株式会社 日経BP 〒105-8308 東京都港区虎ノ門4丁目3番12号 →GoogleMapでみる <最寄り駅> 東京メトロ日比谷線「神谷町駅」4b出口より徒歩5分 東京メトロ南北線 「六本木一丁目駅」泉ガーデン出口より徒歩7分
「サプライチェーン攻撃」などがセキュリティ上の最大の脅威に----米SANSの専門家が指摘 写真●SANS Institute調査研究部門ディレクターのアラン・パーラー氏[画像のクリックで拡大表示] 米セキュリティ研究機関SANS Institute(System Administration Networking and Security Institute)の調査研究部門ディレクターのアラン・パーラー氏(写真)は、「現在、最も破壊力のある脅威」として「ゼロデイ攻撃」「訪問者を感染させるWebサイト」「サプライチェーン攻撃」の3つを指摘した。情報セキュリティ関連イベント「SANS Future Visions 2009 Tokyo」の開催に伴い、2009年7月16日に東京で行った記者説明会で述べたもの。 「ゼロデイ攻撃」は、未知のぜい弱性を突く攻撃のことである。パーラー氏は、「特に深刻な
IIJも“持ち歩ける”無線LANルーター、USB接続とCF端末に対応 写真●ネットインデックスの携帯データ通信対応の無線LANルーター「クティオ」[画像のクリックで拡大表示] ネットインデックスとインターネットイニシアティブ(IIJ)は2009年2月18日、バッテリー駆動で持ち運び可能な無線LANルーター「クティオ」を発売すると発表した(写真)。携帯データ通信端末を接続でき、携帯電話の電波が届く場所ならばどこでも無線LAN接続が可能になる。コミューチュアが販売している「PHS300 Mobile WiFi AccessPoint」と同種の製品だ(関連記事)。3月下旬にIIJのWebサイト上で販売を開始する。 新製品と携帯データ通信端末を接続すれば、通常は無線LAN環境がない場所でも無線LAN内蔵機器でインターネットに接続できる。パソコンやアップルのiPhone、iPod touch、任天堂
「日本はマルウエアの脅威が少ない」---マイクロソフトがセキュリティの現状を説明 写真1●国/地域ごとのマルウエア検出率の分布(出典:マイクロソフト マルウエアプロテクションセンター)[画像のクリックで拡大表示] マイクロソフトは2008年11月27日、セキュリティ対策に関する説明会を開催、Windowsパソコンを取り巻くセキュリティの最新状況について報告した。それによると、日本は世界で最もマルウエアの検出率が低い国だという。マイクロソフトの調査では、パソコン1000台あたりのマルウエア検出率は、世界平均が1%程度のところ、日本は0.2%と約1/5だった(写真1)。 この結果について、マイクロソフトは「サイバークリーンセンターによる日本独自の取り組みが奏功しているのではないか」(チーフセキュリティアドバイザーの高橋正和氏、写真2)と考えている。サイバークリーンセンター(CCC)は、JPCE
「インターネット・エッジに置いたサーバー群でクラウドを加速化」、アカマイがアライアンスを設立 アカマイは2008年11月12日、同社の提供する分散処理サービス「EdgeComputing」上で利用するアプリケーション開発のため、国内のソフトウエア開発会社7社と「EdgeComputing アライアンス」を設立すると発表した。 アカマイでは日本を含む全世界のインターネット接続事業者(ISP)のNOCなどに、同社の専用サーバー(以下、アカマイ・サーバー)を約3万4000台設置している。インターネットのエッジに近い部分に配置したアカマイ・サーバーに、WebページのキャッシュやWebアプリケーション処理などを一部担わせることで、データ・センター側への負荷の一極集中を防ぐというサービスだ。 「クラウド・コンピューティング・サービスを提供する他の企業は、データ・センター内の設備のスケール・アウトを進め
「ISPはキャリア・グレードNATを2010年に開始すべき」、IPv4枯渇対応セミナーでNTTコムの宮川氏が主張 写真1●講演を行ったNTTコミュニケーションズ 先端IPアーキテクチャセンタ ネットワークプロジェクトの宮川晋担当部長(左)と、午後の研究発表・報告会で総合司会を務めたIPv6普及・高度化推進協議会 専務理事の江崎浩氏(右) [画像のクリックで拡大表示] 総務省とインターネット関連団体で構成するIPv4アドレス枯渇対応タスクフォースは2008年10月6日、第1回「IPv4アドレス枯渇対応テクニカルセミナー」を開催した。この中で、NTTコミュニケーションズ 先端IPアーキテクチャセンタ ネットワークプロジェクトの宮川晋担当部長が「From IPv4 only To v4/v6 Dual Stack」と題して講演した(写真1)。同氏は、IPv4アドレス枯渇対策としてのキャリア・グレ
迷惑メールフィルターの性能比較サービスが登場 (須藤 慎一=ライター) 迷惑メールフィルターの性能に敏感になった方がよい。性能が高いことが売りの2製品を筆者が試したところ、99.75%と99.86%のフィルター性能だった。2年ほど前の製品と比べると、10倍以上も性能が向上している。 複数のフィルター製品を比較するのはかなり面倒だが、自分で(自社で)比較調査する必要もなくなりそうだ。複数製品を同一条件で比較するサービスが登場した。企業が迷惑メールフィルターを採用する際の選定作業が楽になる。 個人も情報を活用できる。プロバイダの多くは、どの迷惑メールフィルター製品を使っているかを明らかにしている。高性能な製品を採用し、追加料金なしで提供しているプロバイダを選ぶなど活用できそうだ。 同一条件でリアルタイムに比較テストして情報公開 メールシステム導入コンサルティングなどを提供するソース
仕組みだけの「内部統制」には限界がある〜甘粕 潔氏 (聞き手:大沢 玲子=フリーライター) 前回までの記事でも触れてきたが、企業の不祥事が後を絶たない。J-SOXは、財務報告の信頼性向上をうたう。会社法はコンプライアンス(法令遵守)を推進するための「内部統制システム」構築を企業に求める。ならば、「内部統制」に取り組むことで、企業の不祥事は減るのか? その問いかけに、甘粕潔氏は「法に則った仕組みをつくるだけでは限界がある」と指摘する。 「内部統制」の限界はどこにあるのか。不正行為を防止する方法はあるのか。不正対策の専門家である「公認不正検査士(CFE)」の育成と普及に携わる甘粕氏に聞いた。 甘粕 潔(あまかす・きよし) 日本公認不正検査士協会専務理事 1965年生まれ。銀行勤務を経て、2003年にディー・クエスト取締役就任。2005年から公認不正検査士協会(ACFE)の事務局
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く