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ブックマーク / kuranuki.sonicgarden.jp (17)

  • プログラミング経験がない経営者のためのソフトウェア開発 11の事実 | Social Change!

    今やどんなビジネスでもITが関係している。ITを支えているのはソフトウェアだ。あらゆるものがソフトウェアで実現される時代になった。そんな事業や生活に密接に関わるソフトウェアだが、その開発について知られていないことも多い。 とくに経営者がプログラミング経験がないことで、ソフトウェア開発のリーダーシップをとるときに的外れなマネジメントをしてしまうことがある。あまねく経営者がプログラミング経験があれば良いのかもしれないが、それは現実的ではない。 プログラミング経験がなくても、せめてソフトウェア開発の特性について知っておくと良さそうなこともあると思い、なるべく専門用語を使わずに稿を書いた。 プログラミングは製造ではなく、設計である いまだにソフトウェア開発を、ビルや家屋の建築に喩える人がいるし、工場でモノを製造するようにプログラムが作られると思っている人もいる。 ここが間違いのもとだ。ハードウェ

    プログラミング経験がない経営者のためのソフトウェア開発 11の事実 | Social Change!
  • 数字や営業が苦手なプログラマだから辿り着いた「エクストリーム経営」 | Social Change!

    「心はプログラマ、仕事は経営者」プログラマである自分が働きたいと思える会社を作りたいと思って経営をしてきた。結果として、セルフマネジメントでフラットで自己組織化された組織、最近だとホラクラシーと呼ばれるような経営をしている。 いい会社だと言ってもらえることもあって誇らしく思うのだが、果たして当に良い会社かどうかはわからない。価値観に合致するプログラマにとっては良いかもしれないけれど、合わない人や他の職種の人にとっては全然ダメな会社かもしれない。 よく取材などでも聞かれるが、今の経営スタイルは、たいそう立派な理念や理想があって実現した訳ではなく、プログラマである自分自身が苦手なことをせずに済むように、逆に出来ることと得意なことは徹底的に活かそうとしてきたに過ぎない。 思い返せば、徹底的に極端にしてきたことが功を奏したことから、この経営スタイルは、もし名付けるなら「エクストリーム経営」と呼べ

    数字や営業が苦手なプログラマだから辿り着いた「エクストリーム経営」 | Social Change!
  • コピペするプログラマに足りないもの 〜 プログラミング脳の鍛え方 | Social Change!

    長くなったので先に三行でまとめておこう。 コピペするプログラマが生まれるのは教育の問題ではないか(仮説) 文法は学んでも処理の流れから考えることは教わっていない(根拠) ロジックを訓練するには脳内プログラミングが良いのでは?(提案) 少し前に私のMediumで、こんな記事を書いた。タイトルが言葉足らずだったおかげで、少し話題になった。「量産型プログラマを撲滅したい」 今回の記事では、この中で書いたコピペするプログラマがなぜ生まれるのか、どうすれば良いのか、考えてみたい。 どうすれば見分けられるのか 書いたプログラムを説明させてみれば、その人が、ちゃんと考えて作れる人か、コピペでしか作れない人か、すぐにわかる。自分の書いたプログラムの流れを説明できるということは「わかって書いた」ということだ。わかっていなければ説明できない。 「わかって書く」という一見すると当たり前のことができない人もいる。

    コピペするプログラマに足りないもの 〜 プログラミング脳の鍛え方 | Social Change!
  • 質とスピードを上げる仕事の基本7つの当たり前 | Social Change!

    仕事」と「作業」は違う(参考:「仕事」と「作業」の違いは何か)。学生時代のアルバイトなら「作業」が殆どだろう。しかし社会人になってするのは「仕事」だ。任された仕事は自分でマネジメントする必要がある。 仕事の質とスピードは、手を動かす時間よりも、その前後に使う頭で決まる。記事で書いたのは当たり前なことばかりだが、新人や若手のうちに身につけてもらう仕事の基として参考になれば幸いだ。 目的を確認して「そもそも」を考える 仕事には目的がある。作業ならば目的など知らずとも手を動かせば良いが、仕事は目的を達成してナンボだ。であれば、目的を達成さえすれば、どんな手段をとっても構わないとも言える。効率的に達成できるか考えることも仕事のうちだ。 そのためには、これからする仕事の目的を把握しておく必要がある。仕事の目的がわかっていれば良いが、もし曖昧なら確認をしよう。把握する目的とは「誰のためか」「何の

    質とスピードを上げる仕事の基本7つの当たり前 | Social Change!
  • セルフマネジメントの必須スキル「タスクばらし」そのポイント | Social Change!

    私たちソニックガーデンでは、指示命令のマネジメントを捨て、メンバーそれぞれが自分で考え自律的に行動することで、高い生産性を発揮しつつ様々な変化に対して柔軟に対応できる組織づくりに努めている。 そんなメンバーたちに求めるのはセルフマネジメントができることだ。セルフマネジメントができるために身に付ける素養は少なくない。しかし、セルフマネジメントを身につける最初の一歩は何かを聞かれたら「タスクばらし」だと答えるだろう。 記事では、セルフマネジメントをマスターするための最初の必須のスキル「タスクばらし」について紹介する。 「タスクばらし」とは 「タスクばらし」とは、読んで字のごとく、仕事をタスクにバラすことである。仕事に取り掛かる前に、その仕事の要素を分解し、どのように進めるか道筋を立てることで、どれくらい時間がかかるか、リスクは何か、見通しを得ることができる。 当たり前のことだと思っていたが、

    セルフマネジメントの必須スキル「タスクばらし」そのポイント | Social Change!
  • 手を動かせるプログラマの市場価値が高まる理由 〜 この10年間で起きた4つの環境変化 | Social Change!

    プログラミングができるITエンジニア人材の市場価値は、以前と比べて非常に高まってきているように感じる。そこで求められている人材とは、自ら手を動かすことで問題解決をするナレッジワーカーとしての「プログラマ」である。 決して、仕様書通りにコーディングだけする職種のことではない。それは以前に書いた。ソフトウェアエンジニアの目指す道 〜 ナレッジワーカーとしてのプログラマ 今回の記事では、この10年間で起きた市場や環境の変化から、手を動かせるプログラマの市場価値が高まってきた背景について、そして、これから求められるITエンジニアの姿について考えてみた。 12年前の転職市場で求められていたスキル 私が30歳を過ぎた頃、今から12年前(2004年頃)の話になるが、その当時に転職しようと少し調べたことがある。自分の年齢と経験をもとに探した応募要項で求められるスキルは、マネジメントであり大規模プロジェクト

    手を動かせるプログラマの市場価値が高まる理由 〜 この10年間で起きた4つの環境変化 | Social Change!
  • 上下関係のないホラクラシーなんてやめておくべき4つの理由 | Social Change!

    昨年、ホラクラシーと呼ばれる経営スタイルが出てきました。ホラクラシーは、会社から組織図や肩書きに役職もなくして、経営の意思決定をトップダウンでなく組織全体に分散させる、ヒエラルキーに代わる新しいマネジメントの形です。 アメリカでは有名なザッポスが取り入れたことで一気に注目されるようになりましたが、果たして当にホラクラシーは良いものなのでしょうか。ヒエラルキー組織のマネージャ視点になって考えたホラクラシーのデメリットについて書いてみました。 1)情報格差で部下を支配できない ホラクラシーをうまく実現するには、社内の情報はオープンでなければなりません。ヒエラルキーの組織ならば、末端の現場ほど限られた情報で良く、あまり考えることもなく働けば良かったかもしれませんが、ホラクラシーではそうはいきません。 情報統制とホラクラシーの相性は最悪です。社内の情報がすべてオープンだからこそ、個々人が現場で判

    上下関係のないホラクラシーなんてやめておくべき4つの理由 | Social Change!
  • 成長のスピードが早い人と遅い人の3つの違い 〜 テーマをもって仕事に取り組んでいるか | Social Change!

    これまで多くの人の成長を見てきましたが、人によっては成長のスピードが非常に早い人とそうでもない人がいて、そこには幾つか違いがあると気付きました。 この記事では、その気付きから成長のスピードが早い人と遅い人の違いは何があるか考えてみました。もしかすると、ほんの少し意識を変えることで成長のスピードを早くすることができるかもしれません。 1)仕事のあとに「ふりかえり」をしているか 自分の仕事の進め方はいつ改善されるのでしょうか。毎回、同じことを繰り返すだけでは進歩がありません。仕事が終わったら、自らの仕事ぶりをふりかえり、良かったところを伸ばし、まずかったところを直すと良いでしょう。 私たちの会社では、仕事の「ふりかえり」に慣れていないメンバーは、最初のうちは週に1度くらいの頻度で「KPT」というフレームワークを用いて行っています。詳しくは、このブログの「ふりかえり」に関する記事に書いてあるので

    成長のスピードが早い人と遅い人の3つの違い 〜 テーマをもって仕事に取り組んでいるか | Social Change!
  • ガントチャートの功罪 〜 新規事業で工程表を作ることに意味はあるか? | Social Change!

    「納品のない受託開発」を通じて、新規事業におけるソフトウェア開発を手伝わせて頂いていることもあり、そこで得た知見を活かして新規事業の審査員のような仕事をさせて頂くことがあります。 そこで審査のために提出された資料の中にあるガントチャートや工程表を見るとき、いつも違和感を感じていました。この記事では、ガントチャートが新規事業においては有効ではないという気付きについて書きました。 ガントチャートは決められた工程の管理をするのに最適 ガントチャートや工程表は、あらかじめ完成品が見えており、工程がはっきりしたものを「製造」していくときに非常に役に立ちます。どの工程にどれくらいの工期がかかるのか見えるようにすることで全体の計画が把握できます。 ガントチャートを有効に使うためには、きちんと工程を分解できること、とりかかる工程の順番がはっきりしていること、それぞれの工程にどれくらいの期間がかかるのか見積

    ガントチャートの功罪 〜 新規事業で工程表を作ることに意味はあるか? | Social Change!
  • 「頭の回転」は才能ではなく努力で鍛えられる 〜 打ち合わせのアドリブ力を上げる4つの要素 | Social Change!

    一方通行の報告だけの会議は生産的ではありません。生産的な会議とは、その場でディスカッションをしてアイデアを出し合って、その打ち合わせの時間内に結論や成果を出すような会議です。そのためには、打ち合わせでの発言の質が大事になります。 会議で良い発言をするためにも、頭の回転の速さが求められますが、それは才能ある人だけの特権でしょうか。否、そんなことはなくて、努力をすることで身につけることができるのではないか、と私は考えています。この記事では、会議でのアドリブに強くなるための思考スピードを鍛える方法について考察しました。 デキる人は「持ち帰って検討します」を言わない 打ち合わせをしていても、その場で考えることをギブアップして「持ち帰って検討します」「あとで考えてみます」みたいな発言が出ることがあります。そうした後回し思考の発言が出ると、打ち合わせは進まなくなってしまいます。 優秀だなと思う人との打

    「頭の回転」は才能ではなく努力で鍛えられる 〜 打ち合わせのアドリブ力を上げる4つの要素 | Social Change!
  • ふりかえりで初心者が陥りやすい落とし穴 〜 性格も実力も急に変えられないが行動は改善できる | Social Change!

    私たちソニックガーデンでは、現場での人材育成の手段として個人の「ふりかえり」と、そのレビューを行っています。それを「ワークレビュー」と呼んでいますが、仕事の進めかたや、仕事に対する姿勢についてふりかえった内容を、メンターがレビューすることで行動の改善と成長を促します。 進めかたとしては、まずは対象者が一人で良かったこと(Keep)や問題(Problem)について洗い出しを行うのですが、ふりかえりに慣れていない初心者がつまづいてしまう様子を何度か見てきました。この記事では「ふりかえり」で、よく陥りやすいパターンと、その解消法について書きました。 自分の内面のことを問題にしてしまう ふりかえりをして問題を洗い出すときに、慣れていないと、ついやってしまうのが自分の内面や性格のことを問題としてあげるケースです。 たとえば、思っているよりも成果を出せていない、それは躓いたときに先輩に相談できてないか

    ふりかえりで初心者が陥りやすい落とし穴 〜 性格も実力も急に変えられないが行動は改善できる | Social Change!
  • なぜアジャイル開発はうまくいかないのか 〜 Don’t just do agile. Be agile. | Social Change!

    私たちソニックガーデンの「納品のない受託開発」に取り組むソフトウェア開発のスタイルは、一般的に「アジャイル開発」と呼ばれるものに近いです。 しかし実際のところ、私たちは「アジャイル開発」をしようなんてかけ声をかけたこともないですし、普段から社内で「アジャイル開発」が話題になることもありません。「アジャイル開発」をしようと思ってしている訳ではないにも関わらず、「アジャイル開発」をやっているように見えるというのです。 この記事では、「アジャイル開発」について私たちが考えていること、そして、なぜ多くのアジャイル開発は失敗してしまうのか、うまくいくためにどうすればいいのか考えてみました。 2012-12-28 / Giåm 結果としてのアジャイル開発〜究極のアジャイル 「あなたにとってのアジャイルとは何ですか?」 先日、ある勉強会で質問されました。ちょっと想定外の質問だったので、しばし考えたあと私

    なぜアジャイル開発はうまくいかないのか 〜 Don’t just do agile. Be agile. | Social Change!
  • ソフトウェアエンジニアの目指す道 〜 ナレッジワーカーとしてのプログラマ | Social Change!

    私たちソニックガーデンでは、「プログラマを一生の仕事にする」ということを一つのビジョンにしています。 このブログではよく書いていますが、私たちの考えるプログラマとは、ただコンピュータに文字を打ち込むだけの仕事ではなく、ソフトウェアそのものの企画から、関連するすべての設計、そしてコーディングと、動かすための運用までの、ソフトウェアエンジニアリングのすべてを行う仕事です。 それらは「何をするか」という観点からプログラマの仕事を表したものですが、より抽象的に考えると、プログラマの仕事は何か、そして何を目指すことで「一生の仕事にする」ことができるのか、この記事では考えてみました。 Employees hand rolling cigars in a cigar factory: Ybor City, Florida / State Library and Archives of Florida プ

    ソフトウェアエンジニアの目指す道 〜 ナレッジワーカーとしてのプログラマ | Social Change!
  • ソフトウェアをサービスで提供するビジネスにおけるタスク管理とは〜RedmineからPivotal Trackerへ | Social Change!

    大阪で行われたRedmineタスク管理の勉強会(RxTstudy)に参加してきました。ライトニングトークスにも参戦するつもりだったのですが、出来た資料が大きくなっちゃったので、急遽お時間を頂いて長めにお話させてもらいました。 Redmineの勉強会で、Redmineの著者ということで呼んでもらえたにも関わらず、すでに当社ではRedmineからPivotal Trackerに移行をしていて今は使っていないということで、なぜ移行することになったのか、そこに至った背景と哲学についてお話させて頂きました。 発表資料はこちらです。

    ソフトウェアをサービスで提供するビジネスにおけるタスク管理とは〜RedmineからPivotal Trackerへ | Social Change!
  • 自律的に現場を改善できるチームをつくるための「ふりかえり」の進め方 〜 KPTと進め方のノウハウ | Social Change!

    現場のオペレーションを改善するために、最初に着手するなら何か?と聞かれたら、いつも「ふりかえり」から始めましょう、と答えています。かつてトラブルの起きているプロジェクトに入ったときも、まず始めたのは「ふりかえり」からでした。 「ふりかえり」とは、文字通り現場の活動を振り返って、改善のアクションを考えることです。反省会のようにも思えますが、すべてが終わってから反省する訳ではなく、現状分析を行って、うまく続けていくための未来を向いた活動です。 この記事では「ふりかえり」という習慣について、そして、ふりかえりを実践するにあたって、進め方とポイントについて紹介します。 ふりかえりの進め方”KPT”とは 上の写真は、私たちソニックガーデンで「ふりかえり」をしている様子です。ソニックガーデンでは弟子を採用していて、その弟子と師匠とのふりかえり風景です。このように、特別な道具はなにも必要ありません。必要

    自律的に現場を改善できるチームをつくるための「ふりかえり」の進め方 〜 KPTと進め方のノウハウ | Social Change!
  • ソフトウェア設計とは何か 〜 設計にはプログラミング経験が必要か否か | Social Change!

    「プログラミング経験のない人がソフトウェアの設計をすること」の是非について、どう考えますか? もしかしたら、このブログの読者であれば、プログラミングが出来ないのにソフトウェア設計をするなんてありえない!という意見の方が多いかもしれません。私もそういう意見ではあったのですが、色々な人と話をするにつけ、どこか違和感を感じていました。 その違和感の正体を探るべく、ソフトウェア設計とプログラミングについて考えてみました。そこでわかったことは「ソフトウェア設計」について、人それぞれに捉え方が違うために、話が通じないことがあることから産まれた違和感だったということです。 この記事では、私の考える「ソフトウェア設計とは何か」について書きました。 ソフトウェア開発はすべてが「設計」である モノづくりにおいて、大きく工程を2つに分けるとしたら「設計」と「製造」に分けることが出来ます。何をどう作るかを決めるこ

    ソフトウェア設計とは何か 〜 設計にはプログラミング経験が必要か否か | Social Change!
  • ソフトウェア開発プロジェクトをとりまく6つの誤解〜プログラミングを経験しないとわからないこと | Social Change!

    続きを書きました → 伝えなければ伝わらないという当たり前の話 ソフトウェア開発に関する相談を受ける中で、どうもソフトウェアというものの特性について誤解をされているな、という思いを持つことがあります。 そうした場合、聞いてみるとプログラミングの経験が無かったり、殆どプログラミングには携わったことがないという方が多いです。 ソフトウェアを開発しようとするならば、ソフトウェアという特性をよく知った上で、プロジェクトは運営した方が良いし、うまくいくはずです。そしてソフトウェアならではの特徴を知るのに、プログラミングの経験はとても重要です。 この記事では、プログラミング経験の無い方が陥ってしまいがちな、ソフトウェア開発にまつわる誤解について考えてみました。 Harry Potter is Ready for Divination / weekbeforenext 誤解:既にあるソフトウェアを流用し

    ソフトウェア開発プロジェクトをとりまく6つの誤解〜プログラミングを経験しないとわからないこと | Social Change!
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