米オハイオ大学が、来年度から学位論文の提出を電子的な形式に移行し、オンラインで公開することを推進している、と地元誌が伝えています。現在、学位論文は紙であるいは電子的に提出することになっていますが、来年度からアブストラクトをオンラインで公開することから、電子的に提出することを推奨するとのことです。電子学位論文(ETD)プログラムとして全学的に取り組んでいるようです。 すでに一部の部局では全面的に電子的提出に切り替えており、全学的にも70-80%は電子的に提出されているとのことです。また、80年代からの学位論文を電子化しているところもあるようです。 ETDプログラムのディレクターは、この取組みによって、オハイオ大学の研究成果が世界の学術コミュニティや人々にアピールできると語っています。また、図書館長は紙の学位論文の場合平均1.5回くらいしかみられないのに対し、電子学位論文の場合は何百回とみられ
先日,OAIsterの登録データ数が1千万件を越えたことが話題になりましたが,果たしてどれだけ実体を伴うものなのでしょうか。ROARを使って,簡単な調査をしてみました。 お詫び:HUSCAP園芸部さんのご指摘とおり,以下の数字は軽率な調査に基づくかなりミスリーディングなものであるため,現実を反映しておりません。 対象:ROARに収録されている837リポジトリ 方法:ROARのDocument Format機能を利用して,出力結果を計算 結果:合計で,5,268,015件のメタデータが登録されている。そのうち,ファイルが登録されていないもの[No file found]は,5,051,631件(95.9%)。216,384件が何らかのファイルであり,そのうちテキストファイル(HTML,WORD, PDF, RTF)は183,400件(84.8%)である。 注:oai-phmを提供しているサー
ひさしぶりにモヒカン族(死語)的に絡んでみる。 茉奈 佳奈が大学の卒業論文のテーマを大募集! 現在大学3回生の茉奈 佳奈が、来年度に取り組む卒業論文のテーマを募集します。 http://livetalk.yahoo.co.jp/performer/228/ 一般にはネタとして笑ってすませられる話だろう(し、プロダクション側もそれを狙ってのことだろう)が、大学教員という職にある者としては、笑ってばかりもいられない。 論文というのはテーマ設定が生命線である。 特に、卒論の場合、テーマ設定によって良し悪しの大半が決まると言ってもいい。 研究対象にありふれた視線しか注げない場合=ありふれた問いしか投げかけられない場合、それはつまらない論文になる。 ごくありふれた対象を研究する場合であっても、一般にはそこに何ら投げかけるべき問いを見出されない場合であっても、投げかけるべき問いを見出せたなら、見出しう
エラー内容 以下のいずれかの理由により、該当するコンテンツを表示することができませんでした。 コンテンツの公開が終了した。コンテンツが削除された。 指定したURLが間違っている。その他、やむをえない事情があった。 ご不便をお掛けして申し訳ございません。 何卒よろしくお願いいたします。 イザ! イザ!トップへ戻る
STS関係の重要図書のかなり包括的なビブリオをなるべく楽に作りたい、ということでいろいろと手探り。とにかく、手で打こむ作業を極力避ける。となれば、Endnoteの中から、Connectionsの機能を使って外部データベースにアクセスするのが良い。ただ、どうやら、大学からそれはできても、自宅からはできない模様。 使いなれたハーバードのHollisについては直接中からできない*1ようだが、こちらのほうは自宅からでもアクセスできる。そして、HarvardのIDがなくてもHollis内で見つけた文献をセーブして、文献のリストを作って、MARCでダウンロードないし電子メールでリストを送ることができる(例えば、Yaleの図書館ではそれがYaleのIDの所持者に制限されてる)。その上、HollisのウェブサイトからEndnote用のフィルターを入手できるので、それを使ってMARCファイルを流し込めば、ス
先週30日のエントリー「インターネット時代の学術情報と研究者そして図書館」に、超大物からコメントがついてしまいました(大汗)。 なんと、HUSCAPに先行して兄貴分にあたる機関リポジトリを立ち上げられた、千葉大学付属図書館長の土屋俊さんからなのです。大学の図書館長と言えば、私の感覚では学長さんの次に偉い人という立場の方で、口をきいていただくだけでも緊張してしまう相手です。 その方が、エントリーにコメントを書こうとしてくださったようなのですが、サーバーが「分量が多いので、2973文字減らせ」という不埒なメッセージを吐いて失礼をいたしたとのことです。エキサイト・ブログのコメントの短さはちょっと異常なところもありますが、平にお許し下さい。 というわけで、北大図書館HUSCAPチームを介して転送されてきた、土屋さんのコメントをここに転載させていただきます。基本的には、私の文章の中にある「シリアルズ
メインコンテンツに移動 News 5月9日(木)10:30-11:00、CiNiiウェブAPIの利用登録ができません (2024年05月01日) 4月30日(火) 9:00-9:30、CiNiiウェブAPIの利用登録ができません (2024年04月19日) 学術コンテンツサービスプライバシーポリシー を公開しました (2024年03月21日) CiNiiサービスに関する2023年度アンケート結果概要 (2024年03月11日) CiNiiのサービスに関するアンケートを実施中です(期間:2024年1月19日(金)から2024年2月18日(日)まで) (2024年01月19日) 1月24日(水) 10:30-11:00、CiNiiウェブAPIの利用登録ができません (2024年01月18日) 新「国立国会図書館サーチ」公開によるCiNiiサービスへの影響について (2023年12月27日) 年
Masako Suziki and Shigeki Sugita describe Hokkaido University's efforts to populate its institutional repository with journal articles. Hokkaido University launched its project to construct an institutional repository in early 2004. After a year of discussion, planning and preparation, we started soliciting content in July 2005. Within a year of that start, we had assembled a depository of approxi
おそらく、こう書いただけで研究室に所属している方、あるいは所属した方の大多数はピンとくくるものがあると思います。大阪大学の事件に寄せられたたくさんの方々の意見を読んで、強く感じたことのひとつがこれです。 もちろん今でも古き良き時代の基礎生物学研究室のように、大学院生を含めて一人一テーマを持って、それぞれが独立した単位として研究をしているところもあるようですが、今では多くの自然科学系の研究室では、PI(教授や助教授、講師)を中心として、スタッフやPD,大学院生がチームを作って研究しているところが圧倒的に多いと思います。 研究チームを作って研究する場合、共同で研究しますので一人でやる場合よりは効率的な研究ができます。そして、みんなで論文を書きますので、効率的に論文を生産することができます。論文の著者は増える傾向がありますが、著者になっていれば筆頭著者と末尾著者(多くは研究責任者)ほどではないに
Thursday, September 07, 2006 Google Scholarでは図書館を3つまで設定できる。Google News Archiev Searchでは過去200年分の新聞雑誌記事の検索が! Google Scholarの「schalor設定」で日本の図書館も3つまで設定できる。 Google Scholarの「Schalor設定」を開くと左のような画面になる。「図書館リンク」の箇所で、ローマ字でたとえば"university"と入力して図書館を探すと、アメリカを中心に図書館の一覧が出る。その中から3つまでをあらかじめセットしておくことができ、それを設定保存できる。(Googleカウントが必要だが) 日本では、Doshisha(同志社大学)やWaseda(早稲田大学)、Kyushu(九州大学)などが見つかった。 設定をしておくと、図書検索をした際に、所蔵館として表示さ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く