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ブックマーク / marketing.itmedia.co.jp (9)

  • ベネッセの事例が教える「大きな組織で高速PDCAを回すコツ」

    前回「新規Webサイトで「いきなり高速PDCA」は可能か?――「THEO」の事例に学ぶ」では、Webサイト開設時からPDCAに取り組んだ事例を紹介しました。今回は実際に筆者が改善に関わったお客さま事例の中から、大きな組織の中で新しくPDCAに取り組む体制を作ったベネッセコーポレーションの事例を、同社の早野亮輔氏と筆者の対談で紹介します。 PDCAの理論的な部分は理解していても実際に取り組んでみると思うようにいかないと悩むWeb担当者は少なくありません。今回は特に大きな組織の中でそうした課題を抱える人に向けて、参考にしていただける内容になっているかと思います。 受注の半数以上がWebサイト経由になって 小川 まずは御社にとってのWebサイトの位置付けを教えていただけますか。 早野 ベネッセはもともとお客さまへのプロモーションの手段としてDM(ダイレクトメール)を活用していました。DMは現在も

    ベネッセの事例が教える「大きな組織で高速PDCAを回すコツ」
  • Google Analyticsだけでは足りない――Web戦略に「競合分析」が欠かせない理由

    マーケティングの有名な分析フレームワークに「3C」があります。「市場・顧客(Customer)」「競合(Competitor)」「自社(Company)」を分析して企業の戦略策定に生かすというものですが、このフレームワークはWebマーケティングにおいても有効です。読者の中にも、3C分析を自社で行っている方は少なくないでしょう。 連載では、3C分析の中で特に競合に注目して、その手法について解説していきます。 近年、Web戦略における競合分析の重要性はますます増加しています。その理由は2つあります。以下に見ていきましょう。 理由1. 情報爆発により簡単にはWebサイトを見てもらえない 近年、私たちが日々接するメディア情報は目まぐるしく増加してきました。調査会社のIDCによると、2010年の「メディア消費量」は既に3.6ZB(ゼタバイト)を超えているといいます。 コミュニケーションディレクター

    Google Analyticsだけでは足りない――Web戦略に「競合分析」が欠かせない理由
  • グローバリゼーションを加速させるための採用

    はじめに 「第4回 海外の市場と投資家の調査からはじまるグローバリゼーション」では、グローバル展開に適した市場の選び方や投資家との関係構築の方法を解説しました。 第5回となる今回は、グローバリゼーションを成功させる鍵となるグローバル人材の採用について説明します。ポイントは以下です。 まず何からはじめるべきか? グローバリゼーションに適切な人材、注意すべき人材は? どの役職の人をはじめに採用すべきか? どうやって(人材を)見つけるか? 現地採用のプロセス グローバリゼーションの実現に向けて、上記のポイントを1つひとつクリアしていきましょう。 関連記事 第21回 Digital Disconnect(デジタル・ディスコネクト)の時代 消費者が新しいテクノロジーや、チャネル、デバイスを取り入れるスピードと、企業がそのスピードに追いつき、それらを自社のサービスに適応する時間には大きなギャップがある

    nakack
    nakack 2015/01/06
  • 第5回 マスとデジタルが与えている影響を可視化する「インパルス応答」

    「so what?」と言わせない分析を! 「言いたいことは分かった。1つ質問していいかな。だから何なの?」――能面のような表情の上司から飛び出た一言に、頭の中が真っ白になったことはありませんか。私はあります。その一言で私はフリーズし、出発点から間違えていたことに気付くのでした。 そもそも分析という言葉には、「現状の整理」と「仮説の立証」という2つの意味が込められています。したがって「売り上げが落ち込んでいる。何が起きているか分析して欲しい」という上司の依頼は、噛み砕くと「売り上げが落ち込んでいるようだ。何が起きているのか現状を整理して、何をすればいいか、君の仮説を教えて欲しい」という意味になります。 とは言え、仮説を立てるにも数字がなければ分析とは言えません。数字なき仮説は単なる勘です。「マス施策がデジタル領域に与えた影響」も、今まで数字で表現できなかった分析の1つではないでしょうか。 そ

    第5回 マスとデジタルが与えている影響を可視化する「インパルス応答」
  • Amazonの「予測出荷」アルゴリズムを考える

    今週初め、驚愕のニュースが飛び込んできた。それは米Amazonが特許を取得した"method and system for anticipatory package shipping”(先行予見パッケージ配送のための方法論およびシステム)に関するニュースだ。 2014年1月22日にMashableに掲載された記事“Amazon Knows What You Want Before You Buy It”(「購入前に欲しい商品が分かってしまうAmazon」)でも、このニュースを取り上げている。 誤解されやすいのは、この仕組みは「欲しい商品を予測し、勝手に顧客に送りつける」のではなく、「出荷時に特定のアドレスを指定しなくても、その商品が必要となると思われる地域配送センターに、1つ以上のパッケージを事前配送しておくアルゴリズム」ということ。これはAmazonサイトの滞在時間や閲覧時間、クリックし

    Amazonの「予測出荷」アルゴリズムを考える
  • 第4回 「とりあえず」を卒業したいマーケターためのビッグデータ入門

    第4回 「とりあえず」を卒業したいマーケターためのビッグデータ入門:【連載】デジタルの時代にマーケターが知るべきこと(1/2 ページ) とりあえずデータ化し、とりあえず蓄積し、とりあえず分析すれば、とりあえず何かすごいことができるかも……。こういう経験ありませんか? 「とりあえず」を卒業したいマーケターのためのビッグデータ活用入門。 マーケティングにとってのビッグデータとは 「第3回 データドリブンマーケティングと『カイゼン』」はデータドリブンマーケティングとカイゼンというテーマでお話をさせていただきましたが、今回は「データ」という流れで、マーケティング界隈でもよく取り上げられる「ビッグデータ」についてお話をさせていただきます。 大量のデータが安価に蓄積でき、Hadoop、MapReduceなどの技術を使って高度な解析が可能になったことで「ビッグデータ」というキーワードは非常な盛り上がりを

    第4回 「とりあえず」を卒業したいマーケターためのビッグデータ入門
  • 第1回 ビッグデータという時代観

    ITmedia マーケティング」にはビッグデータをテーマとしたコラムがいくつかある。ユラス 代表取締役 井浦知久氏が執筆するこの寄稿記事は、しかし、ビッグデータが人類に及ぼす影響までを視野に入れたスケールの大きさで、ほかの寄稿記事と毛色を異にする。 珍妙なバズワード 「巨大データ」なる珍妙なバズワードが、しばらく前から時代を席巻しています。世界中のありとあらゆる情報ソースからインターネットを通じてかき集められたデータが、集計/分析され、あるいはマイニングの対象となっています。 一説には100テラバイトを超えるデータボリュームを持つものがビッグデータなのだそうですが、実際には規模に関わらず、従来ほとんど関心を払われてこなかったような多種多様なデータ、例えば、SNSに流れるつぶやきや、センサー機器の信号などから価値のある情報を掘り起こすような技術を総称しています。 IT専門の調査会社IDCに

    第1回 ビッグデータという時代観
  • 第1回 ビッグデータアナリティクスの全体像

    第1回 ビッグデータアナリティクスの全体像:【連載】ビッグデータアナリティクス時代のデジタルマーケティング(1/2 ページ) 情報技術とマーケティングの関係は今後ますます密接になっていく。では、ITの世界はいま、どうなっているのか? そして、今後どうなるのか? 伊藤忠テクノソリューションズの大元隆志氏が5つの技術トレンドと3つのパラダイムシフトを切り口に、マーケターにとっての「ITのいま」を読み解く。 新たな情報化社会の出現 永らく続いたPC中心の時代は終わりを告げ、ITを取り巻く環境は大きく形を変えようとしている。その変化は単なる技術の変化に留まらず、利用する側をも巻き込み、新たな情報化社会を創りだそうとしている。 大きな変化の渦は、従来の職業に対する概念にも変化を与えている。特定の職種だけに求められていたスキルが、職種の垣根を越えて必要とされるようになってきた。その中の1つにマーケティ

    第1回 ビッグデータアナリティクスの全体像
  • 第1回 衰退する企業と躍進する企業、違いは「事業定義の仕方」にある

    第1回 衰退する企業と躍進する企業、違いは「事業定義の仕方」にある:【連載】「バリュープロポジション」から考えるマーケティング戦略論(1/2 ページ) 「製品志向」で事業を定義する企業は時代の流れに取り残される。米国の鉄道会社のように――。日アイ・ビー・エム 永井孝尚氏によるマーケティング原論の第1回。 米国の鉄道会社が衰退した理由を考える この記事を読んでいるあなたに最初に質問がある。あなたがいま所属してる会社は「どんな事業」を展開しているだろうか? まずは、記事から目を離して10秒程考えてみて欲しい。 もし、「IT事業」「広告事業」「鉄鋼事業」「自動車事業」「家電事業」「電力事業」という言葉があなたの頭の浮かんだとしたら、あなたの会社は危ないかもしれない。実際にそのように考えてしまった結果、衰退した会社があるのだ。米国の鉄道会社である。 昔の米国では鉄道は主な輸送手段だった。しかし

    第1回 衰退する企業と躍進する企業、違いは「事業定義の仕方」にある
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