きのう、よく読ませていただいている、信頼しているある人のブログを読んで、少し不安に思ったことがありました。 日本のパレスチナ支援運動は「反ユダヤ主義」と紙一重だとずっと思っていた。 「過ぎ去ろうとしない過去」 少しショッキングな出だしなのですが、わたしも、少し前からパレスチナ問題や運動に関っているものとして、この指摘をどう受け止めていいのか、考えてみることにしました。といっても、この日の文章の以前からも、一定の議論のやりとりがあるので、この部分だけを取り上げて、肯定したり否定したり反論したり、というものではありません。この文章に含まれている、ある問題や支援に関ったり、運動をしたりすることが、ある別の問題を否定したり、ある別の運動の妨げになることがある、ということについて、わたし自身が、パレスチナ問題だけでなく、日本の中の問題や運動に関る上で、感じていることを書いてみようと思ったのでし