世界最大手の携帯端末メーカー、ノキア(フィンランド)の国内携帯電話事業への参入は、これまで通信会社中心に発展してきた日本の携帯電話ビジネスが、端末メーカー主導へ転換するきっかけとなる可能性を秘めている。 日本の携帯電話会社や端末メーカーの戦略にも影響を与えるのは必至だ。(白櫨正一、山本貴徳) ◆攻勢◆ ノキアは世界の携帯電話市場で4割近いシェア(占有率)があるが、日本では1%程度とみられる。ノキアは高級端末でブランドイメージを高め、日本市場でシェア拡大を目指す足場を構築する戦略とみられる。 消費者の要求水準が高く、高機能端末がよく売れる日本市場は、海外勢にとって利幅の大きい魅力的な市場と映り、攻勢が続いている。今年7月には、米アップル社がソフトバンクモバイルを通じて「アイフォーン・3G」を日本市場に投入した。中国や台湾メーカーも攻勢をかけている。 インターネット検索最大手米グーグルが開発し
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