北アフリカのモロッコで、8日深夜、日本時間の9日朝に強い地震があり、国営メディアは、これまでに1037人が死亡し、1204人がけがをしたと伝えています。 現地では地震の発生から一夜が明け、本格的な救助活動が始まっています。 USGS=アメリカの地質調査所によりますと、8日深夜、日本時間の9日7時すぎ、モロッコ中部のマラケシュから70キロほど離れた内陸部を震源とする、マグニチュード6.8の地震がありました。 モロッコの国営メディアは、内務省の話として、これまでに1037人が死亡し、1204人けがをしたと伝えました。 日本の外務省によりますと、これまでのところ日本人が被害にあったという情報はないということです。 ロイター通信が配信したマラケシュの地震直後とみられる映像では、建物が崩れ、がれきが散乱している様子や、車が押しつぶされた様子が確認できます。 現地では、地震の発生から一夜が明け、本格的