「自分はバスケットボールのポイントガード。チームワークを重んじる。目立つ選手ではないが、結果を残していく」 野田首相は4月30日(日本時間1日)のオバマ大統領との会談で、自らの政治スタイルをそう語った。 大統領のバスケットボール好きは有名。「ポイントガード」は、得点につながるパスを繰り出す司令塔役だ。首相はさらに、会談後の共同記者会見で、大統領について、相手守備に切り込んで得点を稼ぐ「パワーフォワード」と評し、連携をアピールした。 大統領もその場で「野田首相は柔道の専門家。黒帯だ。(記者団から)不適切な質問が出たら守ってくれるだろう」と述べ、柔道が得意な首相に“お返し”するユーモアを見せた。