1月27日、7カ国からの米国入国を一時禁止する大統領令に署名するトランプ大統領(写真:ロイター/アフロ) 「逆張り的なトランプ支持」への憂慮アメリカのトランプ大統領就任を受け、日本の一部の知識人たちはダメな日本をどうにかするためのある種のショック療法としての「トランプ支持」言説を唱えている。しかし、逆張りは容易にその影響の軽視へとつながる。とくにゼノフォビア(外国人嫌悪)、ミソジニー(女性嫌悪)に対する社会制度的、規範意識的な防波堤が相対的に低い日本社会において、一番憂慮しなくてはならないのは、トランプ大統領の政策遂行により「やり方レベル」でハードルが下がることだと筆者は思っている。 この間、もっとも衝撃だったのは、やはりシリア、イラン、イラク、リビアなど7か国からの入国を禁止した大統領令だろう(なお現在は司法の判断により暫定的に無効となっている)。これについても、「日本の方が先に行ってい
代々の足利将軍が男色を好み、猿楽師などの芸能者や禅寺の渇食を寵愛したことはすでに述べました(「足利将軍と芸能者たち」及び「渇食」を参照)が、将軍による男色の寵愛を受ける美少年の寵臣も存在しました。 このような寵臣たちには、なぜか赤松一族の人間が多く、将軍たちが赤松一族の美少年を寵愛した結果、様々な騒動が起こります。 中でも特筆すべきは、嘉吉元年(1441年)に六代将軍、足利義教(よしのり)が暗殺された嘉吉の変(かきつのへん)で、これは義教が赤松一族の美少年、赤松貞村(さだむら)を寵愛したことが原因で起こっています。 また管領(註)の細川氏と有力守護大名の山名氏がそれぞれ率いる東軍と西軍が将軍家を巻き込んで争った応仁の乱にも赤松一族は深くかかわっています。 赤松氏は、播磨の名門一族で、足利尊氏が後醍醐天皇に反旗を翻したとき、当主の赤松則村(のりむら)(法名:円心)は、尊氏に呼応して、尊氏方に
Matt Stone and Trey Parker likely are going to back off Donald Trump next season in South Park because it is just too exhausting for the Comedy Central cartoon to keep up with the outlandishness of the actual president. Parker and Stone discussed the plan during a Thursday interview with ABC News in Australia while the two were in Melbourne promoting their Broadway hit, The Book of Mormon. “It fee
<1月10日のオバマの退任演説は大きな注目を集めたが、実はきわめて「異例」のスピーチだった。歴史上、あのような形で最後の演説を行った大統領はいない> 第44代アメリカ大統領のバラク・オバマが10日夜、大統領として最後の演説を地元シカゴのコンベンションセンターで行った。さながらロックコンサートのような熱気の中、約1時間にわたった演説は大いに注目された。ワシントン・ポストは演説の最中から原稿を書き起こし、注釈をつけて続々とサイトに掲載していった。 オバマは医療保険制度改革(オバマケア)や雇用創出など、2期8年の任期中の成果を訴える一方、民主主義などアメリカの価値観を守っていく必要性に多くの時間を割いた。妻ミシェルと2人の娘らへの感謝を述べた終盤には涙も見せた。途中、割れんばかりの拍手が何度も沸き起こり、「もう4年!」といった声が聴衆から相次いだほどだ(オバマはそれに対し「それはできない」と答え
Whatever way you look at it ‘Rogue One’, the first of Disney’s ‘Star Wars’ standalone movies directed by Gareth Edwards, has been a roaring success. The fans love it, the critics love it (it’s at 85% on the Rotten Tomatoes Tomatometer), and it’s been a big hit at the box office too, but since its release it’s emerged that the film could have been very different if Disney hadn’t reshaped the movie
コダック映画フィルム(Kodak Motion Picture Film)がYouTubeで発表した3分弱の動画"Understanding"が泣かせます。同性の恋人がいることが家族にばれてしまった男の子の話で、映像だけで全ての意味がわかるようになってます。 動画はこちら。 この動画の主人公は、十代の野球少年。チームメイトの男の子と自室でキスしているところを妹に見られてしまい、必然的に親にもばれて、お父さんにはまるで葬式みたいな顔をされてしまいます。やがて主人公の誕生日がやってきても、父子はまだなんとなくぎくしゃくしたまま。そこにフラッシュバックでさしはさまれる、彼氏との甘酸っぱいデートの思い出との対比が、痛々しいったらありゃしません。ところが、少年が誕生日プレゼントとして贈られた平たい包みを開けると、そこには彼が想像もしていなかったものが待っていたのでした。 オチまで見てから全体を見直し
提言 雇用機会としての農業(PDF:504KB) 生源寺 眞一(名古屋大学大学院教授) 解題 農業と労働(PDF:585KB) 編集委員会 論文 農業における雇用の動向と今後(PDF:692KB) 松久 勉(農林水産省農林水産政策研究所上席主任研究官) オランダの農業と就業構造(PDF:847KB) 一瀬 裕一郎(株式会社農林中金総合研究所主事研究員) 農業を魅力ある就業先とするために(PDF:935KB) 山下 一仁(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹) 経済性を追求する産業的農業の「非経済的な意味」─ネギの生産に特化した農業法人経営者の語りから(PDF:813KB) 野口 憲一(日本大学文理学部若手特別研究員) 女性農業者の活躍における課題(PDF:765KB) 佐藤 一絵(農林水産省経営局就農・女性課長) 農業と労働法─農業就業者の労働法の適用と労基法の適用除外に着目して(PDF:
愛と安らぎを愚直に求め続けるオカマが答える、しんどくても頑張るあなたのための人生相談をはじめたわ。ただ、初っ端からいきなりごめんなさいね。正直、アタシも人生しんどい。 【お悩み】 SNSで毎日幸せアピールをしている同僚の女性に腹が立ちます。平凡な生活を送り、いつも私に仕事や恋人の愚痴をこぼしているのに、SNSになると途端に幸せをアピールするのはなぜなのでしょうか? そして、そんな彼女に腹が立っている自分自身にも腹が立ちます。どうすれば彼女を許容できるのでしょうか? はじめまして、オカマよ。 普段はBSディムという名前でSNSやブログに眼中無人の愚痴を書き込んでいるわ。 なぜかアタシに相談を持ちかける人があまりに多いから、この場を借りてまとめて引き受けることにしたの。 いいこと?はじめに言っておくけど、なんでもオカマに頼るのは終わりの始まりよ。 さて、本題よ。 SNS上で幸せアピールを繰り返
12月22 2016年の新書 カテゴリ:その他 去年、「2015年の新書」というエントリーを書いてからここまで合わせて55冊の新書を読んだようです。 今年は6月から10月にかけて読みたいと思わせる新書の刊行ラッシュでした。そのせいもあって、読みたかったけれども読めずに終わってしまった新書もけっこうありました。 というわけで、豊作の一年の中から例年通り5冊をあげてみたいと思います。 一応、順位を付ける形で並べますが、上位3冊は横一線。2位、3位の本が著者の今までの著作からして期待通りだったのに対して、1位の本は期待を大きく上回る面白さだったので、こうした順位になっています。 移民大国アメリカ (ちくま新書) 西山 隆行 筑摩書房 2016-06-06 売り上げランキング : 55731 Amazonで詳しく見る by G-Tools 今年のニュースといえば、大統領選におけるトランプの勝利が上
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く