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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (3)

  • その1  緊急激論!“クマムシvs極限環境微生物”

    前回まで:「行きたいんでしょ。JAMSTEC」という奥さんの言葉で心に気付かされた高井研は、1997年の秋、特別研究員としてJAMSTECで働き始める。いよいよ深海探査の日々に突入・・・なのですが、その前にクマムシと微生物との地上最強生物を巡る考察です(というよりケンカを売っている?) 第4話には「JAMSTEC新人ポスドクびんびん物語」という、いきなり時代を感じさせるタイトルをつけてしまいました。今の若者には、全く訳の分からないタイトルだと思いますが、ワタクシの若かりし頃、「とれんでぃ」や「W浅野」なる古代語とともに黄金時代を謳歌したフジテレビ系でやっていたドラマのタイトル「教師びんびん物語」をぱくったと思って下さい。 そういえば昔のテレビ番組繋がりで思い出しましたが、「教師びんびん物語」の少し後に同じくフジテレビ系でやっていた名物番組に「料理の鉄人」という番組がありました。ワタクシ、

    mui2_beta
    mui2_beta 2012/02/09
    最強生物を賭けた闘い(?)も面白いけど、「研究者としてキャラ立ち」にも興味がわいてきた(笑)
  • 第5回 いつも心にクマムシ愛

    クマムシ研究者、堀川大樹さんは、もともと動物生態学的な研究から出発して、NASAでの宇宙生物学を経、現在はパリ第5大学で分子生物学的なアプローチで自ら系統を確立したヨコヅナクマムシを研究している。2011年4月からの赴任のため、まだ論文という形では公になっていないものの、堀川さんはそれなりの手応えを感じているようだ。 NASA時代の研究で、パリでの研究に直接つながるものを紹介しておこう。 「──紫外線によるDNAの損傷を調べたんです。乾眠していない活動中のヨコヅナクマムシに紫外線を当てるとDNAの中のチミンとチミンが隣り合っているところが、ぐちゃっとくっついてチミン2量体というのになるんです(注・チミンはDNAを構成する4種類の核酸塩基のうちの一つ)。これは正常な状態ではなくて、つまりDNAが損傷しているんです。水棲で乾眠しないクマムシでも同じことをすると、損傷の度合いも同じ。ところが、ヨ

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    mui2_beta 2011/12/26
    やっぱり「愛」か。最先端のとってもしんどい研究も、愛で乗り切るところが人間のすごさだなあ。クマムシほどは強くなれなくても、愛は確実に人を強くしてる…
  • 第3回 ヨコヅナクマムシ登場

    さて、堀川さんは、大学院の博士課程に進む時点で、クマムシを飼育する必要を痛感していた。というのも、従来のクマムシは飼育ができず、実験後「使い捨て」にせざるを得なかったからだ。 「従来ですと、放射線だとか圧力だとか温度だとかクマムシに何かストレスを与えて、その後、1日後、2日後まで生存したのを確認したら、もう捨てちゃうんですね。飼育ができないから、継続して調べられないんです。正確に生物学的な評価をするためには、飼育をしてどれぐらい寿命が縮むかとか、どれぐらい繁殖能力が落ちるかまで見たい。オニクマムシの飼育系の論文を書いた慶応大学の鈴木さんの研究室を訪れ、飼育環境について色々と見せてもらったりしまして、それを使う前提で放射線耐性の生物学的評価をする研究計画を書いたら、通りまして──」 というわけで、堀川さんは北海道大学大学院に籍を置いたまま、放射線耐性の研究のために関東に引っ越すことにした。茨

    mui2_beta
    mui2_beta 2011/12/23
    「目から血を流しながら(南伸坊)」で笑ってたけど、この人はマジで血を吐いてた方。すごい執念。でも、上には上がいて、途中で出てくる鈴木さんが天才職人みたいな人で面白い。研究者の方々は興味深い。
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