ちょうど1年前のRubyKaigi2009に関する未発表原稿があるので、予習の意味を兼ねて読み返してみた。その結果、今の時点で掲載する意味があるのではないかと考え、ここに発表する。 このイベントでは、さまざまな技術的なトピックの発表があったのだが、一番印象に残った部分は「コミュニティの悩み」、「価値観」、そして「変化」だった。この原稿では、そのことだけを書いている。なお、技術的なトピックスに関するレポートとして、 「Rubyは変化を恐れない」---RubyKaigi 2009 レポート(ITpro) RubyKaigi2009 スペシャルレポート(gihyo.jp) などがある。 Rubyコミュニティは、悩み、変わりつつある。どのように変わるのかは、当事者にもまだ分からないようだ。しかし、Rubyコミュニティは変化に備えて必要となる価値観の共有には非常に熱心だし、それには成功しつつあるよう
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