるのは、ハラスメント対応を定めた既存のルールの不備。いずれも町長が加害者だった場合を想定しておらず、幹部が被害を把握しても十分な対処ができないケースもあった。専門家は条例などで対応策を明記するよう求める。
湖西市沖で炎上した漁船の男性漁師を救助したとして、御前崎海上保安署は十二日、浜名漁協(浜松市西区)の漁船「留栄丸(りゅうえいまる)」の大沢建雄船長(53)と「第七漁徳丸(りょうとくまる)」の渡辺英治船長(53)に感謝状を贈った。 大沢さんは先月十二日午前十時半ごろ、男性漁師から携帯電話で「船が燃えている」との連絡を受けた。混乱した様子だったといい、場所を聞こうとしたがすぐに連絡は途絶えた。当日は別の区域でフグ漁をしていたため、漁業無線で同じ区域にいた渡辺さんに助けに行くように呼び掛けた。 無線を受けた渡辺さんは、当日早朝に男性漁師から聞いていた漁場に急行。黒煙を上げる漁船を発見し、十五分で火災現場に着いた。激しく炎を上げる漁船に十メートルほど近づいたところ、クーラーボックスを背負って海に逃げた男性漁師を見つけ、船内に引き上げた。漁船は全焼したものの、男性漁師にけがはなかった。
外国人の技能実習生を受け入れる企業が、法令に違反して計画と異なる業務に従事させるケースが相次いでいる。愛知県の廃棄物処理会社では、溶接作業で契約したインドネシア人六人にごみの分別をさせていた。「技術移転による国際貢献」を掲げる制度の実態を探った。 (森若奈)
三十日朝、愛知県東海市の県道で、運転中に前の車に追突した五十代男性が、死後に重症の新型コロナウイルス感染症と診断されていたことが分かった。搬送先の名古屋市内の病院の医師によると、男性は肺炎が進んだ状態で、深刻な酸素不足にもかかわらず息苦しさを感じないコロナ患者特有の「ハッピー・ハイポキシア(幸せな低酸素症)」だった可能性がある。自宅療養者が増える中、医師は「自覚症状がなくても運転するのは危険」と訴える。 この医師によると、男性が心肺停止状態で搬送されてきたのは同日午前七時半ごろ。同県警東海署によると、男性の車は低速で追突。外傷はなく、病院で死亡が確認された。死因は新型コロナ肺炎による低酸素血...
今日は改めて、もう報じられております通り、きょうを持ちまして、会長を辞任をいたそうと、こう思っております。大事なことは、オリンピックをきちんと7月に開催するということでありますから、オリンピックを開催するための準備にですね、私がいることが妨げになるということであってはならないと思います。 思い起こしますと、7年前になるわけですが、2014年1月でございましたか、都庁の一部をお借りして、組織委員会がスタートしました。そのときは44名でスタートしたんです。今はおおむね、3000、5000か、3400~3500の職員がおられて、それぞれの部署で、賢明なオリンピックの準備をされています。 その皆さま方のことを考えると感慨無量でありまして、14年に発足しましてから、会場の見直し案というのをやりました。当初の東京都が中心になってお作りをいただいた計画を思い切って削減をする、ということになりました。 そ
「家にいるのに『出張』扱いで毎日二百円もらえるんです。少額でも税金なのに変じゃないですか」−。愛知県の職員だという男性からこんな声が本紙に届いた。調べてみると、新型コロナウイルス感染拡大で県職員が在宅勤務になった場合、なぜか「出張」となり、一部の職員には通信連絡費名目で旅行雑費(一日二百円)という手当まで支給されていることが分かった。自宅へ出張? いったい、どうしてそんなことになっているのか…。(奥田哲平) 「在宅勤務がこれほど大規模になるとは考えていませんでした。出張扱いにしたことで、規定にのっとって雑費が出てしまった」。県人事課の石田邦洋監察室長は、コロナ禍で想定外の混乱に陥った実情を明かす。 そもそも、職員の在宅勤務に関して、愛知県は他の自治体に比べ、導入が遅れ気味だった。コロナ禍が始まる前の今年一月、県は在宅勤務に関する実施要綱をまとめたが、その際、「他県の前例」にならって、自宅で
新型コロナウイルスの感染拡大で学校が臨時休校となり、自宅で1人で過ごしている子どもが、侵入した泥棒と鉢合わせする事案が愛知県内で相次ぎ、県警が注意を呼び掛けている。 県警によると、3月23日午後に、尾張地方で小学生の男子児童(11)が留守番をしていたところ、男2人が1階の窓ガラスを割って侵入。男は「ずっと前を向いていて」と児童に指示し、現金やクレジットカードを盗んで逃げた。同日午前にも尾張地方で男が無施錠の窓から侵入し、小学生の女子児童(10)の姿を見て、何も取らずに逃走する事案があった。 4月9日には三河地方で、自宅1階の窓ガラスをたたく音を聞いた中学生の男子生徒(13)が2階に避難。母親が帰宅すると、1階の窓が割られ、財布やバッグを盗まれていた。 いずれも児童や生徒にけがはなかった。県警の担当者は「テレビをつけておくなど、家人が在宅であると装う工夫が侵入盗への対策に有効だ」と話している
愛知県蒲郡市で新型コロナウイルスに感染した50代男性が「ウイルスをばらまく」と知人に言い残してフィリピンパブなどを訪れた問題で、この男性が18日午後1時ごろ、県内の入院先の病院で死亡した。男性は新型コロナウイルス感染前から重い持病があったという。関係者への取材で分かった。 男性は4日に陽性が判明した後、県の自宅待機の指導に従わず、1人で同市内の居酒屋とフィリピンパブに立ち寄った。両店は店内を消毒した上で同日から営業を停止。パブ経営者の男性は13日、営業を妨害されたとして県警蒲郡署に被害届を提出、県警は業務妨害の疑いがあるとみて捜査する方針を発表していた。 パブでは30代の女性従業員が新型コロナウイルスに感染していたことも12日に判明。この男性に接客はしていなかったが、店に居合わせていたことが分かっている。男性の両親も先に新型コロナウイルスに感染していることが確認されていた。 (中日新聞)
名古屋市の河村たかし市長は27日夜、報道陣に対し、新型コロナウイルス対策を巡る国の要請を受けて、市立小中高校、特別支援学校、幼稚園を3月2日から春休みまで休校、休園にする方針を明らかにした。卒業式、卒園式も中止とする。名古屋城本丸御殿も3月15日まで入場できなくなる。 (中日新聞)
政治指導者、ドイツ福音主義教会(プロテスタント)の最高機関のメンバーとして折に触れて発する演説は、世界を駆け巡り、多くの人の心に共感と尊敬の念をはぐくんだ。ナチスの暴力支配とその殺戮(さつりく)戦争への反省は、近隣諸国にドイツへの信頼感を高め、ドイツ国民の歴史認識に大きな変革をもたらした。 その変革の一つは、戦争の犠牲者は誰か、を示したことでもたらされた。戦後、西ドイツは長い間、国民全体がナチスの犠牲者であるという意識にむしばまれていた。 一九八五年、ドイツの敗戦四十年にあたり、連邦議会で行われた演説はとりわけ有名である。元大統領は、犠牲者とは誰かを心に刻むよう語りかけた。彼は、ドイツ人同胞よりも真っ先に「六百万のユダヤ人」、ドイツが占領した「ソ連・ポーランドの無数の死者」を挙げている。殺戮されたロマ民族、同性愛者、強制的に不妊手術された人々、ドイツに占領された「すべての国のレジスタンス」
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 がん患者3年放置、死亡 名大病院 2013年3月13日 13時41分 名古屋大病院(名古屋市昭和区)は13日、口の中に早期のがんが見つかった愛知県内の30代の患者に対し、書類を紛失したため3年以上手術を行わず放置していたと発表した。病院はその後に手術したが、昨年4月に死亡。外部専門家らでつくる調査委員会は「予定通り手術が行われていれば、がんは完治した可能性が高い」と指摘した。 病院によると、患者は2008年3月に名大病院歯科口腔(こうくう)外科を受診し、口腔内のがんの疑いが高いと診断された。担当医は患者に手術の必要性を説明し、入院の申込書を作成。「入院日が決まったら連絡する」と伝えたが、その後、患者に連絡しなかった。 患者は自覚症状がなかったことや、医師からがんの疑いがある「グレーゾーン」と伝えられていたことなどから、すぐに手術が
浜松市立曳馬中学校二年の男子生徒(13)が六月にマンション屋上から落ちて死亡した問題で、学校側の調査に同級生らが、男子生徒に対し自転車を蹴るなどの行為があった四月以前にも、無視したり暴言を吐いたりした、と認めた。また、一部同級生の保護者が遺族に陳謝しようと学校側に相談したところ、「早すぎる」と言われ見送っていたことが関係者への取材で分かった。 学校側によると、男子生徒が四月中旬、学習塾の帰りに自宅近くで同級生らに囲まれ、自転車を蹴られたり悪口を言われたりしたとの情報を基に、現場にいたとみられる同じ塾に通う同級生十人から個別に話を聞いた。 その結果、二月ごろに男子生徒と同級生の間にいさかいがあり、これをきっかけに複数の同級生らが男子生徒に「きもい」「塾やめろ」などと言ったり、無視をしたりするようになったとみられる経緯が判明。四月後半からはこうした行為は確認されていない。
トップ > 静岡 > 6月25日の記事一覧 > 記事 【静岡】 袴田事件 「血液由来 証明できず」 Tweet mixiチェック 2012年6月25日 ◆地検推薦鑑定人「方法が未確立」 清水市(現静岡市清水区)で一九六六年に起きた袴田事件の第二次再審請求で、袴田巌死刑囚(76)が犯行時に着ていたとされる「五点の衣類」の血痕からDNAを分析した静岡地検推薦の鑑定人が、「検出されたDNAが血液に由来する可能性は証明できない」と指摘していた。袴田死刑囚の弁護団が二十四日、明らかにした。 血痕のDNA鑑定で、静岡地裁は鑑定人に「分析したDNAが血液に由来する可能性」を検討するよう求めていた。しかし、昨年十二月に地検側鑑定人は「(血液由来か)検討していない」と回答。地裁は理由を明かすように求めていた。 弁護団関係者によると、地検側鑑定人は、今月二十二日に「証明する方法が確立されていると思えないため
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 名古屋・南区の集団暴行死、3被告に実刑 名古屋地裁判決「陰湿で非人間的」 2011年1月18日 13時11分 名古屋市南区の市営住宅で昨年4月、細川咲子さん=当時(42)=を集団暴行で死なせたとして、傷害致死罪に問われた弟のトラック運転手一男被告(36)ら3被告の裁判員裁判は18日、名古屋地裁で判決公判があった。伊藤納裁判長は一男被告の交際相手だった箕浦明美被告(36)について「主導的、中心的役割を果たした」と認定、懲役9年(求刑懲役12年)を言い渡した。一男被告は懲役7年(求刑10年)、咲子さん方に居候していた荒良木渉被告(20)は懲役6年6月(求刑10年)とした。 判決理由で伊藤裁判長は「暴行は陰湿で一方的。顔面蒼白(そうはく)の被害者を『おばけ』と笑いながら撮影するなど、非人間的な犯行」と非難。明美被告は「(知人の)少女(1
トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 無断欠勤47日の愛知県職員を懲戒免職 2010年12月22日 12時45分 47日間にわたり無断欠勤したとして、愛知県は22日、西三河農林水産事務所(同県岡崎市)農政課の岡田賢次主任主査(58)を懲戒免職処分にした。 県によると、岡田主任主査は8月17日〜10月25日の間、勤務日に当たる47日間を無断欠勤。欠勤初日から行方が分からなくなり、携帯電話での連絡も取れなくなったが、10月26日に家族と登庁した。 4月に豊田加茂農林水産事務所から異動し、農家の戸別所得補償などに関する業務を担当していた。「昨年12月ごろから辞めたいと思っていた。やりたい仕事でなく、悩んでいた」と話している。 県の基準では、正当な理由がなく21日以上欠勤した場合は懲戒免職か停職処分となる。今回は欠勤期間が長く、免職に当たると判断された。 県は、三河地区の県
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