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批評に関するnabesoのブックマーク (14)

  • 〈企画〉アニメ評 魔法少女まどか☆マギカ(2011.04.16) | 京都大学新聞社/Kyoto University Press

    口コミやネット上での大騒ぎによって普段アニメをあまり見ないという人たちの間でもかなりその名を知られ始めた感のある作『魔法少女まどか☆マギカ』が、今月21日に最終回を迎えた。先の読めない展開の連続や、キャラクターたちを待ち受ける容赦ない過酷な運命、そしてそれらが視聴者にもたらす圧倒的な緊張感でもって今冬のアニメシーンを席巻した作はまさに今、あらゆるメディアを超えてもっとも「熱い」作品である。 鉄は熱いうちに打て。最終回の熱気が筆者にも、そして作を視聴した読者にもまだ残っているうちに作の批評を行いたい。以下、大きく2章に分けて論じていく。(47) Ⅰ 「まどか☆マギカ」をアイデンティファイする「伝わらない」世界 ストーリーというものを持つすべてのメディアに共通して言えることだが、「めでたしめでたし」のハッピーエンドで終わる話には必ず「想いが伝わる」瞬間がある。ラブストーリーであれば男が

    〈企画〉アニメ評 魔法少女まどか☆マギカ(2011.04.16) | 京都大学新聞社/Kyoto University Press
  • やぎさんゆうびんの謎

    【講座:ペンとともに考える】 『やぎさんゆうびん』の謎 まずここで、「やぎさんゆうびん」(作詞:まどみちお)なる童謡の歌詞を提示しておく。 1 白やぎさんからお手紙着いた 黒やぎさんたら読まずにべた 仕方がないのでお手紙書いた さっきの手紙のご用事なあに 2 黒やぎさんからお手紙着いた 白やぎさんたら読まずにべた 仕方がないのでお手紙書いた さっきの手紙のご用事なあに 以下無限に続く さて、ここで私が論じようとしているのは、この歌詞に秘められた謎である。いや、謎などというと誤解を招くかもしれない。不可解な点と言い直す。つまり、「なぜ《白やぎさん》及び《黒やぎさん》は、《お手紙》を読まずにべてしまうのか」という点に関する疑問である。そしてもう一点、「《白やぎさん》による第一通目の手紙には何が書かれていたのか」という疑問である。これらをできるだけ論理的な形で論じてみたいと思う。 まず、こ

    nabeso
    nabeso 2009/10/08
    マジレスしちゃうぜ。1.贈与論における最初の贈与者問題と類似した構成についての指摘は鋭いが、それを権力の非対称と混同している。2.「おそらく黒やぎさんは死刑囚なのであろう。」いきなり提案すんな
  • 「日本にとって素晴らしい日」(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

    「日にとって素晴らしい日」 2009年9月1日(火)10:50 (フィナンシャル・タイムズ 2009年8月31日初出 翻訳gooニュース) 東京=アジア編集長デビッド・ピリング 日にとって素晴らしい日だ――。かつて公務員だったその人は嬉しそうに、そして少しいたずらっぽいまなざしでそう言った。「これで日もやっと、台湾韓国なみになったということだ」と。 台湾韓国のように日の有権者も、ひとつの政治集団から別の集団に、権力を平和的に移動させたのだから。これは1955年以来、初めてのこと。8月30日の総選挙で日の民主党は地滑り的勝利を収め、中国共産党に匹敵するほど権力を長く独占していた自民党の覇権的支配をついに打倒した。 すでに退官した某公務員氏の発言は、ほかの日人を穏やかに挑発しようとしてのものだ。というのも日人のほとんどは、東アジアでもっとも政治的に成熟している大人

    nabeso
    nabeso 2009/09/04
    最初の皮肉がきついから変な人かと思ったら、結構きちんとしてた
  • おれせん! ≫ 「萌え4コマ」の「萌え」とは何か、を解説する <2009>

    ここでいう「萌え4コマ」とは、「まんがタイムきらら各誌に掲載されている作品に多く共通してみられる特徴をもった作品」ぐらいに解釈してください。 というのは、ここで考慮するのは「作品の質」であり、それは「現にどう呼ばれているか」、あるいは「4コマ形式であるか」、とはイコールではないからです。 <2009>としているのは、以下で語る内容がまんがタイムきらら創刊当初から見られた傾向「ではない」からです。 また、傾向の話なので、「世間では萌え4コマと呼ばれているが、以下の内容に合致しない」という作品も多数あります。 「萌え4コマ」の特徴を以下に列挙します。 ・4コマ形式であることが多い ・「キャラの記号性」が弱い ・一話完結のような性質がある ・作品全体でのストーリー性は弱い (「キャラの記号性が弱い」は異論がありそうなので後述) 「4コマ形式であることが多い」は形式の話なので、これ

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    nabeso 2009/06/01
    キャラ萌え論に差し戻せばいいのに。データベース何チャラ自体が虚構だったというだけでしょ
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 「MR. BRAIN」本放送の第1話を通しで視聴してみた:伝聞よりはマシだったが、正直いって「そんな脚光なら浴びたくない」(追記あり)

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues&ニセ科学問題】 MR. BRAIN第1話あらすじ - TBS さて、昨日のエントリの続きですが。何とうちの研究所の友人の一人が第1話を全部動画に録画していて、mp4ファイルで送ってくれたのでした。ということで、改めて第1話編をざっとですが通しで視聴してみましたので、その感想および以前放送前に書いたエントリの内容を踏まえて正確なコメントをつけてみようと思います。 (以下ネタバレ注意!:未見の方はご覧にならずに「戻る」ボタンをクリックしてください) いきなりネタバレ部を書くと未見の方に失礼なので、とりあえず僕が実際に視聴して確認したどうでもいい部分だけ列挙しておきましょう。 <神経神話> 「ヒトの脳は普段は5%しか使われていない」(オープニ

  • 佐藤亜紀 日記: 2009.3.29

    ごく一握りの誠実で有能な方を除いて——と言うことにしておこう、皆無と言う訳じゃない——現在日で文芸評論家として活動している人間は、概ね二種類に分けられる。チキンと、無能者だ。まあ文芸評論などというのは小説以上にえないから、出版社のお覚えを損なわないよう、業界の爪弾きにならないようチキン化するのは理解できないこともない。しかし無能者と言うのは! 読解し論じるスキルなぞ努力次第で使える水準まで上げることも出来ように、それを怠っているというのは、これはもう犯罪である。 だから文芸評論は使えないと作家に言われるのだ。チキンや無能者の評論を反省の種にする馬鹿はいない。評論と実作の間の良きフィードバックなぞ、勿論望むべくもない。 では仲俣暁生氏はどちらであろうか。ブログに載せていた2009年のベストを見る限り、チキンであることはほぼ間違いない。立派な御用評論家ぶりだ。ではスキルの方はどうか。 20

    佐藤亜紀 日記: 2009.3.29
  • 2008.3.28 - 日記

    nabeso
    nabeso 2009/03/28
    ブライズヘッドの映像化作品を屑だ見るなとバッサリ
  • 超映画批評『昴-スバル-』1点(100点満点中)

    『昴-スバル-』1点(100点満点中) SUBARU 2009年3月20日(金)より、全国ロードショー 2008年/香港・日/105分/配給:ワーナー映画 監督:リー・チーガイ 原作:曽田正人 プロデューサー:ビル・コン 出演:黒木メイサ、Ara、平岡祐太、前田健、桃井かおり バレエや原作に対する敬意が感じられない 天才バレリーナの壮絶な半生を描く(はずだった)映画『昴-スバル-』は、徹夜続きで疲れているが、どうしても映画館に出かけたい人にオススメだ。なぜならコレ、最初から最後まで眠ってしまったとしても、まったく損をしない画期的な作品なのである。 寝たきりの弟の病室で、幼い宮すばるは毎日踊っていた、弟の意識を、命をつなぎとめるために……。やがて成長したスバル(黒木メイサ)は、踊りの師匠でもある日比野五十鈴(桃井かおり)が経営する場末のストリップ劇場"パレ・ガルニエ"で踊っている。それを

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    nabeso 2009/03/26
    上野だったらよいか?というとそれはないと思う私。
  • 『ヤッターマン』には困った: たけくまメモ

    三池崇史監督の実写版『ヤッターマン』を見てきました。見たら、感想を書こうと思っていたのですが、正直、困りました。 http://www.yatterman-movie.com/ ↑実写版『ヤッターマン』公式サイト 三池崇史は好きな監督です。俺と同い歳ですが、年に5~6は監督すると言われる通り、すでに膨大な作品があって、すべてを見たわけではありませんが『極道恐怖大劇場・牛頭』は映画史に残る傑作だと俺は思いました。 アウトローを主人公にしたハードボイルドな娯楽作品が多いですが、ノリが良すぎる演出で暴走することが持ち味で、ひとたび暴走するとあり得ない超現実的な領域にまで突っ走るので、カルトなファンも獲得している監督です。時に「やりすぎ」と思えるサービス過剰な演出が、マンガ的だったりアニメ的だったりするので、『ヤッターマン』のオファーも来たのでしょう。 三池監督はかつて『ゼブラーマン』という「ヒ

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    nabeso 2009/03/12
    酒でイイジャン
  • 映画『ダーウィンの悪夢』について考える①  阿部賢一

    nabeso
    nabeso 2009/03/10
    よいまとめ。2と3があるのだ、urlを直接いじって数字を増やすのがおすすめ
  • 『慰めの報酬』を見て来る。 日記: 2009.2.23

    『慰めの報酬』を見て来る。 どこでだったか、戦時中に悪の限りを尽くしてモラルも神経もぶっこわれちゃった男が、戦後はあのような活動をしてます、というのが007物だ、と書いてあるのを読んだことがある。まあ第二次世界大戦後に限らなくてもかつてイギリスは、モラルも神経もとっくに壊してきました、という連中がアフリカやら中東やらインドやらアフガンやらで、モラルや神経があったらやってられんような活動をお国をバックにやりまくり、国に帰って来ると、人間として壊れてる上になりも振りも構わんおれが掟だ的植民地帰りバッドテイスト(タキシードに付けるカマーバンドってのは、まあ、そういう案配で発生したものです)なのが格好ええ、という伝統の国ではあったが。 いずれにしても、007を007たらしめた条件は既にない、ということはお解りだろう。 だからピアース・ブロスナン版はある意味正しかった。申し分なく007であった。ただ

    『慰めの報酬』を見て来る。 日記: 2009.2.23
  • 「学者学」という奇妙な領域  - jun-jun1965の日記

    http://www.pipeclub-jpn.org/column/column_01_detail_06_03.html 更新しました。 −−−−−−−−−−−−−−−−− 1988年に「NICS」が「NIES」に変わったというのも、二十年近く前のことだし、若い人は知らないだろう。前者はNewly Industrializing Countriesの略で、二十世紀後半に経済成長を遂げた香港、台湾韓国、シンガポールをさしたものだが、香港や台湾は「国」といえるかどうか疑わしいというので、CountriesをEconomiesに変えたということである。1993年に翻訳が出たエズラ・ヴォーゲルの『アジア四小龍』(中公新書)はこの四地域を論じて、その成功の理由の一つとして、マックス・ヴェーバーが『プロテスタンティズムの倫理と資主義の精神』で論じたプロテスタンティズムの代わりに、儒教がその役割

    「学者学」という奇妙な領域  - jun-jun1965の日記
    nabeso
    nabeso 2007/06/29
    科学論なら普通だし。
  • ダーウィンの悪夢

    山形ドキュメンタリー全体のまとめがなかなかできないので、個別の作品の感想を散発的に書いて、あとでそれをまとめようと思います。 ■Dawin's Nightmare(邦題:ダーウィンの悪夢/P:Edouard Mauritat,Antonin Avoboda,Martin Gshlacht,Barbara Albert,Hubert Toint,Hubert Sauper/R: Sc: et Ph:Hubert Sauper/color 35mm(1:1.85)/107min/2004/FRANCE,BELGIUM,RUSSIAN) ヴィクトリア湖に放流されたナイル・パーチ(学名:Lates niloticus タンザニアではsangalaと呼ばれる)という捕魚が、200以上の在来種を全滅させ湖の生態系を破壊する。(ナイル・パーチは国際自然保護連合(IUCN)における「種の保存委員会」(S

    nabeso
    nabeso 2006/10/01
    タンザニアを知らずにこれが書けるというのは、結構凄いことかも。
  • Ursula K. Le Guin: Gedo Senki, a First Response

    A First Response to "Gedo Senki," the Earthsea film made by Goro Miyazaki for Studio Ghibli. Written for my fans in Japan who are writing me about the movie, and for fans elsewhere who may be curious about it. Preliminary Note: Very few authors have any control over the use made of their books by a film studio. The general rule is that once the contract is signed, the author of the books is nonexi

    nabeso
    nabeso 2006/08/15
    まぁジブリファンであるル=グゥインが的確な評価を出しているような感じを受ける。
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