大雨による河川の氾濫から〝命を守るため″に知っておきたい情報を、河川ごとにお伝えする「かわ知り」。 最初にとりあげるのは、埼玉から東京を流れる「荒川」の下流。氾濫すれば「首都水没」ともいえる被害が想定され「日本一危険な川」とも言われています。いち早い避難に結びつけて命を守るための荒川について知っておきたい3つのポイントをまとめました。 (首都圏局/記者 直井良介・ディレクター 阿部和弘) 日本一危険な川 荒川の脅威とは 埼玉県秩父山地を源とし、はるか東京湾まで総延長173キロに及ぶ荒川。その流域の人口は1000万人近く。まさに日本の政治・経済を支える重要な川です。