【中国人船長釈放】橋下知事「相手の1000倍準備し、ケンカしろ」「最強交渉術…僕の著作を政府は読め!」 尖閣諸島周辺での中国漁船衝突事件に絡む日本政府の対応について、大阪府の橋下徹知事は27日、「日本の国家意思が見えない」と政府をあらためて批判し「僕が弁護士時代に書いた交渉術の本を読んでもらいたい」と述べた。 橋下知事は「外交に比べれば、自分の仕事はちっぽけだが」と前置きしたうえで、那覇地検が中国人船長を処分保留で釈放する措置を取ったことを非難。「逮捕に踏み切ったのに、(外交上は)何の準備もしていなかった。国としてどうなんだと思わずにはいられない」と語った。 また、「相手とけんかするときは、千倍の準備をしたうえで一歩を踏み出さなくてはならない。相手とけんかするにはいろんなものを持っておかないといけない。弁護士時代に書いた僕の本を見てもらいたい」とまくしたてた。 橋下知事は就任前の平成15年