2枚の画像をかなり高精度に合わせこむ、最近注目の方法ということで作ってみました。 やっていることはシンプルなんですが、よく考えてあるな、という感じです。 平行移動のずれを求める場合と、回転角のずれを求める場合(回転不変位相限定相関RIPOC)を 作ってみました。 【平行移動の場合(従来方法)】 通常、2枚の画像の位置ずれを求める場合は、画像の相関をとることがよく行われます。 この場合、2枚の画像をずらしながら相関値を求めてもいいですが、 FFTで周波数空間に変換して、両者の積をとって、逆FFTしても計算できます。 例) 例えばこの2枚の画像の相関マップ(相関が高いほど明るい)は次のようになる。 位置ずれ量はこの相関値のピークを求めることで特定できます。 サブピクセル精度で位置ずれを求める場合は、最大値付近を2次曲面等で当てはめて求めます。 【平行移動の場合(POC)】 これに対して、位相限
![位相限定相関法(POC) - スズメレンダラー・クマ将棋の開発日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e65798439541000b375e857e84fc4bb23b885a24/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fs%2Fsuzume_r%2F20100515%2F20100515184900.jpg)