次世代ファイアウォール(NGFW)など様々セキュリティ機能を搭載する製品を導入しながらも、実際に運用の現場では使われない傾向にあるという。米McAfeeが10月29日に発表した「ネットワーク性能とセキュリティ」と題する調査レポートで明らかになった。 それによると、調査に回答した504人のIT担当者の60%はセキュリティを重視して企業内ネットワークを設計しているものの、このうち3分の1以上はネットワークへの影響を懸念してNGFWが持つ機能の幾つかを無効にしたり、なるべく使わないようにしたりしていると答えた。 使わない機能としては、3割前後がパケットの詳細解析(DPI)やアンチスパム、アンチウイルス、VPN、URLフィルタリングなどを挙げ、アプリケーションの識別やユーザー動向を可視化する機能を使わないという回答も2割以上あった(複数回答)。 ネットワークテスト機関のMiercomによれば、一般
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