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ブックマーク / takekuma.cocolog-nifty.com (2)

  • 今月23日、明治大学でマンガ研究をめぐるシンポジウム: たけくまメモ

    えー、実はもう来週の水曜日なんですが、12月23日午後1時半から、お茶の水の明治大学リバティホールで、フランスのマンガ研究家ティエリ・グルンステン氏を招いたシンポジウムが開かれます。当日はグルンステン氏の他、明治大学の高山宏教授、作家で博物学者の荒俣宏さん、マンガ評論家で東京工芸大准教授の伊藤剛氏、俺、が壇上に上がって「マンガ文法」をめぐるディスカッションを行います。 このシンポジウムは、グルンステン氏の『マンガのシステム』(青土社)の日語訳出版を記念して開かれるものです。 近年は日でも夏目房之介氏の一連のマンガ論や、伊藤剛氏の『テヅカ・イズ・デッド』(NTT出版)などによりマンガ研究の一分野として「マンガ表現論」が確立した感がありますが、フランスでは早くから芸術研究の一環として「BD(バンド・デシネ。フランスでのマンガの名称)研究」が盛んであり、グルンステン氏はその第一人者です。明治

  • 竹熊君、“紙”はもう、ダメだよ…(後編): たけくまメモ

    これから紹介する話は、ごく最近、知人のA君と俺が交わした会話をまとめたものです。登場する人物名はすべてアルファベット表記(イニシャルとは限りません)ないしは記号表記にし、意図的にぼかしている記述がありますが、話の大意はこの通りで、特に金額の数字についてはA君の発言のままにしてあります。 A君は俺と同世代ですが、学生時代にライターデビューし、現在は小さい編集プロダクションの営業と経営に徹しています。社員は社長であるA君と、奥さんのみ。しかし、最近まで常時3~40人のライター・エディター・デザイナー(すべてフリー)を抱えていて、A君が営業をかけて出版社からもらってきたムックや単行仕事を、その都度自分の抱えるフリーから4~5人選んでチームを組んで、丸々一冊を1~3ヶ月かけて編集・制作していました。こうした請負仕事(その中にはA君の企画もあります)を彼の会社では常時、8~10冊は抱えていたので

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