嘉手納町民「統合案の息の根止める」 政治 2011年5月19日 10時10分Tweet(2時間13分前に更新) 【嘉手納】米上院議員が普天間飛行場移設問題の「解決策」として提言した嘉手納統合案に対し、嘉手納町民が抗議する「決起集会」の開催が決まり、昼夜騒音にさらされる町民からは「今度こそ統合案の息の根を止める」との声が上がっている。 1996年から幾度となく持ち上がった同案。 「現地の状況を理解していない。完全な机上論だ」。下地幹郎衆院議員が嘉手納統合案への反対意見は「感情論だ」としたことに、町議会の田崎博美議長は怒りを込めて反論する。 96年に「騒音を減らす」と、政府間で騒音防止協定を締結したが、深夜早朝の騒音回数は当時比で約4倍に跳ね上がっている。 田崎議長は「米側が基地を自由に使用する限り、どんな約束も破られる。基地使用制限を下地氏は約束できるのか。言葉だけの負担軽減にはだまされない