「票になるから」安保外交問題をやってるわけじゃありません――『辻元清美の永田町航海記77』(週刊金曜日2009.3.27号) 一八日、国民新党の亀井久興幹事長、自見庄三郎副代表らが国会議事堂内の社民党控え室を来訪した。 両党が交した「郵政民営化見直しと選挙協力に関する合意書」に基づいて具体的に政策協議を進めるためだ。両党はユニバーサルサービスを守り、郵政三事業の一体的運営、そして原則国の株式保有を基本にした見直し法案を作る予定。私は「コツコツ貯めたみんなの郵便貯金がマネーゲームに放り込まれるのではなく、地域・暮らしに還元させて郵便局の公共的役割を取り戻そう」と呼びかける。 民主党は西松献金問題への対応で動きが鈍くなっているが、社民・国新の野党協力は活発になっている。 さて外務委員会も大忙しだ。今国会で提出された条約・協定は持ち越し分含め一八本。二国間や多国間のあらゆる条約や協定を審議